問おう。あなたがわたしのマスターか
プロフィール
真名 | アルトリア・ペンドラゴン(アーサー王) |
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性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 42kg |
スリーサイズ | B73/W53/H76 |
出典 | アーサー王伝説 |
地域 | イギリス |
属性 | 秩序・善・地 |
イメージカラー | 青 |
特技 | 器械運動、ひそかに賭け事全般に強い |
好きな物 | きめ細かい食事、ぬいぐるみ |
苦手な物 | 大雑把な食事、装飾過多、蛸 |
天敵 | ギルガメッシュ、いたずら好きの老人 |
CV | 川澄綾子 |
テーマ曲 | 約束された勝利の剣 |
人気投票 | 1位(女性1位・型月10周年記念) |
※第4次でのプロフィールはZeroセイバーを参照。
概要
第五次聖杯戦争において衛宮士郎に召喚されたセイバーのサーヴァント。
青いドレスに白銀の甲冑を纏い、雄々しく戦う、見目麗しい金髪碧眼の少女剣士。
『Fate/stay night』におけるメインヒロインの1人であり、Fateシリーズを代表する顔。
シリーズ全体においても、単に『セイバー』と言えば彼女を指す。
第四次聖杯戦争(Fate/Zero)では、衛宮切嗣により召喚。
切嗣の勝利至上の戦闘方針と、セイバーの騎士としての誇りは相容れることなく、結果反目し合う。
当時、彼に直接声をかけられたのは3回のみ(つまり令呪の命令)という徹底ぶり。
第五次聖杯戦争の折、士郎の体内にある聖剣の鞘が触媒となって召喚される。
士郎に剣の誓いを立て、彼とともに聖杯戦争を戦う。
人物像
律儀で丁寧、そして負けず嫌い。いわゆる委員長属性、悪く言えば頑固なのかもしれない。
可愛らしい物(例えばぬいぐるみ)を好むという少女らしい一面も。
見かけによらずかなりの健啖家。本人曰く「魔力の供給不足を補うため」とのことだが、食へのそのこだわりようを見れば明らかにそれだけではない。そんな事からついたあだ名が「腹ペコ王」。
続編『Fate/hollow ataraxia』では、たびたび同居人のライダーから「何もしていない」とチクチク言われたりも(ただし家事手伝いは真面目にしている)。
普段は沈着であるが熱くなりやすい面も有り、勝負事となれば(どんな下らないことでも)手を抜かない。持ち前の直感もあり、賭け事にはことさら強い。
また、生真面目で実直な性格の為か空気が読めない一面も。歯に衣着せぬ物言いで、無意識に相手にダメージを与える事もしばしば。
宝具の影響で老化が止まっているためそうは見えないが、ヒロイン中では一番人生経験豊富。実年齢を含めるなら、天寿を全うした人物が希少な英霊としては長生きした方になる。
ファッションには殆ど興味がないが、士郎に似合うと言われた私服はお気に入り。
泳げないのに水着姿が豊富。『hollow』の白ビキニが有名だが、ハイレグワンピースタイプも存在。現在は競泳水着姿やランサー時の衣装など、かなりハイレグ率が高いキャラクターになっている。
真名
真名はアルトリア・ペンドラゴン。ブリテンの伝説的君主、アーサー王その人である。
15歳で選定の剣を引き抜き、不老の王となった。
王となった彼女は騎士達が望むような「完璧な王」として振る舞うが、彼女の合理主義的な決断(1つの村を干上がらせ、物資を調達し軍備を整える等)は、理想論的な騎士道精神を掲げる騎士達と相容れることはなくやがて円卓の中で孤立していくこととなる。
「完璧な王」という機能に徹するあまり部下の苦悩や国民の限界を察することが出来ず、また部下達も彼女の事を正しく理解しないまま盲目的に崇拝していた。結果、円卓の騎士は思い違いや愛憎などに汚染され崩壊、ブリテンは急速に破滅の道を突き進んでしまう。
聖杯に託す願いは「選定のやり直し」。
己の全てを捧げ国の為に尽くしたが、その思いも空しく故国は滅亡。自身の選択に未練や後悔は一切無く、だからこそ「別の者が王となれば国は救えたのではないか」と考え聖杯を得るために「世界」と契約する。
能力
見た目は華奢だが大の男と渡り合う力を持つ。これは彼女が有する「魔力放出」スキルによるもの。
普通の少女と同レベルの腕力しかない彼女だが、自身の持つ莫大な魔力でフォローすることでその力を得ている。戦闘時に纏う鎧も、同様に魔力で編まれたもの。
