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ぼくたちは勉強ができないの編集履歴

2018-01-26 18:31:49 バージョン

ぼくたちは勉強ができない

ぼくたちはべんきょうができない

「ぼくたちは勉強ができない」は、週刊少年ジャンプ2017年10号より連載されている漫画である。 なお、タイトルの元ネタは「ぼくは勉強ができない(新潮文庫)」である。

ジャンプ史上、もっとも予測不能なバトル!!

(週刊少年ジャンプ2017年36・37合併号より)


概要

ニセコイ」のスピンオフ作品「マジカルパティシエ小咲ちゃん」を連載した筒井大志WJ誌上初の連載作品で、「勉強」がテーマという異色のラブコメディ漫画。


2017年10号~16号にかけて、WJは6作連続の新連載を投入するが、本作はその第1弾である。(同期の作品は、下記「関連タグ」を参照。)


学園ものとしては珍しい、高校3年生からのスタートという挑戦的な作風も特徴。

これにより、「恋愛に対して主人公が積極的ではない・鈍感etc.」というラブコメによくみられる現象を受験という理由で処理している。


あらすじ

一ノ瀬学園では、学業の成績が特に優秀と見做された者に限り、大学進学にかかる学費を免除する「特別VIP推薦」という制度がある。主人公の唯我成幸は、この特別VIP推薦獲得の条件として、学園が誇る二人の天才・古橋文乃と緒方理珠の2人の教育係に任命された。楽勝と思った成幸であったが、文系の天才・文乃は理系大学、理系の天才・理珠は文系大学を志望しており、しかもその分野の成績は壊滅的ということが判明する。頭を抱えつつも、それぞれの夢のために苦手分野をあえて志す彼女たちを支えるべく、成幸の悪戦苦闘の日々が幕を開けた。


登場人物


呼称表

が\に成幸文乃理珠うるか真冬あすみ
成幸古橋緒方武元桐須先生先輩
文乃唯我くんわたしりっちゃんうるかちゃん先生小美浪先輩
理珠唯我さん文乃武元さん先生小美浪先輩
うるか成幸文乃っちリズりんあたし先生あすみ先輩
真冬唯我君古橋さん緒方さん武元さん小美浪さん
あすみ後輩古橋緒方武元まふゆセンセアタシ

となっていたが、47話で文乃が理珠とうるかの前で39話でのエピソードの癖が抜けず、成幸を「成幸くん」と呼んでしまったため、4人での間では下の名前で呼び合うことになった(敬称を付けるかどうかは従来通り)。


主要人物

ぼくたちは勉強ができない

↑眼鏡を掛けた男が彼

本作品の主人公。3年B組所属。


3年A組所属。現代文・古文・漢文を得意とする。

通称「文学の森の眠り姫」


りっちゃん推し!

3年F組所属。数学・物理においては敵う者がいないと言われる。

通称「機械仕掛けの親指姫」


うるかちゃん

3年D組所属。問4から登場した成幸の中学時代からの顔馴染み。

通称「白銀の漆黒人魚姫」


センシティブな作品

一ノ瀬学園の女性教師で、元教育係。

学生時代は全国大会優勝レベルのフィギュアスケート選手だった。


あしゅみぃ先輩

一ノ瀬学園OBで、浪人生。


同級生

  • 小林(こばやし)

中性的で二枚目な成幸の友人。成幸を「成ちゃん」と呼び、成幸の優しく真面目な姿を尊敬しつつも少し心配している様子も見られる。水泳部の海原からイケメンと評されており、女子から人気はある様子。成幸、うるかとは同じ七緒南中学校出身で、うるかの成幸に対する恋心に気付いている節がある。


  • 大森(おおもり)

スケベでヘタレで三枚目な成幸の友人。よく成幸にノートを借りている。

成幸が教育係で美少女に囲まれていることを羨ましく思っている。

水希の彼氏に立候補しようとするも、小林に注意された。


  • 関城紗和子(せきじょう さわこ)

成幸たちが理数授業で一緒の教室になる女子生徒。理珠をライバル視しており(最初は理珠からは名前さえも憶えてもらえていなかった)、ツンツンしたような態度を取っているが、実際は彼女と友達になりたいという感情から来ているようで、成幸との会話で「同じ大学に進みたい」という本心を明かしている。また、成績はそれなり良いようで、理数系では理珠に次いで2位を取っている。


理珠のミスで成幸が裸の女子達に見つかりそうになった際には理珠の言動からある程度の出来事を察したりするなどの観察眼が高く、またその際に咄嗟の機転で成幸を助ける(ただし、本人は「これは貸しだ」と成幸に言い放っている)などの優しい一面も見せる。

成績は優秀であるが、それゆえ成幸とは違い、「できない人に教えるのは苦手」。そのため、成幸の理珠に対する根気よく丁寧な指導を尊敬している。名前の元ネタはおそらく「積乗差和」。


