豆籾平太

まめもみへいた

『大逆転裁判2』の登場人物。

「新聞界の風雲児にして、快男児。

‥‥それがこの、マメモミなのですね！」

概要

第1話に登場。大黒新報のブンヤこと新聞記者。

ズボン吊りをつけた筋骨隆々の男性。

夏目漱石の密着取材をしていたところ、大英帝国の留学生ジェゼール・ブレットが海水浴へ行くと聞き、こっそり彼女らに同行する。

掘っ建て小屋のよしず越しに、村雨葉織の犯行の瞬間を撮影した目撃証人として法廷に立つ。

法廷では事あるごとに写真機を構えたり、豆籾手帳(マメモミメモ)と称した自分の手帳に鉛筆を走らせたり、取材して特ダネをモギ撮ろうとしたりなど、記者として見上げた執念をもった熱くなりやすい性格の持ち主である。

豆籾主義(マメモミズム)という独自の考えをもっていて、それに対して、亜内武土が何やら影響を受けた模様。

以下、ネタバレ

第1話にて、ジェゼール・ブレットを殺害した真犯人。

事件の9カ月前、ジョン・H・ワトソンを殺害した極悪人ジェゼールが野放しになっていることに怒りを覚え、さらに彼女が豆籾や大日本帝国のことをせせら笑ったことで怒りが爆発、正義の鉄槌と称して犯行に及んだ。

本当の死因は刺殺ではなく、取材の際に大学の研究室から盗み出した劇薬を使った毒殺である。

しかし、使用した猛毒は研究室以外で入手する手段がないことから、容疑者が一瞬で特定されるような薬品であり、ナイフを突き立てたのは、その特殊性を聞いて、毒の痕跡を隠すためにとった手段である。

しかし、毒殺であることが法廷で立証され、さらに彼の持ち物から毒の痕跡が見つかった事で犯行が立証される。

ちなみに、毒を盗んだのは成分を調べて記事にするためであり、毒殺は突発的なことである。

また、記者として9カ月前の事件を徹底的に調べることで正義を訴えようともしたが、つかんだネタは政府からの《圧力》で全て握りつぶされてしまったという。そのため、自身が正義の裁きを下すしかないと語っていたが、被告人に罪を着せようとしたあなたに正義を語る資格はないと成歩堂龍太郎に一蹴された。