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アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)の編集履歴

2017-12-10 02:07:00 バージョン

アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)

あびげいるうぃりあむず

「Fate/Grand Order」の登場人物。

概要

Fate/Grand Order」1.5部第四話「禁忌降臨庭園セイレム」の登場人物。

配信直前の生放送にて「全てが謎に包まれた少女」として紹介される。サーヴァントである事は確定なのだが、真名はおろかクラスすらも一切不明。


愛称は「アビー」。

レイシフト先である西暦1692年のセイレム村に暮らす少女

真夜中、村の子供たちとおまじないごっこに興じてる最中、獣に襲われ主人公達に助けられる。


人物

好奇心が旺盛で無邪気。年頃にしては礼儀正しく聡明であり、叱られた時は自分の非を認め反省する素直さを持つ。また、当時では迫害や軽蔑の対象であった黒人奴隷の使用人や村の鼻つまみ者である少女に対しても、家族や友人として対等な目線で慕うことの出来る優しい性格。

ただし本来は年相応の子供らしく甘えん坊であり、彼女の気丈さがその子供らしさを押しとどめているといえる。


両親を先住民に殺された経緯から、母方の伯父であるランドルフ・カーターに引き取られる。

セイレム村から一度も出たことは無く、外の都市や異国の物語、知らない文化の話を聞くのが好き。

ただ両親の件から「村の外」に対して憧れと同等の恐怖も抱いている様子。


関連人物

ランドルフ・カーター

母方の伯父。厳しく真面目だが思慮深く、村人からも信頼されている知識人。ボストンで大学教授をしている。本来の歴史に置いてアビゲイルの叔父は牧師のサミュエル・パリスであり、ランドルフ・カーターはH・P・ラヴクラフト作品の登場人物であるはずだが…?


ティテュバ

他界した両親の頃から働いている黒人奴隷の使用人。家族同然に慕っている。


ラヴィニア・ウェイトリー

セイレム村で厄介者扱いされている一家の娘。

アルビノであるため彼女も気味悪がられているが、アビーにとっては色んなお話をしてくれる大切な友人。


アビゲイル・ウィリアムズといえば「セイレム魔女裁判」において最も有名な少女である。

史実では、彼女が村の少女たちと奴隷の使用人から教わったまじないをしていたところを、大人たちに見つかり叱責される。だが、その最中に従妹と共に奇妙な痙攣やひきつけを起こし、それが「悪魔に憑かれた」「魔女の仕業だ」と騒ぎになるところから悲劇が始まる。

アビゲイルと従妹のベティーはその後、様々な村人を「こいつが魔女だ」と指し示す。彼女たちの「告発」によって魔女に仕立て上げられた村人は200名にも及んだ。


以上の史実と今作の「アビゲイル」とは大きな食い違いが生じる。

彼女はまじないごっこにこそ興じたものの、使用人をとても慕い言われなき非には反論した。村人たちの疑心暗鬼に心を痛め事態の収拾を心から願った。そしてなにより、亜種特異点セイレムの魔女裁判はアビゲイルの関わりない状況で進行していった。


果たして、彼女は何者なのか。本当に「アビゲイル・ウィリアムズ」なのか……。


関連イラスト

異端なるセイレム

セイレムのあの子✦✦✦


関連項目

Fate/GrandOrder 禁忌降臨庭園セイレム

少女 金髪碧眼 フリル リボン ぬいぐるみ ドロワーズ

アビラヴィ











|^以下、「禁忌降臨庭園セイレム」の重大なネタバレを含みます|


























一片の罪も持たない人がいる・・・? 罪の子で無い者がこの世にいるのかしら…?

ならば、救い(punish)を、あたえるわ。

プロフィール

真名アビゲイル・ウィリアムズ
クラスフォーリナー
性別女性
身長152cm
体重44kg
出典史実
地域北米マサチューセッツ
属性混沌・悪
好きなものパンケーキ、お酒(未飲)
苦手なもの魔女、
設定担当不明
ILLUST黒星紅白
CV大和田仁美

概要

Fate/Grand Order」に登場するフォーリナーサーヴァント。レアリティは☆5。

1.5部第四話「禁忌降臨庭園セイレム」のキーキャラクターを務める。

なお期間限定実装キャラクターであるためピックアップ終了後は召喚不可となるので注意されたし。


再臨によってボイスや宝具演出、マイルームでの会話内容や経験値加算時のレベルアップ台詞が変わるタイプのサーヴァント。

こういった演出を持つサーヴァントは他に、諸葛孔明(エルメロイⅡ世)やニトクリス(水着)等が、これに当てはまる。


彼女は本来、外なる神とは無縁の存在であり、サーヴァントとしても現界できない幻霊に近い存在であった。だが、魔神柱「ラウム」によってその(神降ろしの)巫女としての素質を見出され、「繰り返される魔女裁判」という結界によって醸成されたのが現在の彼女である。結果として彼女は外なる神とつながりを持ち、その存在は英霊の座に刻まれると同時に「意思を持つ銀の鍵」となった。