  • 川瀬(かわせ)

うるかの水泳部の友達。ロングヘア―で姉御肌な性格。うるかからは「川っち」と呼ばれている。

よくうるかの恋心について茶化しているが、うるかのペース度外視に頑張り過ぎる性格を心配したりうるかが倒れたときには泣きながら駆け付けたりと根はうるかを大事に思っている。

インターハイのメドレーリレーでは背泳ぎを担当。

成幸、うるか、小林とは同じ七緒南中学出身である。名前の由来はおそらく「海腹川背」。


  • 海原(うみはら)

うるかの水泳部の友達。ショートヘアでボーイッシュな印象を受ける。うるかからは「海っち」と呼ばれている。川瀬を「隊員」と呼び合って一緒にうるかの恋心を茶化している。うるかが倒れたときも川瀬と一緒に泣きながら駆け付けた。

インターハイのメドレーリレーでは平泳ぎを担当。

成幸、うるか、小林とは同じ七緒南中学校出身。名前の由来はおそらく「海腹川背」。


  • 池田(いけだ)

うるかの水泳部の後輩。問25初出で名前が明らかになったのは問42。

インターハイのメドレーリレーでバタフライを担当する。

しかし、海原がタッチするより早く飛び込んでしまったために引継ぎミスでチームが失格になってしまう。試合後、そのことに責任を感じて号泣していた。

うるかが成幸が好きであることを知っている(当人曰く「てかバレバレですし」)。


  • 鹿島(かしま)

文乃のクラスメイト。3-A「眠り姫を守る会」、通称「いばらの会」のリーダー。タレ目でエアリーボブヘアーが特徴。物腰は柔らかく、間延びした口調で話す。

文乃に近づく男が文乃に相応しいかどうかを見極めている。ひょんな事から成幸と文乃が付き合っていると勘違いをした。そして図書館にいばらの会の会員を総動員し、トランシーバーを用いて二人の様子をうかがった。その際に「山岡君のようなチャラいお方ならば、うちの姫に2度と近づかせるわけにはいきませんから…」と言っている。


結果、誤解だとわかり監視をやめた模様。後日、成幸と文乃を見て「彼氏彼女の垣根を越えた深い信頼で結ばれている」と心の中で呟く。名前の由来はおそらく「猪鹿蝶」。


  • 猪森(いのもり)

文乃のクラスメイトで「いばらの会」のメンバー。鹿島と蝶野と行動を共にしている。セミロングヘアーで太い眉毛が特徴。「~かい?」といった男性的な話し方をしており、さっぱりとした性格。名前の由来はおそらく「猪鹿蝶」。


  • 蝶野(ちょうの)

文乃のクラスメイトで「いばらの会」のメンバー。

鹿島と猪森と行動を共にしている。ロングヘアーでどことなく虚ろげな目をしており、表情の変化が極めて少ない。語尾に「ッス」を付けて話し、性格はおっとりとしている。名前の由来はおそらく「猪鹿蝶」。


  • 山岡(やまおか)

サッカー部に所属しており、またイケメンという事もあって女子からの人気も高い。軟派な性格で見た目のかわいい文乃と軽い気持ちで付き合いたいと考えており、文乃の性格を理解した上で数回アタックすれば必ず落ちると思って、彼女に対して何度も告白を続けてきた。


最終的にはそれを知った成幸が文乃の気持ちを考え、「受験が終わるまでは待ってほしい」と(顔から血が出ている姿で)山岡を説得しようとしたため、元々軽い気持ちだったこともあり恐れおののいて彼女の事を諦めた。


主要人物の家族

  • 唯我水希(ゆいが みずき)

唯我家の長女で成幸の妹。問37での小林のセリフから、中学生であることが判明した。兄のことが大好きすぎてお姫様抱っこをしてもらおうと画策したり、家族共有の携帯電話の女の子の登録件数を調べたり、スカートを詰めて胸元を晒して兄を誘惑しようとしたり、一緒にお風呂に入って兄の背中を流すことを提案したりする重度のブラコン。ゆえに兄に親しい女性には嫌味な小姑状態になる。


  • 唯我葉月(ゆいが はづき)

唯我家の次女で成幸の妹。


  • 唯我和樹(ゆいが かずき)

唯我家の次男で成幸の弟。葉月とは双子の姉弟。

まだ幼いが、葉月と共にかなりませている。


  • 唯我花枝(ゆいが はなえ)

唯我の母親。内職している他に下着屋で働いて生計を立てている。

成幸がヒロイン達と親密になることに寛容的である。


  • 理珠の父(りずのちち)

