オクタンとは、
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。本項で解説。
- 炭化水素の一種。C8H18。ガソリン。
基礎データ
進化
テッポウオ → オクタン
概要
鉄砲魚から進化したタコのポケモン。これ以上に予想外な進化は存在しないだろう。
「何かを噴射する水生動物」という点と吸盤をもつ点以外に共通点がない。
頭は非常に硬く、吸盤で相手にからみついてからひたすら打ち据える。
それでもかなわないときや反撃された際は墨を吐いて逃げる。
穴に潜り込むのが好きで、眠気に襲われた際は、他のポケモンの住処を横取りする。
自身の名前が入った準専用技「オクタンほう」の使い勝手は正直微妙…。
しかしロマンはある。ちなみにタッツーも覚える。
また、おそらくきあいのハチマキが一番似合うポケモンでもある。
ポケモンサンデーではゴルゴ所長のエースとして、並み居る伝説ポケモンを気合でなぎ倒す縦横無尽の活躍をした。
そんな強運の持ち主だからか、第五世代では夢特性として運要素が強い特性「ムラっけ」を手に入れた。
性能
「こうげき」と「とくこう」が高めでかなり鈍足。耐久力は並。両刀型の種族値は、合計種族値に恵まれないと足を引っ張ると言われる事もあるが、オクタンの場合はオニゴーリと同じく特性にムラっけがあり、種族値と特性の相性が良い。
活躍させるには何らかの形ですばやさを補ってやる必要があるが、特性のきゅうばんは「バトンタッチ」との相性が良い。
オクタンの攻撃のメインである噴射口はあり得ないほど様々な物を噴射する。
水技や光線はもちろんのこと、炎、電気、氷、超能力、光、種子、岩石、毒を含むゴミに到るまで多種多様。
テッポウオ時代より更に器用になり、ゴースト、ドラゴン、かくとう、じめんタイプ以外の技が使える。(ただしちきゅうなげ、どろかけは使える。)
しかし何故か一番似合いそうなハイドロポンプは使えない。潮は吹けるのに…。
…とおもったらBW2で図鑑入りとともにレベルアップで習得するようになり、ようやく水タイプポケモンとして一人前になった。
ムラっけを利用して、「ダイビング」を積み技感覚で使うこともできる。
ちなみにXYでは、ライバル(?)のイカポケモンが現れた。
アニメでは
『無印』の第217話より、赤岩島のトレーナーであるハチロウ少年のポケモンとして登場。
登場したばかりの時はテッポウオの状態で、ハチロウがカスミにバトルを申し込んだ事でサニーゴとバトルして勝利。オクタンへの進化に成功するのだが、外見が元の状態から全く別物に変わってしまった事から、それまで慕っていた他のテッポウオ達から嫌われてしまい、酷く落ち込んでしまう事になり、フェスティバルのバトルでも、その事が尾を引いた結果、予選であっけなく敗北してしまう。
完全に自己嫌悪に陥ってしまったオクタンは、壺の中に閉じこもってしまう日々を送っていたが、ロケット団3人組によって仲間だったテッポウオ達が連れ去られてしまった際、ロケット団の運転するトレーラーに張り付く形で追跡。港に辿り着いたオクタンは、テッポウオ達を助ける為に奮闘し、その姿を見たテッポウオ達はオクタンを助ける為に行動する事になり、ようやく仲間として認めて貰える事になった。その影響か、ロケット団を撃退した後、他のテッポウオ達も皆、オクタンへと進化する事になっている。