『Zero』ではこのスキルを応用し、分解しそうになったオートバイを魔力で補強している。
各方面において高い能力を持つ彼女だが、第五次聖杯戦争ではマスターである士郎が魔術師として未熟であることが祟り、その能力には大きく制限がかけられている。
魔術師マーリンの計らいにより人の身ながら竜の因子を持って生まれてきており、魔術回路を用いずただ生きているだけで魔力を生成出来る。その恩恵の一方で竜殺しの逸話を持つ英雄・宝具とは相性が悪い。
湖の精霊の加護を受けており、水面に立ちその上を歩くことが出来る。このため、生まれてこの方泳いだことがなく、戦場でも彼女は湖面や川面を文字通り走っていたという。荒波をも駆け抜ける、とは本人の弁。その影響で泳ぎの経験は皆無で事実上かなづち。ただし運動神経は良いので、ちゃんと訓練すれば普通に泳げる。
生前に「世界」と契約したため正確にはまだ死んでおらず、彼女はカムランの丘から直接召喚される。なので本来は無しえない過去の聖杯戦争の記憶を引き継ぐことが可能。また、生者である彼女は霊体化が出来ず、「サーヴァントは全盛期の姿で召喚される」というルールが適応されないため、宝具をいくつか失っている。
ステータス
保有スキル
対魔力(A) | 魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。 |
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騎乗(B) | 乗り物を乗りこなせる能力。元々馬上戦闘に秀でた騎士であるためランクは高く、魔獣・聖獣ランク以外なら乗りこなす事ができる。また、生前には存在しなかった自動車やバイクさえも「現代の乗騎」と見なせるため直感で乗りこなせてしまう。 |
直感(A) | 戦闘中の「自分にとっての最適の行動」を瞬時に悟る能力。ランクAにもなると、ほぼ未来予知の領域に達する。視覚・聴覚への妨害もある程度無視できる。 |
魔力放出(A) | 魔力を自身の武器や肉体に帯びさせる事で強化する。ランクAではただの棒切れでも絶大な威力を有する武器となる。 |
カリスマ(B) | 軍を率いる才能。元々ブリテンの王であるため、率いる軍勢の士気は極めて高いものになる。ランクBは一国を納めるのに十分な程度。 |
宝具
風王結界(インビジブル・エア)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~2
- 最大捕捉:1個
セイバーの剣を覆う、風の鞘。
幾重にも重なった空気の層により、不可視の剣へと変えている。
詳細は同項目を参照。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
- ランク:A++
- 種別:対城宝具
- レンジ:1~99
- 最大補足:1000人
- 由来:アーサー王の聖剣
セイバーが持つ剣であり、その代名詞とも言える宝具。
人々の「こうであって欲しい」という想念が星の内部で結晶・精製された神造兵装であり、最強の幻想(ラスト・ファンタズム)。聖剣というカテゴリーの中において頂点に立つ最強の聖剣。
詳細は同項目を参照。
生前所持していた宝具
勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
- 由来:アーサー王の選定の剣
かつてセイバーが抜いた王を選定する剣。
既に失われているため現在のセイバーの手元には無いが、とあるルートではある者によって再現される。
全て遠き理想郷(アヴァロン)
- ランク:EX
- 種別:結界宝具
- 防御対象:1人
「約束された勝利の剣」の鞘。こちらも生前奪われた事からセイバーの手元には無い。
アインツベルン家によりコーンウォールから発掘され、セイバーを召喚する為の触媒に用いられた。
その後は切嗣に無断借用されるも、『stay night』のとあるルートでは彼女へ返還される。
詳細は同項目を参照。
最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
- ランク:A++
- 種別:対城宝具
- レンジ:???
- 最大補足:???
世界のテクスチャを地表に縫いとめている最果ての塔の影。
卑王ヴォーディガーン戦やカムランの戦いなどで使用。
その後は、騎士王によく似た少女が使用しているようだが…?
