概要
ジョジョの奇妙な夏休みとは、うたの氏が投稿しているジョジョの奇妙な冒険を題材としたギャグ漫画である。
物語は夏休みを迎えた空条承太郎が、祖父・ジョセフ・ジョースターに誘われ、エジプト旅行に出発することから始まる。
同氏が以前描いた漫画「ディオと奇妙なジョジョたち」よろしく、原作とは全く違う展開のようで、だいたいあってるという絶妙なストーリー構成になっている。
というかきっとその100年後の話。
原作の舞台となる第3部は80年代のはずだが、登場人物がスマホを持っていたり、ツイッターをやってたりする。
ちなみに作中では、どこかで見覚えのある名前や数字などが度々出てくる。
登場人物
空条承太郎
第1話からの登場。
ご存知第3部の主人公。数カ月後に18歳になる17歳。
夏休みに入り、家で結構呑気してたところ、祖父のジョセフが訪れ、エジプト旅行へ誘われる。
10年前の出来事が原因でDIOに恨みがあるようで、エジプトにいるDIOをぶん殴るために旅立った。
原作とは違い、生まれついてのスタンド使いで、無邪気で傍若無人なわんぱく坊主。空条ピュア太郎。
海が大好きで動物全般にも詳しく、海洋博士になるために独学で海語をマスターしている。お化けが大の苦手。
とある事件がトリガーとなり、乗った車が必ず事故る呪いが発動した。
スタンドはスタープラチナ。
ジョセフ・ジョースター
第1話より登場。
承太郎の祖父。69歳。
ジョースター不動産を経営する不動産王。波紋使いでもあり、スタンド使いでもある。
最近は日本で仕事をしており、承太郎に充実した夏休みを過ごさせるためにエジプト旅行に誘った。
女装が趣味。初登場時は2部の女装衣装で登場し、事あるごとに衣装を貸そうとする。
乗った飛行機が必ず墜落する呪いを持つ(事故計数は計295回)。
孫思いのじじいかと思いきや、脅しのような形で承太郎を注意したりする。
波紋使いは見た目を若々しく保てるというが・・・?
スタンドはハーミットパープル。
モハメド・アブドゥル
第2話より登場。
承太郎とジョセフがカフェで話し合いをしていた時、当然のように居座っていた男。
ジョセフと知り合いらしく、当然のようにエジプト旅行に同行した。
承太郎から一貫して「ブ男」と呼ばれる。というか最初から名乗る気配すらなく、21話にしてようやく本名が判明した(初登場回から19話、投稿期間からすると3カ月間も名前が出てこなかった)。
実はキレやすい。
本業はユーチューバー……ではなく占い師であり、クロスファイヤーハリケーンスペシャルカードなる自作カードを所持している。
スタンドはマジシャンズレッド。
花京院典明
第2話より登場。
承太郎の友人。つい先日誕生日を迎えたばかりの17歳。
原作とは違い、DIOによる洗脳を受けていない。
エジプト旅行へと承太郎に誘われたが、最近家族と行ったばかりなので断った。しかし承太郎に気絶させられ、家出同然でエジプト旅行に同行する羽目になってしまう。
生まれついてのスタンド使いで、霊感が強いホラー担当。
以前は「スタンドが見えない相手と真に心を通わせられるはずがない」と考えており、高校入学時に出会った承太郎が初めての友人となる。
当時の回想では「承太郎のわがままに振り回されるのも悪くない」と思っていたが、エジプト旅行では家で平穏に過ごしたかった怨みもあり、実体験の怪談でよく承太郎を怖がらせている。
スタンドはハイエロファントグリーン。
ジャン=ピエール・ポルナレフ
第7話より登場。
港で出会ったフランス人。花京院同様、洗脳は受けていない。
すごいポーズで写真を撮っていたため、承太郎にスタンド使いであることを看破された。
自分がスタンド使いの犯罪者を倒す正義のヒーローであることを明かし、承太郎の憧れの眼差しを受けてエジプト旅行に同行することになった。
ムードメーカーであることはさることながら、原作以上のお兄ちゃん力を発揮している(承太郎と一部チャリオッツレクイエムしているんじゃあ・・・?)。
が、トイレポジションは変わらず。
過去に妹のシェリーをJ・ガイルに殺され、トイレ用具を使って復讐を遂げていたが…?
スタンドはシルバーチャリオッツ。
家出少女
第10話より登場。
ジョースター一行が乗っていたクルーズ船に乗り合わせていた少女。原作同様、初登場時は男装をしていた。
海に転落した承太郎を追って果敢に海へ飛び込み、承太郎を助けた。
男勝りな口調と肝の据わった性格をしており、かなり勇ましい。
妖刀使いだが、スタンド使いではない模様。
ホル・ホース
第19話より登場。
トイレ掃除を終えたポルナレフのもとに現れた男。
ポルナレフとは切っても切れない因縁があり、ことあるごと彼に向かっていく。コンビを組む主義なのだが、先述の因縁・・・というか偶然というか法則により、コンビ相手はことごとくポルナレフに倒されてしまっている不憫な男。ポルナレフの過去を知っている模様。
スタンドは皇帝。
空条ホリィ
第1話より登場。
承太郎の母親であり、ジョセフの娘。
原作とは違い、スタンドは発現しているが高熱にはかかっておらず、ごく普通の主婦として過ごしている。
スタンドについての詳しい描写はない。
ジョナサン・ジョースター
第4話より登場。(言及は第2話から)
ジョセフの祖父。エジプトで発掘調査をしている考古学者。120歳。
生身の人間なのにも関わらず何故か生きていて、しかも見た目もそのまま。そして吸血鬼よりも強くて怖い。
乗った船が必ず沈む呪いを持つ。肉の芽が刺さらない程の石頭の持ち主。
義弟のDIOとは「二人で一人」と称されるほどの仲で、長い付き合いからDIOの性格を完璧に把握している。
スタンドは攻撃特化のハーミット・パープルで、スペックが操作性と成長性を除いて∞という化け物じみた性能を誇る。
DIO
第3話より登場。(言及は第2話から)
120歳の吸血鬼。ジョナサンや部下たちとエジプトに住んでいる。犬好き。
原作よりもだいぶ温厚というかまともな性格で、普通にジョナサンを「我らが当主」と認めている。承太郎にとっては優しい親戚のおじさん。
幼い承太郎にスタンドや「時を止める」能力を教えるが、その時承太郎と交わした約束を忘れてしまい、不本意にも恨みを買われてしまう。
ジョナサンの不在中はジョースターの館をDIOの館に改名し、調子に乗りかけた直後にジョナサンにお灸をすえられる。
怪しげなものを見ると、触れたり弄り回したり「せずにはいられない」悪癖を持つ。
スタンドはザ・ワールドで、スタンド能力を試そうとしたジョナサンに散弾銃で撃たれて気づいたら発現した。
本編
関連タグ
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