概要
ジェノアスⅡの改良発展機。パイロットはオブライト・ローレイン。
オブライトの愛機であるジェノアスⅡを近代化改修したモビルスーツで、名称の「O(オー)」は「オブライト」の頭文字だと思われる。
カラーリングはディーヴァカラーのアデルとジェノアスⅡと同じ青と白のツートン。
武装やスラスターは、クランシェ用の部材を使いカスタマイズされており、
主に機動力が強化され、センサー系も強化されているが、変形機構を持つクランシェや単独での大気圏内飛行を可能とするガンダムAGE-3と違い大気圏内では独力での飛行が出来ないため、空中戦を行う場合はサブフライトシステム「ウェイボード」に搭乗して運用される(これに関してはアデルや他のジェノアス系MSも同様)。
アデルMk-Ⅱ同様プラモデルでの発売はされていない。
武装
ドッズライフル
(おそらく)専用のドッズライフル。クランシェの物と酷似しているが、
持ち手の部分が微妙に異なる。レガンナーを数撃で破壊するなど、
性能は良好だったが、第48話にてレイル・ライトの搭乗するギラーガ改によって
破壊された。
ビームサーベル
ジェノアスⅡと同じ武装と思われる近接格闘用兵器。
ホルスターから抜刀→回転→右手でキャッチして発振
(VSギラーガ改)
ビームサーベルで胸部を貫かれながらも、その姿勢のまま手首を回転させ相手の頭部を融解
(VSフォーンファルシア)
など強敵にとどめを刺しており、
ドッズライフルを喪失して以降、本機の活躍を支えている。
シグマシスライフル
小説版にて装備。 本来はAGE-3用の装備。
劇中の活躍
第三部の初期から登場。
「旧式の量産型を改造している」と言う、熟練パイロットに相応しい設定の機体で
また、既に制式では無くなっているものの、一つの量産型が運用され続けた期間は
ガンダムシリーズでも屈指の長さだったため、注目を集めた。
4期に入ってからはオープニング映像でガンダムタイプが移り変わっていく中で
ガンダムAGE-2→ガンダムAGE-3に切り替わる際に
オブライトのジェノアスⅡも本機に切り替わると言う演出が為され、
はっきりと「レミの整備した機体=ジェノアスOカスタム」と言う事が確認された。
映像ではあまり目立った活躍はしていなかったものの、名脇役として
ディーヴァ隊を支え続け、
更に第48話では前述の通り、敵のエース機であるギラーガ改を、
そして相討ちながらフォーンファルシアを撃破すると言う大活躍を見せた。
(初代ジェノアスはガフランにすら競り負けている)