アショクは次なる音の調和について考えるべく既に動いていた。ここ肥沃なテーロス世界には常に、創造すべき更に素晴らしいものがそこにある。
アショクの頬の僅かな欠片が煙と消えた。新たな夢が生まれた。
人物説明
どの次元の出身なのか未だ定かではなく、何者とも知れぬプレインズウォーカー(性別すら存在しない存在となっているという)。
悪夢を操り、実体として具現化させる魔術を持つ魔道士であり、夢が神々の世界「ニクスの地」として特に強い意味を持つテーロス次元に自身の望みを果たすため訪れている。
「悪夢の織り手、アショク」としてカード化されている。
(「『夢』の姿を築く者 その1」、「『夢』の姿を築く者 その2」、「都市の夢」、「プレインズウォーカー達の現状」、「プレインズウォーカー達の現状2015」、『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「アショク」の紹介記事)(外部リンク参照)
※次元:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける異世界の一つのこと。
『マジック:ザ・ギャザリング』背景ストーリー世界は
「限りなく広がる多元宇宙の中に文字通り数え切れないほどの次元が存在し、大半の各次元の住人達は多元宇宙や次元の存在はおろか、自身の住まう次元以外の世界の概念すら認識することなく暮らしている」
という世界観である。
※プレインズウォーカー:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける「プレインズウォーカーの灯」と呼ばれる次元間を移動できる先天的な希少な能力の持ち主達のこと。
語録
- 「知識とは時に重荷となる。解放せよ。お主の恐怖を残らず私に解き放つのだ。」(思考囲い(テーロス再録版)のフレーバーテキストより)
- 「すべての悪夢とは、いうなれば解放されることを願う檻の中の小鳥である。」(アショクの心酔者のフレーバーテキストより)
- 「眠っている間に息を引き取るのが安らかな死に方だと信じている者がいるとはね。」(悪夢のような末路のフレーバーテキストより)
- 「目覚めても逃れられない悪夢もあるのだよ。」(苛まれし思考のフレーバーテキストより)
- 「発想の源が失われるのは悲しいものがある。今回のは特に有望そうだったのだが。」(精神腐敗(基本セット2015再録版)のフレーバーテキストより)
カードとしての能力
テーロス・ブロック
悪夢の織り手、アショク
カード名 | 悪夢の織り手、アショク |
---|---|
マナコスト | (1)(青)(黒) |
カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー — アショク(Ashiok) |
能力 | [+2]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上から3枚のカードを追放する。 |
[-X]:悪夢の織り手、アショクによって追放された、点数で見たマナ・コストがXのクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。そのクリーチャーは、他のタイプに加えてナイトメア(Nightmare)でもある。 | |
[-10]:すべての対戦相手の手札と墓地にあるすべてのカードを追放する。 | |
初期忠誠度 | 3 |
カードセット『テーロス』において初登場したアショクのカード。