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鳥人族の編集履歴

2018-02-22 14:17:16 バージョン

鳥人族

ちょうじんぞく

主に翼のある人間、もしくは人のように進化した鳥のこと。または、ゲーム作品「メトロイド」シリーズに登場する種族のこと。本項では、後者について解説する。

鳥人



メトロイドシリーズの鳥人族について


ゲーム作品登場時点ではすでに滅びた種族。

同シリーズの根幹にかかわる生命体『メトロイド』を創造したのは彼らであり、またサムスのパワードスーツにエリシアン、そして後にスペースパイレーツの親玉となるマザーブレインの開発者でもある。

いわば「メトロイドシリーズ」の物語、そして戦士としてのサムス・アランの生みの親。


優れた文明を持ちながら自然との共存を望み、古きものと新しきもののバランスを重んじた。交流があった種族として、ルミナスイーラブリオニアンが確認されている。

その歴史はあまりにも古く、一族がどのようにして生まれたのかは当の鳥人族たちでさえ定かではない。彼らは銀河とその銀河に住まう様々な種族の繁栄を願い、その姿を間近で見ていたエリシアンたちからも「見守る人たち」と形容された。


幼くして両親と共に採掘基地へと移住したサムスは、3歳のころ採掘基地にやってきた鳥人族の長老・グレイヴォイスと出会い親友となるが、グレイヴォイスを尾行していたスペースパイレーツによって採掘基地を襲撃され、結果両親を殺されてしまう。なお、この際の襲撃メンバーの中にはかのリドリーもおり、サムスはこの事件がもとでリドリーに対するトラウマを抱えている。


悪意がなかったとはいえサムスの両親を死なせてしまったことに責任を感じたグレイヴォイスは、母星ゼーベスへとサムスを連れ帰り、20代近くまで養育した。

この際、ゼーベスの気候・環境に耐えられるよう遺伝子操作をほどこしたことで、サムスは超人的な身体能力を獲得している。



サムスが幼少期の時点で既に種族全体の滅亡が見えていたらしく、サムスに戦士としての訓練をさせたほか、自分たちの代わりに宇宙の守り手とするべく、マザーブレインを製作した。このうち、マザーブレインは同じく宇宙の守り手候補だったサムスへの嫉妬から離反、逆にスペースパイレーツの側へと寝返り、鳥人族を破滅させている。




初代~GBA版では


直接は登場せず、彼らが製作したサムス用のアイテム、防衛兵器、そしてアイテムの管理者をかねる鳥人像が登場している。

また、「ゼロミッション」では彼らの遺跡「チョウゾデイア」とその神殿「大軍神の間」が存在し、このうち「大軍神の間」はボス「大軍神」との戦闘エリアでもある。



惑星ゼーベス

かつて鳥人族が降り立ち、住み着いていた惑星。チョウゾディアと呼ばれる鳥人族の居住区がある。居住区の最奥には大軍神と呼ばれる巨大な壁画が描かれており、壁画の隅には鳥人族と暮らしていた小さい頃のサムスのラクガキもある。スペースパイレーツに奪われて以降は惑星そのものが難攻不落の要塞と化していたが、サムス・アランによる二度目のゼーベス攻略の際、強力な自爆装置により惑星そのものが跡形もなく消し去られた。


鳥人像

動く鳥人像その2

鳥人族の遺伝子を使用して作られた像。横スクロール版のメトロイドシリーズをプレイしたことがある人なら、「ビームアイテムの台座」「アイテム持ってる像」といえばピンとくるだろう。

主に鳥人族の遺跡と彼らが後世に託した遺産を侵入者から守っているが、故障した鳥人像も幾つか存在しており、善悪の区別無く襲い掛かってくることもある。サムスの二倍近い巨体でありながら軽快で、腕から衝撃波を放つなどなかなか手強い。

またさらに強力な黄金の鳥人像もあり、こちらはミサイルを回避するだけでなくスーパーミサイルをつかんで投げ返すという荒業まで可能な強化版である。



プライムシリーズ以降では


やはり直接は登場せず、彼らが残した碑文が「チョウゾロア」として登場するほか、ステージの一つには彼らの遺跡「チョウゾルーインズ」が登場する。

碑文によれば自然と一体化し、鳥人族を含めた未来予知の能力を持っていたようで、予言に則って「戦士」(=サムス・アラン)用のアイテムを各所に配置していたほか、とある邪悪な存在を自分たちの命と引き換えに封印した旨が記されている。また、「賢しき者の一団が白い大地に黒い染みとして広がるだろう」としてスペースパイレーツがアイスバレイ(=雪ステージ)に台頭することも予言していた。


このほかに、彼らの亡霊「チョウゾゴースト」も登場する。


チョウゾゴースト

鳥人族の残留思念。ざっくり言えば怨念的なもの。

かれらの遺跡たるチョウゾルーインズへの侵入者に襲い掛かるが、考える力を持たないらしく、本来後継者であり歓迎する存在であるはずのサムスにも見境なく襲い掛かる。

当の鳥人族はこのことも織り込み済みであり「戦士としての試練ってことで」(意訳)と碑文に書き残している。

不可視になるわ、ある特定の武器でしか倒せないわ、エリアを変えたら復活するわとかなり厄介な奴。



エリシアン

メトロイドプライム3にて登場した鳥人族によって生み出された機械生命体。惑星エリシアの住人。

かつては惑星エリシアでの鳥人族の活動を支え、銀河連邦とも友好的な関係にあり、知識の提供や物資の供給など連邦への協力を惜しまず宇宙における多くの災害を未然に防いできたが、ダークサムスと彼女に操られたスペースパイレーツの侵攻により抵抗も虚しく敗北。パイレーツ同様にフェイゾンによる汚染を受けたことで一人残らずダークサムスの支配下へと堕ち、The Firstから続く一族の長い歴史に幕を下ろした。

これら誕生から滅亡までの長い歴史は、一族の終わりを悟った最期のエリシアンによるデータボットから収集することができ、ブリオニアン同様にその無念を共有することができる。



関連イラスト

いきなり動き出すやつ


関連タグ  メトロイド メトロイド(クリーチャー) マザーブレイン

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