片手もしくは両手で対象の口を塞ぐ行為。
後ろからいきなりもしくは前から口を手で押さえつけ、対象の発声を封じることを目的とする。手を使った猿轡とも捉えられる。弱いハンドギャグであれば首を振って逃れられるが、強いハンドギャグの場合手を使ってしか振りほどくことができない。また、口と同時に鼻も塞がれれば空気の出口が無くなるため、蚊の鳴くような小さな声しか挙げることができなくなってしまう。
誘拐や陵辱といった不穏な状況にありがちな行為であり、襲った対象の声、悲鳴を周囲に聞かれたくないときに使われる。実際こういった場面でハンドギャグを行う場合、指で唇を割るようにして塞いでしまうと噛みつかれる恐れがあるので、しっかりと手のひらの部分を唇に密着させ、親指を鼻に引っ掛け、残りの指で頬を押し潰すようにする。
また、口を塞いでいる時の対象のくぐもった声、苦しむ表情と押さえつけられてくびれる頬、そして唇の感触などを楽しむというフェティッシュな目的を持って使われることもある。誘拐などをイメージさせるため、いわゆるDID好きには好む者も多い。
言うまでもないが相手の同意なく行えば犯罪であり、仮にならなかったとしても変質者確定である。行うのは同意の下のプレイか妄想の中だけにしよう。