当然だが、セイバーでの召喚時は使用出来ない。
関連人物
※第四次聖杯戦争での人間関係は「Zeroセイバー」の項を参照。
stay night
第五次聖杯戦争におけるセイバーのマスター。魔力供給が不十分なためか十全の力を発揮できず、当初は見解の違いからお互いぶつかり合うばかりだった。しかし徐々にお互いを認め合い、ルートによっては恋人同士になる。人間的な相性は抜群で、剣の誓いはどのルートに行っても健在。
本編前に衰弱死した第四次でのマスターで士郎の養父。
「Zero」と「stay night」ではキャラクター設定や関係性が少し異なるためここにも書く。
互いに相容れなかったのは前述の通りだが、セイバー自身も目的達成のためなら多少の非道や犠牲もやむ無しと許容できる性格なため戦術的相性だけなら悪くなく、巧みな連携によって言峰神父を焦らせたほどである。
ルートによってはセイバーのマスターに。彼女がマスターとなって漸くセイバーは十全に力を発揮できる。エンディング次第では聖杯戦争が終わってもそのまま契約を続けることになる。
衛宮邸に通う少女。出会った当初は警戒されるも次第に打ち解けあう。
ルートによっては言い合いとなってしまうが、セイバーは彼女の内罰的な性格を見抜き心配していた。
第四次聖杯戦争におけるアーチャー。セイバーは毛嫌いしているが、その終盤で求婚され、第五次でも自分の女と執着される。
おおむね同盟関係にある凛のサーヴァント。セイバーとの直接的な関係は無いが・・・。
2つのルートにおいて、それぞれ異なった立場での宝具の撃ち合いを果たす。
続編『hollow ataraxia』ではソリの合わない同居人。
生前
円卓の騎士の1人であり彼女の義兄にあたる。幼少期から一緒のため、性別も知っていた。「火竜も呆れて飛び去る」と謳われる程の毒舌家。セイバーは彼に頭が上がらなかったらしい。
円卓の騎士の1人でありエクスカリバーを湖の貴婦人に返還した人物。アーサー王に人間としての幸福を望んでいたが、彼は王が実は女性であるとは知らなかった。
円卓の騎士の1人であり忠義の騎士。甥にあたる。しかし生前は王を盲目的に崇拝していたがため、その苦悩を知ることはなく、知ろうともしなかった。
円卓の騎士の1人であり、姉モルガンが生み出した不義の息子。父王に認めて欲しいという彼(彼女)の想いにセイバーが応える事は終ぞ無く、最終的には絶望した彼の叛逆によりブリテンは滅亡する。
円卓の騎士の1人であり、親友。そして妻との不貞を働いた裏切りの騎士。彼の離反を切欠にブリテンは崩壊への道筋を辿っていく。セイバーは彼を全く恨んでおらず、むしろ不倫のことはギネヴィアへの負い目もあって感謝すらしていたが、それが返って本人を苦しめていった。
第四次聖杯戦争では狂化され、贖罪を求めて幾度となくセイバーに襲い掛かる。
王であったセイバーを導く存在。アヴァロンに存在する塔に幽閉され、惑星の終わりを待ち続ける。
かなりのトラブルメーカーで身内に丁寧なセイバーでさえ「あいつ」呼ばわりする。
円卓の騎士の1人であり、甥でもある。「鉄のアグラヴェイン」の異名を持つ文武両道の強者。
モルガンの息子の1人でスパイだったのだがセイバーへの忠誠は本物で、結果的に円卓崩壊の一端を担ってしまうも彼自身に二心は全くなかった。
「王は人の心が分からない」という諫言を残し円卓を去った騎士。
彼自身のことは恨んでおらず、むしろ『hollow』ではその名を嬉しそうに呼んでいた。
ただし寝てるのか起きてるのか分からない独特の雰囲気は苦手だった模様。
形式上の妻。セイバーの性別を知りながらも王妃として支えたいと思っていたが、完璧な王であるアーサーにそれは必要なかった為、彼女はやがてランスロットに恋をし不貞を働いてしまう。セイバーは不倫を知りながらも、男ではない王の妻にさせてしまった負い目もあり黙認していたが、公になってしまったことで二人を罰するしかなかった。
EXTELLA
召喚の原因となった遊星の先兵である少女。
アルテラ自身がどうにもならなくなった場合は聖剣にて彼女ごと遊星を両断する役目を担っていたが、猶予はあるとギリギリまで静観に徹していた(セイバーが本編ストーリーに関わらないのはその為)。
その他
異なる世界での「男性アーサー王」。
アルトリアの男体化ではない。というか経緯的には彼を女体化したものがアルトリアである。
どこそこで「そっくりさん」扱いされるローマ皇帝。
メタ的には似てるが実はそんなに似てない。また、ギャグ時空以外ではそこまで仲も悪くない。
バリエーション
