概要
前身バンドSPEEDWAYを経て1984年にデビュー。
当時としては画期的だったシンセサイザーやコンピューターを多用したデジタルビートを主軸としている。
デビューアルバムに収録された楽曲のほとんどは、当時在籍していたレコード会社に送ったデモテープからの楽曲で初期から高い音楽性を発揮していた。この頃は当時流行していた洋楽のジャンルであるニューロマンティックの影響を色濃く受けていた。
デビュー当初は鳴かず飛ばずが続いたが1987年にテレビアニメ『シティーハンター』のエンディング曲『Get Wild』がヒットしブレイク。
その後も、シンセポップやテクノポップなど様々なジャンルの楽曲を生み出し、1980年代後半のJ-POPをけん引し、その影響は90年代以降の音楽にも新境地となった。
1988年に第39回NHK紅白歌合戦に『COME ON EVERYBODY '88 FINAL MEGAMIX』で出場する。
1990年、TMNに改名。1994年に「プロジェクト終了」とし5月に一度解散したが、1999年より再始動。現在に至る。
アニオタには『Get Wild』や『Still Love Her※』の他にも逆襲のシャアED『BEYOND THE TIME』でもなじみ深い。
※同じく『シティーハンター』ED曲。「ハーモニカ撫でておくれ」のぎなた読みでも知られる。
pixivでは本人たちの似顔絵などの他、4枚目のアルバム『Self Control』のジャケットのパロディイラストが散見される。
メンバー
1984年の結成から一度のメンバー変更が行われていない。
サポートメンバー
関連人物・グループ等
- 川内康範 - SPEEDWAY時代に『Rockin' on the 月光仮面』の許可を取りに行った際、自身が作詞/作曲した『ジーパンはいた赤トンボ』、または『山あり谷あり』のどちらかの曲をB面にするよう条件を出す。結局、『山あり-』が選択され、リリース時に『ダンシング・ライダー』のタイトルで収録された。
- 日詰昭一郎 - ライブ時のサポートに止まらず、小室のラジオ番組に「ドクトル日詰」としてレギュラー出演、また3人と音楽ユニット「ハンバーグ&カニクリームコロッケ」を結成してボーカルを担当するなど活躍した。2001年に43歳の若さで死去。
- FENCE OF DEFENSE - 北島健二(G)、西村麻聡(B)、山田わたる(D)によるスリーピースバンド。メンバーが個別、または全員でサポートを務めたことがある。