概要
アーサー・ダールトンは2016年12月発売のRPG「サガ スカーレット グレイス」(スクウェア・エニックス)に登場する男性キャラクターである。
4人の主人公候補のひとり、バルマンテのナビ役として活躍する。初期装備は杖(術)。他の主人公を選択した場合でも会えることがあるが、仲間にはできない。
人物
ケイ州コハン城の法務書記官。コハン城の法定処刑人バルマンテの同僚にあたる。
処刑が行われる際、バルマンテと共に処刑台へ上る。そこでアーサーは死刑囚の罪状を述べ、死罪を宣言する役割を担っているようだ。
非常にノリの軽い男で、「マジ」「ヤバい」などくだけた喋り方をする。旅先で出会う女性を片っ端から口説いてまわり、各地のデートスポットにも詳しい。自称美食家。不老不死への憧れを口にする場面がある。公式攻略ガイド「緋の天啓」によれば、特技はかくれんぼ。
捨てられた赤ん坊を発見すると「見なかったことにしようか」と発言したり、ワロミル族の王エイディルに遭遇した際「没落したワロミルの王が…」と本人の目の前で言い放つなど、なかなかの毒舌家。一方、高い身分にある人物に対しては率先して丁寧な挨拶をする。
仕事柄「帝国法」に通じており、トラブルの起きた際など「これは帝国法第○条に抵触する」旨の発言をし、うまく逃れる場面がある。また、法務書記官としてコハン城の裏社会に顔が利く黒い一面も。彼が連れている護衛団メンバー、アイザックいわく「色々もみ消してもらって、頭が上がらねえ」。
コハン城の執政シグフレイが、処刑後に生き返ったらしい…という噂を嗅ぎ付け、バルマンテを探求の旅に誘い出す。
仕事
シグフレイはかつての上司であった。
法務書記官の仕事はバルマンテによれば「随分とヒマな職業」とのこと。
「帝国法大全」という冊子を常に携帯しているようだ。
ナビ役として
バルマンテの旅立ちを促す、シグフレイ情報の提供、目的地までのルートを示すなど、ゲーム進行を助けるポジションにある。なお、同様の役割をもつキャラクターは他の主人公にもあてがわれている。
ちなみに、シグフレイ情報を集めるため動いているのは護衛団メンバーのパトリシアのようである。
その他
アーサーのバトル参加に関する条件により、バルマンテ編のシナリオ・エンディングを左右する場合がある。この条件は公式攻略ガイド「緋の天啓」で明らかにされている。