概要
『最強ジャンプ』で掲載されている「ONEPIECE」のスピンオフ作品。本編よりもかなりはっちゃけたギャグ漫画。
作者は『魔神のガルド!』の安藤英(元尾田のアシスタント)。
この漫画を作るにあたって、原作者の尾田先生にネームの段階で原稿チェックをしてもらっている。
...尾田先生が「ゾロはもうたしぎをパクリ女とは呼ばない」と指摘
...「よう、メガネ女」に変更
とにかく細かいネタが多く、特に3巻掲載の「盃兄弟物語」ではエースがサボの所持品全てに名前を書いていたり、ルフィがサボを「はい さんぼうちょう」と呼んでいたり、挙句の果てにはコアラに殴られたサボが「ぶったなァ!! ドラゴンさんにもぶたれたこと無いのにィ!!」と泣きごとを言ったりと爆笑ものの展開が待ち受けている。
ちなみに『最強ジャンプ』の読者層は小学生だが、ちょっとエッチな描写も(少なくとも本編よりは)多く、同誌の広告ページでは「最強ジャンプのお色気枠!」などと銘打たれていた。
尾田先生にチェックしてもらっているわりには
ローがキャラ崩壊していたり←本作の一番の特徴である
サンジの変態度がかなり増していたり
なお、この漫画には、本編にも扉絵劇場にも描かれなかった話も登場する。
(ポートガス・D・エースの項目を参照。)
主な登場人物
麦わらの一味
- モンキー・D・ルフィ:主人公。バカ。
- ロロノア・ゾロ:「ゾロ、今何時?」「14時60分」
- ナミ:かわいい。
- ウソップ:毎話チョッパーと共に前説を行う。
- サンジ:本編以上にスケベ。ローとのデービーバックファイトではウソップスペルならぬサンジスペル「ドフラミンゴの作った鳥籠の中で梅干し入りサンドイッチを食べ その様子をヴェルゴにビデオで撮られる」を披露し勝利した。
- トニートニー・チョッパー:かわいい。
- ニコ・ロビン:かわいいもの好き。
- フランキー:変態。
- ブルック:パンツが見たい。
11人の超新星
- トラファルガー・ロー:本作最大の被害者。事あるごとにイジられまくり、麦わらの一味とくだらない対決を行ったり、協力したり(という名目の奉仕活動をさせられたり)する、王下七武海(笑)。絵を描くのが好きだが出来は悍ましい。
- ペポ:電波なキャプテンを陰で支える健気なシロクマ。
- 殺戮武人キラー:ボケまくる。
- ユースタス・キッド:突っ込みまくる。
麦わら大船団
- バルトロメオ:サウザンドサニー号ツアーに参加し滂沱する。「嬉しいベェー! もう死んでもいいべー!!」
- キャベンディッシュ:ハクバは未だに子分杯を認めていないようで、勝手にフォクシー海賊団に助太刀していた。
- オオロンブス:酔った勢いで空から落ちてきたゾロを投げ飛ばして凪の海まで吹っ飛ばす。
世界政府
- モンキー・D・ガープ:今のところ回想編のみの登場。
- スモーカー:ハードボイルドに決めようとするがギャグマンガな時空のせいでボケる。
- たしぎ:スモーカーと間違えてストーカー大佐の船に乗ってしまった。
- ヤリスギ:スモーカーを差し置いて麦わらの一味を捕まえようとした。
- CP9:まだ本編(第2部)に出てなかったにも拘らず第2話でいきなり登場。十重の塔(司法の塔そっくり)にナミとロビンを攫い、麦わらの一味をおびき寄せたが…?
- ワンゼ:第1話にいきなり登場。伝説の「ニクニクの肉」の情報を知っている。鼻でモンブランも作れるようになり、挙句の果てには月歩まで身に着けた。
新旧王下七武海及び関係者
- ボア・ハンコック:かわいいおばはん。
- クロコダイル:番外編「ヒーロー!!」に登場する怪人砂鰐男。「プルトンはどこだー ドルトンじゃねーぞ」
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ:怪人糸フラミンゴ男。
- ゲッコー・モリア:怪人影蝙蝠男。
- オーズ:鬼ヶ島の鬼役で登場。
四皇関係者
- 白ひげ:大物。
- マルコ:茶ひげから「うるせえよ…チビエースにチビマルコ」と呼ばれ激怒する。
- ポートガス・D・エース:番外編「ルフィ桃太郎」「エピソードオブエース 火は消えない」「盃兄弟物語」で登場。いずれも本編に負けず劣らずの活躍を見せる。
- 赤髪海賊団:「ヒーロー!!」でムギワラレンジャーの上官役で登場。笑福亭ネズミ以外全員アホ。
一般市民
- ネフェルタリ・ビビ:頻繁に登場しているが、諸事情につきロビンとは顔を合わせていない。父親思いの優しい王女だが、魅惑のメマーイダンスは黒歴史らしい。
- ダダン:嘘が下手。
- しらほし姫:あのさ安藤先生、誰がカイデ姫描けっつった!?
革命軍
- モンキー・D・ドラゴン:すぐ寝る。
- サボ:ブラコン。
- コアラ:サボが好きすぎる。