途方もない目的のために幻霊より作り出された人工サーヴァントという意味では、アルターエゴや疑似サーヴァントに近いといえる。


真名

17世紀末。清教徒の開拓村セイレムで起きた「魔女裁判事件」。

最初に悪魔憑きの兆候を示した一人が少女アビゲイル・ウィリアムズだった。

悪魔憑きの異常な症状は他の少女たちにも伝播し、およそ一年にわたって多くの村人が告発された。

その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招いた。

少女たちの真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されている。


清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢な少女だ。多感で疑うことを知らない、年頃の娘にすぎない。


清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。


退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように―――。

自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ。

―――彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければなんなのだ、と。


果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて。


罪はどちらにあるのだろうか。


人物

篤い信仰心を持つ清廉な少女。しかしラヴィニアをセイレムに呼び寄せた理由が「神の光の届かない可哀そうな彼女も、自分なら愛することができる」だったため結構な傲慢さも秘めている。

第二再臨以降の、完全に降臨者として覚醒した彼女は、曰く「悪い子」となる。

外なる神を「我が父なる神」と仰ぎ、その言動は狂気的とさえ言えるほどに攻撃的でハイテンションとなり、人間状態の人格が反転したかのように衝動と欲望に素直になる。

ただし根幹の甘えん坊な子供らしい部分は健在であり、それを阻害していた気丈さが薄れた分だけ、より素直に接してくる。


能力

銀の鍵そのものとなった彼女はヨグ=ソトースの門(窮極の門)を通じてあらゆる空間にアクセスすることができる。ただし彼女以外が門をくぐる際は、その門やその向こうに広がる世界に正気を持っていかれないだけの強靭な精神力を必要とする。


また戦闘時では虚空から吸盤のある触腕を召喚し、相手を打ち据えて攻撃する。これが父なる神の触腕なのか、それとも別のものなのかは不明である。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香BACBCA

スキル

信仰の祈り(C)清貧と日々の祈りを重んじる清教徒の信条。
正気喪失(B)少女に宿る邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいともたやすく崩壊させる。
魔女裁判(A)本人が意図することなく猜忌の衝動を引き寄せ、不幸の連鎖を巻き起こす、純真さゆえの脅威。
領域外の生命(EX)詳細不明。恐らくは地球の理では測れない程の生命を宿している事の証左と思われる。
狂気(B)詳細不明。人間を容易く狂わせる狂気を放つ彼女自身もまた、狂気に陥っているということだろう。
神性(B)その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。異端の神であるヨグ=ソトースに関わる「銀の鍵」そのものとなった彼女は高い神性を持つ。

宝具

光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)

アビゲイル

  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:???
  • 最大補足:?人

我が手に銀(しろがね)の鍵あり。虚無より現れ、その指先で触れ給う。

我が父なる神よ、薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん・・・!


人類とは相容れない異質な世界に通じる“門”を開き、対象の精神・肉体に深刻なひずみを生じさせる、邪悪の樹クリフォトより生い添う地下茎。

効果対象は“鍵”となるアビゲイル個人の認識に束縛される。それゆえの対人宝具。

本来ならば対界宝具とでもいうべき、際限の無い性質を有している。


ゲーム内での種別はBuster。効果は【敵単体の強化状態を解除&超強力な攻撃&クリテイカル発生率をダウン<オーバーチャージで効果UP>】。


霊基第一段階では、眩い光を放つ鍵穴に相手を吸いこみ、何処へと誘って消し去る。

……が、これが霊基第二段階に至ると本性を現す。


イグナ……イグナ、トゥフルトゥ・クンガ……

我が手に銀の鍵あり。虚無より現れ、その指先で触れ給う。

我が父なる神よ、我、その神髄を宿す現身とならん。薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん・・・!


