「静謐の星を発見しえぬ時は・・・死を持って償いとなせ」
- 声優:甲斐田裕子
概要
- 所属:帝星ガトランティス
- 肩書:丞相
- 年齢:地球換算で23歳⇒26歳?(2202時点)
- 異名:『白銀のシファル・サーベラー』(2199)
『白銀の巫女』(2202)
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』に登場したガトランティスの女性キャラクター。『さらば宇宙戦艦ヤマト』と『宇宙戦艦ヤマト2』に登場したサーベラーのリメイクキャラクターでもある。
容貌は、ガトランティス人特有の緑色の皮膚、白銀のロングヘアー、白いボディスーツ、白いマント(内側は炎の模様)、扇子を手にしている。オリジナルとは違い皮膚の色こそ変更されたが、その外見は『さらば宇宙戦艦ヤマト』版のサーベラーを模している。もう1つ、オリジナルと違う点は、耳がエルフ耳のように尖っている点である。これについては詳細な情報はない。純粋なガトランティス人とは違う人種の可能性も有り得る。
大帝の寵愛を受けたことで、23歳と言う若さでありながらも丞相の地位に座ったと噂されている妖しい美貌の女性官吏。大帝からの命令を他の諸侯に伝えるパイプ役も果たしており、丞相としての権力を振るっている。その事からか、白銀のシファル・サーベラーと呼ばれている模様。
グタバ方面大都督ゴラン・ダガームにも、度々進捗状況を聞き入れたり、大帝の意志を伝えたりする。卑しい出自のダガームを『盗賊の頭目』と言って嫌い見下している。
続編の『宇宙戦艦ヤマト2202』にも引き続き登場し、内政、軍政、運航を司る立場にある。またキャラクター名の表記がフルネームではなく、〝サーベラー”だけになっている上に異名が若干変更され、〝白銀の巫女”と呼ばれている。大帝への忠誠は絶対であり、彼の意をくみ取り指示を下す。
経歴
星巡る方舟
今回は通信機の映像にて登場している。ダガームの進捗状況を聞いていたが、中々発見できないダガームに対し、目的を達成できない時は死を持って償え、と言い放っている。同時に、ヤマトを手土産にしてはどうかと意見を出されたが、「うつけ!」と却下されている。
その後、ボドム・メイスから連絡を受けて、惑星シャンブロウの攻撃中止を言い渡した。ダガームが、ガミラスとヤマトを一掃する事を理由に反論するが、「大帝に献上する星を傷付けてどうする」と、にべもなく却下される。
さらには「所詮、出自は盗賊の頭目」と見下したことでダガームが激怒。それ構わずに「ガミラスの科学奴隷に作らせた火焔直撃砲を持たせる器ではなかったか」と馬鹿にした笑みで発言したため、その後の通信を強制的に斬られている(ダガームが通信機を壊した)。
小説版
小説版と劇場版における、彼女の差異はあまり見られない。しかし、ダガームを激怒させるうえでの発言が一つ増えており、「だがら言ったのじゃ。馬 鹿 に は 無 理 じゃとな」と発言している。どうやら推薦したのは大帝自身の様で、きまぐれであったことが明かされている。
2202
第一章
帝星ガトランティスの中枢とも言える大帝玉座の間で、数名の幕僚最高位と共に立ち姿が確認される。大帝へ第8浮遊大陸基地を占拠していた前衛艦隊が全滅した事を報告した次いで、その中の1隻(カラクルム級戦闘艦)が地球へ単独ワープを行った旨を報告した。
同時にテレサのコスモウェーブが届いた先である事も判明した故、大帝が「地球か・・・」と呟いたのを察したサーベラーが「大帝の決は下った」と代わりに命令を発して地球へ帝星ガトランティスを前進させた。