ヨーロッパの航空機製造メーカー。フランス、ドイツ、イギリス、スペインの4か国による合弁企業である。
アメリカ合衆国のボーイングと旅客機市場をほぼ二分する激しい競争を繰り広げている。
フランス、トゥールーズに本社と最終組み立て工場がある。ドイツ、ハンブルクにも組み立て工場を持っている。
なお、軍用機の製造も行なっている。
また子会社にはヘリコプターの製造・開発を行うエアバスヘリコプター社(ユーロコプター)が存在する。
日本におけるエアバス
日本では日本エアシステム(JAS)がA300を導入し、JASが日本航空(JAL)に吸収合併された後はJALに継承された。(JALのA300は2011年に退役)
その後、JALはエアバス機を運用していなかったが、2013年にA350の発注を発表。2019年に就航予定。
また、全日本空輸(ANA)やスターフライヤー、LCC各社がA320を導入している。
さらに、スカイマークが国際線進出用にA380を発注している。
もちろん、海外の航空会社が運航するエアバスの各機種も頻繁に乗り入れている。
主な機種
A380 (オール2階建ての世界最大の旅客機)
A350 (開発中 ボーイング787の競合機と言われている)
A310MRTT (A310を母体に開発された多目的給油・輸送機)
A330MRTT (A330を母体に開発された多目的給油・輸送機)
A400M (開発中 先進的なメカニズムや国際情勢の変動が災いし大幅に開発が遅れている)