無数の冒涜的な海魔の触腕によって次元の闇に引きずり込まれ、外宇宙へと放逐されるというまさにSAN値直葬級の攻撃であることが判明する。

台詞も初期は力の制御に専念するような苦しげなものから、霊基再臨が進むと父なる者に救いを乞う呪文を唱えるようになり、終始冷淡な態度を貫き通す。


ゲームでの性能

HP:14,000弱/ATK:12,000強と、バランスの良い攻撃型のステータス。

カード配分は《Quick:1/Arts:3/Buster:1》のキャスター型で、ヒット数も〔Q:4/A:6/B:4/Ex:5〕とどれも多段ヒットする。

Arts性能は低めだが、スキルや礼装でのサポートで十分補助できる範囲であり、むしろQ始動でスターを稼ぎながらNPを貯めていくスタイルが強みとなる。

バーサーカーの「狂化」と同類のBuster強化のクラススキルである「狂気(B)」を持つため、Buster攻撃もなかなかに強力。

そしてクラス特性としてアーチャー級のスター集中率を持ち、さらにクラススキル「領域外の生命(EX)」の恩恵でスターを自前で産出できる。


クラス:フォーリナーは「バーサーカー」に攻撃・防御ともに有利、「アルターエゴ」に攻撃・防御ともに不利となる。またフォーリナー同士では互いに有利となる。


スキルは、3ターン味方全体に宝具威力UPとNP獲得状態を付加する「信仰の祈り(C)」、敵全体に3ターン恐怖状態と防御ダウンを付加する「正気喪失(B)」、敵単体のチャージを1減らしつつ3ターン攻撃力をダウンさせる「魔女裁判(A+)」、の三つ。

「信仰の祈り」のNP効率は+10固定というこの手のスキルとしては破格の性能を誇り、宝具威力アップも単体強化並みの補正値を有する。

「正気喪失」の恐怖状態はジル・ド・レェのスキル「深淵の邪視」で先行実装されたもので、3ターンの間にランダムで1ターンのスタン状態が相手に発動する。

「魔女裁判」はチャージ進行の停滞と、敵の攻撃性の鈍化を同時に発生させる。チャージ減退はデバフ扱いされないことからほぼ確定で入るうえ、攻撃力ダウンもスキルレベルを上げていくとその減衰率が顕著になってくる。

ただし3スキルとも初期チャージターンが9、最短で7と効果のわりには長めで回転率が些か低い。


宝具は上述通り。

強化解除が先行して発生するという、天草四郎の「双腕・零次収束」と同じ手順で効果が現れるため、回避・無敵・防御バフの一切をひっぺがえして宝具攻撃を直撃させるという極悪な特性を発揮する。


総じて単体アタッカーとサポータを兼任可能なマルチプレイヤー。

特にスター生産役をサポートに付けてメインアタッカーを張った場合、宝具が高速で回るうえにArtsカードの多さでパーティー全体のNP効率を促進しつつ、自身も宝具で問答無用の大ダメージを叩き込み、隙あらば強力なクリティカル攻撃で相手をボコボコにしながらNPチャージを加速出来るという強烈な個性を持つ。


育成に関しては素材自体そこまで難儀なものはなく、限定イベントで回収していけば賄えるレベルで補充可能と、☆5特有のQPの馬鹿食いさえ目をつむれば優しい部類になる。


本領発揮はバーサーカー戦で、特にクリティカル攻撃を容赦なく連発するキメラ系の対策として優秀。

弱点であるアルターエゴクラスもイベント戦でもない限り登場しないので、クリティカルヒッター運用を軸にすれば等倍で第ダメージを狙える優秀なアタッカーとして働いてくれる。

ただ「神性」という属性だけはデメリットになりやすく、特定クラス以外を等倍ダメージで受けるアビーには割と辛いものがある。


そして敵として登場したときの厄介さは、1.5部4章を経験したマスターなら嫌でもわかるはず。

アルターエゴクラスが使えない場合は、女性・人型・神性のどれかで弱点を突くことが出来るものの、宝具を解放されればどの道助かる方法がないため、短期決戦を強いられることになる。


関連人物

シャルル=アンリ・サンソン

贖罪の在り方を痛みを与えることで「救い」としたアビゲイルとは対照的に、人と罪を切り離し苦痛なき「死」によって罪から解放する事を「救い」とした処刑人。


ダビデ

彼女が信仰する宗教に関わる名の知れた偉人。マイルームにて言及が有る。

伝説の通りの勇ましいダビデ王を期待していたが、性格があまりにも奔放なので、「信仰が揺らぎそう…」とガッカリしているようだ。


黒い外套のジル・ド・レェ

彼女と同じく、異界の怪物に関した魔術を扱う男。マイルームにて言及がある。

アビゲイル曰く、何かと気にかけて親切にしてくれているらしく、不思議がっている。

もしかすると、異端の神を崇めながらも本来の信仰心は失わないアビゲイルに己を重ねて見ているのかもしれない…


トーマス・エジソン

将来のアメリカ国民と言うことで、気にかけられている。

彼女にとって未来となるアメリカの歴史を6時間かけて講釈しており、それに最後まで付き合った彼女の真面目さが伺える。


ジェロニモ

生前に彼の民族とは対立関係にあったことから苦手意識を持っている。ただしジェロニモの人となりは理解しているようで、仲良くなりたいと努力している。


ミドラーシュのキャスター

亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園セイレム』で仲良くしていた記憶からお互いに気安い関係。たまに彼女の想い人の話を振ってはからかう仲である。


関連画像

センシティブな作品センシティブな作品

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関連項目

Fate/GrandOrder フォーリナー(Fate) サーヴァント

魔女裁判 信徒 救済 魔女 クトゥルフ神話 

ヨグ=ソトース

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