概要
大鶯とはDMM.comのブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士、大包平×鶯丸のBLカップリングである。
鶯丸はサービス開始当初から実装されている男士である。彼のキャラクター設定に『同郷の大包平を観察するのが趣味』と書かれているだけあって、台詞の多くが大包平に関係するものであり、大包平の実装が待たれたものの、先に他の多くの男士たちが実装され、結局は約二年経ってからの実装となった。
刀派は同じ古備前。それを表すように戦闘服が似ており、内番服に至ってはお揃いである。
回想では、天下五剣より強いことをアピールしようとする大包平と、それをからかう鶯丸という微笑ましい二人の姿を見ることができる。
内番(手合わせ)も大包平は特殊台詞となっている(鶯丸は通常台詞)。
なお諸説あるが、現物の年代では鶯丸の方が大包平より古いこと、鶯丸が自身の刀帳で大包平との関係を「兄弟……かな」と発言していることにより、鶯丸が年上・大包平が年下(もしくは鶯丸が兄・大包平が弟の兄弟)として描写されることが多い。
ゲーム外における二人
- アニメ「刀剣乱舞 花丸」
この頃はまだ大包平が実装されていなかったため、鶯丸のみ出演。
鶯丸単独ではあったものの、第5話にて鶯丸が「どこかで大包平を見なかったか?」とまだ顕現したばかりの三日月に対して、自己紹介をした次の瞬間に即大包平のことを質問するシーンがある。
ちなみに、派生作品において初めて『大包平』の名前が出た瞬間でもある。
- アニメ「続刀剣乱舞 花丸」
OP映像の段階で、畑当番をする大包平とそれを観察する鶯丸が描かれる。
このシーンの鶯丸は、手にノートのようなものを持っており、表紙には大包平観察日記(※公式のままです)と記載されていた。
その他、OPには二人が背中を合わせながら、三日月らと共に青空と桜の下でお茶を楽しむというシーンもあり、最初は前を向いていた鶯丸が、その後視線を背中の大包平のほうに向け微笑むという(大鶯ファン的には)見逃せない描写がなされていた。
本編においての具体的な絡みは第8話以降から。
一期より(鶯丸によって)名前を出されていた大包平が、二期になってようやく登場する。
縁側でなにやら書いている鶯丸に平野藤四郎が声をかけると、鶯丸は手に持っていた『大包平観察日記』を見せた。そう、OPで持っていたアレである。
鶯丸は、顕現してからの大包平の様子を観察し、その内容をこのノートに記しているらしい。
それを見た平野藤四郎に「大包平様のことを教えてほしい」と言われ、笑顔で快諾し大包平語りをし出す鶯丸。
鶯丸は大包平観察日記(ちなみにこの日記、どうやら文字だけではなく大包平の写真なども貼ってある模様)を見ながら、大包平が畑当番を真面目にやっていたことや仲間とのビーチバレーで一生懸命頑張ったことや隊長として信濃を庇い重傷を負った時のこと等をふり返り、平野に聞かせていった。
そうしてラストでは、大包平のことを語っていた鶯丸たちの所へ本物の大包平が通りがかり、大包平も入れて三人で仲良くお茶を楽しむという実にほのぼのしたシーンを見ることが出来た。
その瞬間はたまたま三人を目撃した陸奥守吉行によって写真が撮られ、その写真は新たに大包平観察日記の一ページとなった。
続く第9話では、大包平は登場しなかったものの、またもや鶯丸が登場。
何故か木の上にいたところを水鉄砲で撃たれ、地面へと出てきた(落ちてきた?)鶯丸に「お前そんなとこで何を……」と兼さんが発言。
それに対して鶯丸はなんと(手に持っていた小型の望遠鏡を覗きつつ)「大包平の様子をここから伺っていたんだ」と言い放った。
それまでの花丸の鶯丸といえば、行動の殆どは縁側で座ってお茶を飲んでいるばかりであったため、大包平を観察するためなら木に登ることすら厭わないというその予想外な行動力と想いの強さは全国の審神者に衝撃(と歓喜)を与えたのだった。