概要
CV:藤巻恵理子(ドラマCD、テイルズオブファンダムVol.1、PS2版共通)。
PS版ではリオンの世話係という一メイドだったが、PS2版ではメイド長に昇格している。
リオンが素直に心を開くことができる相手で、彼を本名の「エミリオ」の名で呼ぶ唯一の人物(公私の区別はきっちりしており、こう呼ぶのはリオンと二人きりの時のみ)。
PS版とPS2版ではリオンとの関係性が異なっており、PS版ではマリアンがリオンへ向ける感情は同情と憐れみでしかなかったが(そのためルーティに激怒されている)、PS2版ではマリアンの方もリオンへ姉弟愛のような特別な感情を向けており、リオンの足かせになるくらいならと自決を考えるほどに相思相愛である。
なおPS2版ではスタンが気を遣って嘘をつき、最後までリオンの死を知らされず(察している気配はある)、その後いつまでもリオンの帰りを待っている。
コミック版のマリアン
啄木鳥版
設定はPS版のままだがリオンとの関係性にアレンジが加えられており、マリアン自身もリオンを大切に思っているのが特徴。リオンとヒューゴが親子でありながら、冷え切った関係のままでいいはずがないとして、ヒューゴへ直談判するなどのシーンがある。
終盤、リオンへの人質としてダイクロフトへ連れてこられるが、ルーティに保護される。しかしスタン達をおいて地上へ戻れないというルーティに、勇気を振り絞って同行し、ヒューゴの元へと駆け付ける。
ヒューゴの容赦ない攻撃を目の当たりにし恐怖に動けなくなるが、身を呈してソーディアン・ベルセリオスの刃からルーティを庇い、そのままベルセリオスを持って逃亡。ベルセリオスを捨てようと出口を探すが迷ってしまい、偶然にも「神の眼」へとたどり着いてしまう。
そして意識が残っていたベルセリオスに体を乗っ取られ、ソーディアンチームと戦うことになってしまう。
エンターブレイン出版アンソロジー第1巻では同じく啄木鳥氏による主役のエピソードが収録されている。
啄木鳥版のマリアンとリオンの関係はPS版よりも良好であるため、このエピソードでは二人の出会いと本名を知らされるまでの様子が描かれた。ちなみこのリオンの世話係が初めての仕事だという。
くおん版
ゲーム版順守で大きなアレンジはほとんどないため、マリアンとリオンの関係もゲームのまま。
他作品出演
ファンダムVol.1、タクティクス、カードエボルブ、パチスロ版TOD、レイズ等に登場。
タクティクスでは戦闘に参加し、パチスロではアニメシーンに初登場。レイズでは新たなチャット絵(デフォルトの絵のみカードエボルブの絵を使用)及び3Dポリゴンが作られた。
レイズで久々にシナリオへの本格的登場を果たす。鏡映点(具現化の術で魂をコピーされてティル・ナ・ノーグに現出した、強い力を持つ存在。所謂歴代キャラクター達が該当)の中でも、とある特別な力を持つ「特異鏡映点」として、彼女の存在が大きなカギを握っている。
登場が判明したのは8章だが、登場自体は7章からしており、その時の名義は単に「メイド」のみで、8章の伏線となっていた。
また、イベント「ティル・ナ・ノーグ ハロウィン」から登場するジューダスとは、この作品で遂に出会う事になるが、ジューダスは彼女と会う事を意図的に避けている。彼の「真実」については嘘を即座に見破っており、更にリオンとジューダスの会話の場にいた事もあり、知っている。
外見
外見は媒体によって多少あやふやだったが、現在は黒髪で固定されている。
PS版でのドットグラフィックは灰色が強い黒髪にホワイトブリムなしだったが、テイルズオブファンダムVol.1で黒髪で固定され、ホワイトブリムが追加された。
啄木鳥版は黒髪。ちなみにマリアンが黒髪で描かれたのはこの啄木鳥版が最初である。(連載は98年から2001年まで。ファンダムVol.1は2002年発売)
くおん版ではベタやトーン処理はされてなかったので、おそらく金髪。
ちなみに漫画版のマリアンは啄木鳥版、くおん版どちらもホワイトブリムはつけていない。小説版ではTOD本編とTOD2のリオン外伝共にいのまた氏が挿絵担当だが、姿が異なっている。
身長は啄木鳥版ではリオンとスタンの中間程度、PS2版DCではリオンより低い旨の台詞がある。
関連イラスト
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