うどん屋を経営している理珠の父親。かなりの親バカで、娘の理珠に甘い故に彼女を「理珠たま」と呼んでおり、理珠から邪険に扱われた際も悲しい表情を見せながら声を荒げることもある。理珠の教育係を務める成幸に対しては、それゆえ因縁を付ける・ガンを飛ばすこともあるが、成幸が娘のために非常にまじめに教育係を務めていることも理解しているため、(内心娘に近い男の存在に葛藤しながら)感謝はしている。理珠曰く「金勘定には疎い」らしく、店の手伝いだけでなく金の管理も理珠に任せている。


  • うるかの母(うるかのはは)

うるかの母親。うるかと同様に特徴的なアホ毛があるが、うるかと違って日焼けしておらず髪にハイライトが描かれていない。

うるかが恋をしていることを知っている節がある。


  • あすみの父(あすみのちち)

診療所を経営しているあすみの父親。患者の為にと診療所を開いたものの、経営が苦手なために上手いこといかない様子。

理科の苦手なあすみが医学部を目指していることに反対していたが、成幸の説得に免じて様子見するようになった。

成幸を気に入っており、あすみのバイト継続のために彼氏役となった成幸に「お義父さんと呼びなさい」と発言している。


先生

  • 学園長(がくえんちょう)

一ノ瀬学園の学園長。本名は不明。成幸の秀才ぶりを評価した上で特別VIP推薦の資格を認めたものの、その獲得の条件として文乃や理珠、うるかの教育係に成幸を任命させる。

ある意味彼がいなければ物語は始まりもしなかった。


コラボレーション

ぼくたちは忍術ができない(BORUTO)

2017年11月24日に発売されたジャンプGIGAに掲載されたポスターで、『BORUTO』とのコラボ作品である。

手裏剣を投げる文乃、うどんを頭の上に乗せる理珠、ラーメン片手にポーズを決めるうるか、お尻を突き出す桐須先生の絵である。


ゆらぎ荘では勉強ができない(ゆらぎ荘の幽奈さん)

2017年12月4日発売のWJ2018年1号に掲載されたコラボポスター。

組み合わせは以下の通り


・文乃と湯ノ花幽奈

スマホを片手に心霊写真かと驚く文乃。母と死別しているためか、文乃には霊感がある様子だった。


・理珠と雨野狭霧

曇りガラスで狭霧に化学式を教える理珠。二人とも90cmを超えるバストの持ち主である。


・うるかと宮崎千紗希

スマホを片手に恋話をする二人。色白の肌と褐色肌のコントラストが美しい。


・あすみと雨野雲雀

温泉の中で本を読む雲雀を指差すあすみ。


・桐須先生と荒覇吐呑子

ピンク髪の大人同士だからか、先生にお酌をする呑子。ただし、先生は超が付くほどの下戸である。


また、本編の扉絵では温泉側で『ゆらぎ荘』キャラが、脱衣所側では『ぼく勉』キャラが描かれている。


ぼくたちはゴルフができない(ROBOT×LASERBEAM)

2017年12月29日に発売されたジャンプGIGAに掲載。同期の作品の一つ『ROBOT×LASERBEAM』とのコラボである。


理珠がボールを打つがOBになってしまったようで、キャディー役の成幸が慌てていた。

ゴルフクラブの色は、文乃がピンク、理珠がオレンジ、うるかがと各人のイメージカラーに合わせているほか、黒いウエアを着た桐須先生が大きく描かれている。


神田明神

2017年12月15日から配布された数量限定の絵馬。絵柄は問17.の表紙と同じである。


余談

  • 2017年週刊少年ジャンプ36・37合併号(8/7)

コミックスの宣伝として、26話前に宣伝ページが掲載されたのだが、煽り文句が「ジャンプ史上、もっとも予測不能なバトル!!」。

しかも、「1話目に出てない?それがどうした!!褐色っ子に新たな歴史が刻まれる!!”白銀の漆黒人魚姫”武元 うるか」「唇はすでに彼女のもの!!眼鏡にFカップの過積載”機械仕掛けの親指姫”緒方 理珠」「胸はないが夢はある!!恋心はいまだ眠れる獅子!!”文学の森の眠り姫”古橋 文乃」「女教師もまさかの参戦か!?神はどこまで僕らを試す!!”初代教育係”桐須 真冬」と、ヒロインたちの宣伝もノリノリであった。


  • 2017年週刊少年ジャンプ49号(11/6)

この号では表紙と巻頭カラーを飾ったが、ジャンプのラブコメ作品が開始1年以内に2度目の巻頭カラーを飾ったのは、実は『いちご100%』以来15年ぶりのこと。

ToLOVEる』、『ニセコイ』、『ゆらぎ荘の幽奈さん』も成し得なかった快挙である。


関連タグ

週刊少年ジャンプ 筒井大志


マジカルパティシエ小咲ちゃんニセコイスピンオフ)-前作


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