Fateシリーズの顔であり、社長のお気に入りでもあるためか、派生・亜種キャラクターが豊富。アルトリア本人の派生キャラのほかに、いわゆる「セイバー系ヒロイン」と評される他人の空似集団も数多く存在。
なお「私はセイバー以外には該当しない」という発言だが、『stay night』における彼女の特殊な立ち位置や後年登場したバリエーションの殆どが並行世界やギャグ時空な事を踏まえると、設定自体に矛盾は無い。
詳細はアルトリア・ペンドラゴンの記事、及び各記事を参照。
外部作品での活躍
Fate/Labyrinth
迷宮で行われる聖杯戦争にて沙条愛歌のサーヴァントとなる。
亜種聖杯では願いが叶わない事を確信し、聖杯の破壊を望む。
Fate/GrandOrder
キービジュアルの1人であり、開始当初から実装されている。レアリティは貫禄の☆5(SSR)。
メインシナリオでは序章「炎上汚染都市冬木」にて黒化した姿で立ちふさがる。
マスターとの関係は終始良好で、礼節を保って付き従う。ファンの中には派生作品での砕けた姿を知るだけに、今作の彼女の態度を物足りなく感じる人も。
しかし、霊基が上がるにつれ姿が「アーサー王としてのアルトリア」に近づくことを鑑みると、サーヴァントととしてのアルトリア・ペンドラゴンはこれが真っ当な状態ともいえる。
つまり、今作になってようやくサーヴァントらしく戦う姿が拝めるようになったのだ。
完全なサーヴァントの特徴の1つとして経験は受け継がれているようだが、記憶は受け継がれていない状態のようで第五次聖杯戦争のことは朧気ながら覚えている。
なので第五次終了以前のように過去を悔いて後ろ向きに考えることはしなくなっている。
霊基再臨で服装が薄くなったり色っぽさが上がっていくキャラが多い中、彼女は珍しく着込んでいくタイプでありその代表格といえる。初期でドレスのみ、第一霊基解放時で定番の甲冑姿(そして風王結界で隠れていた聖剣もお披露目となる)、第三霊基解放時には王冠とファーの付いた青いマントを装着する。
カード性能
最大HP | 15150 |
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最大ATK | 11221 |
コマンドカード | Quick:1/Arts:2/Buster:2 |
宝具カード | Buster |
スキル1 | カリスマ(A) / 味方全体の攻撃をUP |
スキル2 | 魔力放出(A) / 自分のBuster属性を強化 |
スキル3 | 直感(B) / スター獲得 |
宝具 | 敵全体に強力な攻撃&NPを少しチャージ |
“最優のサーヴァント”の名は伊達ではなく、尖った壊れ性能ではないものの安定した戦闘能力を誇る。
成長曲線も終始右肩上がりで、決してダレずに伸び続けるためまさに最優のサーヴァントの名に相応しい優等生のような性能になっている。
大きな欠点と言えば、守備的なスキルを一切持ち合わせていないため、粘り強さが足りない所か。
特定のカードに偏った構成でなければ大抵のサーヴァントと組ませられるので、パーティ編成を工夫していきたい。
Fate/EXTELLA
Fate/EXTRAシリーズでは初の参戦。発表当初のPVでは「謎のセイバー」としてシルエットだけが発表されるも、どう見てもバレバレ。裏をかいてセイバー顔の別人かとも疑われたが、続報にて彼女本人の参戦が確定する。クラスはセイバーで宝具は「約束された勝利の剣」。
ムーンセルによって「防衛機構」として召喚。その本来の目的を知りつつ「争いを止める為」に戦う。
月の世界を破壊しようとするアルテラとは敵対関係にあるが、SE.RA.PH.を守るために国取り合戦を行っている主人公たちとも対立する。
余談だが、彼女を解放するには特定のメイン及びフリーバトルに現れる「???」のサイドミッションをクリアする必要があるのだが、条件がゲーム中では分からない上に当初はプレイ時刻が15:00~16:00の間でなければならないという面倒な制限もあったため、ブロンズトロフィーでありながら殆どの人が取得できないという事態に陥った。
そのため、後日公式サイトで解放条件のヒントが出されたのだが、それでもあまり効果が無かったため、アップデートでプレイ時刻の制限が撤廃される事になった。
関連イラスト
関連タグ
TYPE-MOON Fateシリーズ メインヒロイン Fateルート
Fate/staynight Fate/hollowataraxia Fate/Zero Garden_of_Avalon
Fate/Labyrinth Fate/EXTELLA Fate/GrandOrder