プロフィール
「私はオスティナートの楽士1、いいえ全世界ナンバー1の美女ミレイ!」
キャラクター像
「メビウス」の創造者μ(ミュー)に協力する、執拗反復(オスティナート)の楽士たちの1人。
『メビウス』内のマリンリゾート『シーパライソ』を根城にし、取り巻きの男をかしづかせて悠々自適な生活を送る、高慢でワガママな『クイーン』的存在。
(性格以外は)全てにおいて優れていて、当然音楽の才能にも長けており、美しい容姿もあいまって、楽士としても絶大な人気を誇っている。
自らがNo.1だというこだわりは異常なほどで、『メビウス』の絶対的アイドルにして自分を救ってくれた恩人であるはずのμ(ミュー)すら、その対抗心の例外ではない。
一方そんな性格にも関わらず、容姿の美醜は望むままな『メビウス』で敢えて自らの整形痕を現実のままにしているといった彼女なりの矜持を感じさせる部分もある。
本作のディレクター曰く「精神力の強さは登場人物中でもNo.1」(人間が出来てるかは別の話である)。
担当曲からは、自分こそが世界の中心であるという高慢な自尊心とその裏の思い通りにならない世界へのヒステリックな怒りが見受けられる。
歳三さん
フルネームは名取歳三。なお、苗字はクレジットでのみ確認できる。
ミレイ様のお付きの人。彼女が現実にいた頃からの付き合いであり、扱い方もよく心得ている。
性格は、快活で飄々とした老境の紳士のそれであり、声の演技もそれに準じたものになっている。中性的なイケメン男子高校生の口から、いきなり老紳士ボイスが飛び出すのは結構なインパクト。
彼女、と言うか彼女の家に仕え続けることが生き甲斐とまで言い切る忠誠心の持ち主。作中ちょくちょくいる「何であんた『メビウス』に来たんだ?」と言いたくなる鋼メンタルなキャラクターの一人だが、彼の場合は主家に仕え続けられなくなったことに絶望したのではないかと思われる。
しかしながら、ミレイ様第一主義ではあるが彼女に心酔しているという訳ではなく、主を諫めることこそしないものの立場的には中立に近い。と言うかぶっちゃけ、意図してなのかどうか主をおちょくったり辛辣な評価を爽やかに言い放つ場面が結構多い。
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以降、ネタバレが記述がされています。 |
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「認めないわよ……こんな現実……絶対に認めない……!」
本名は、一ノ瀬美玲。
没落した名家である一ノ瀬家の一人娘。シーパライソは、一ノ瀬グループの社長であった彼女の父が彼女のために一から造らせた総合遊園地である。