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Ξガンダムの編集履歴

2018-05-25 14:38:55 バージョン

Ξガンダム

くすぃーがんだむ

Ξ(クスィー)ガンダムとは、小説作品『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するモビルスーツである。

カタログスペック

頭頂高26.0m
全高28.0m
本体重量32.0t
全備重量80.0t
ジェネレーター出力3,980kw
装甲材質ガンダリウム合金
スラスター総推力160,000kg

概要

宇宙世紀0105年、反地球連邦結社 "マフティー"が同組織の象徴としてアナハイム・エレクトロニクス社に極秘裏に発注した、当時最新鋭の第5世代モビルスーツ(=ミノフスキークラフト搭載型モビルスーツ)。

その性質上、アナハイム製の機体ではあるが、マフティーとの繋がりが明らかにならないよう機体を構成するパーツには偽装が施されている。

形式番号はRX-105と地球連邦軍に従っているが、これはガンダムが有する反体制のシンボリズムを強調するためである。

パイロットはマフティー・ナビーユ・エリンハサウェイ・ノア)。


最大の特徴として、これまでは戦艦クラスにしか搭載できなかったミノフキー・クラフトをダウンサイジング搭載している事が挙げられ、サブフライトシステム(飛行専用の補助機)や可変機構(スラスター推力による強制的な飛行)を用いずに人型形態での大気圏内長時間飛行を可能としている

更に、機体前面にビーム・バリアを展開する事で空気抵抗を軽減し、空戦ではマッハ2もの高速機動が可能となる。

操縦系にはサイコミュも取り入れられており、搭乗者の脳波を拡大するシステムを有するなど、戦闘用モビルスーツとしては高い性能を誇っていた。


第5世代モビルスーツとしてはキンバレー部隊(キルケー・ユニット)のRX-104FF ペーネロペーに続く2番目となるが、ペーネロペーが専用のフライング・フォームに変形しないと音速を突破出来ないのに対し、こちらは上述のビーム・バリアーによる音速飛行が可能であるなど技術水準に関してはペーネロペーよりも洗練されている(従来の技術では、人型という空気抵抗の大きな形状で音速を超える事は不可能であった)。

しかし、ミノフスキー・クラフトのモビルスーツ本体への搭載は機体の大型化を余儀なくされ、グリプス戦役期に於けるサイコガンダム程ではないにしろ、30m級の大型機として完成するに至った。


サイコミュデバイスと大出力メガ粒子砲を同時に搭載する機体コンセプトは、同じアナハイム製モビルスーツであるΖΖガンダムサザビー等とも共通しており、これらの機体の優れた点を継承するガンダムタイプMSと言える。

また、本機の機体名であるΞは「クスィー(クシー)」と読み、ギリシャ文字で「ν」の次の文字にあたる。これはかつてのニュータイプ戦士アムロ・レイが最後に搭乗したとされる機体νガンダムの意思を継ぐという意味で与えられたという。


宇宙世紀0105年時において、単独で大気圏内飛行が可能なモビルスーツは本機とペーネロペーのみであり、少数の戦力しか保有しないマフティーが地球連邦軍と渡り合うことができたのは、本機の絶大な戦闘力による処が大きいといえるだろう。


ロールアウトした本機は、ハサウェイ自身の手でカーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送され、マフティーの戦力の中枢として活躍。その高速飛行能力を以ってアデレート空港へテロ活動を敢行し、壊滅的な被害を与えた。

またその後(事前の犯行声明通りに)アデレートの国際会議場を襲撃。その際にレーン・エイムのペーネロペーと戦闘になり、乗り手の実戦経験の差でペーネロペーを追い詰めるが、会議場の周辺に設置されたビーム・バリアー(上述の同名システムとは異なり、議事堂全域を覆う低出力ビームシールドのようなもの)によって機体は擱座し、パイロット共々連邦軍によって鹵獲された。


この連邦が設置したビーム・バリアーにはアデレートの全電力を集中されていた上、運悪くΞガンダムのコクピット保護システムは作動せず、更にはバリアーとコクピット・コアの距離が近かったと、幾重にも不遇が重なったが、ハサウェイは全身火傷と打撲を負ったものの一命を取り留めており、機体の堅牢性はマフティー討伐作戦を指揮したケネスも認めている。


武装

頭部バルカン砲

側頭部に二門装備する機関砲。

砲口径は不明。


ビームライフル

携行型射撃用ビーム兵装。

ビームの高出力化によって旧来品の倍近くの初速を誇る。


肩部メガ粒子砲

肩部アーマーを展開する事で露出するジェネレーター直結型の大出力メガ粒子砲。

両肩に各一基を搭載している。

なお、本武装はゲーム『ガンダムVSシリーズ』で追加された武装であり原作小説には存在しない。


ビームサーベル

バックパックに装備されている格闘用ビーム兵装。

基部にマウントされた状態でも稼動可能であり、手に持たずとも敵機を両断することが出来る。


ミサイルランチャー

機体各所に設置されたミサイルランチャー。

両腕部に通常タイプの物を、両脚部に大型ミサイル用のミサイルランチャーを装備する


ビーム・バリア

ミノフスキー・クラフトはミノフスキー粒子に静電入力を行う事で立方格子状の力場(Iフィールド)を構築、ミノフスキー粒子が物質(陸地を含む)を透過しない特性を利用して、MS(および戦艦)がこの力場に“乗る”事で『浮遊』するミノフスキー物理学機構である(『陸地から組み上げた見えない足場に乗る』という原理上、最高到達高度は低い)。

この状態でスラスター使用により加速し、疑似的に『飛行』を達成しているのが第五世代MSの特徴となっている。

(このため、高速移動のためには結局スラスター/推進剤を使用するが、重力下において自重を相殺するためにスラスターを噴射し続けなければならない前世代MS群と比べれば例えスペック上パワー・ウェイト・レシオに劣っていたとしても、飛行速度・距離は遥かに優位に立つ。)


Ξガンダムは更に、高速飛行時にこのビーム・バリアを機体前面に展開、進行方向に波形を変えたビームを放射することで、大気の干渉を減散させ、飛行形態への変形をせずに大気圏内を高速で飛行する事が可能になる(一部ゲームでは簡易的な飛行形態に変形する)。加えて流体抵抗の減衰は、初期加速の減速要因の低減にも繋がるため、推進剤の消費量削減による行動範囲の拡大にも寄与する。


欠点として、この状態でのΞガンダムの姿は空中であたかも機体全体が発光するかのような様相になるため、有視界戦闘が原則となるモビルスーツ戦では、敵機からの捕捉確率が増大してしまう。

なお、あくまで空気抵抗軽減用なのでビームの出力は低く、防御への転用は不可能である


マイクロミサイルポッド

追加ブースターの役割も兼ねたミサイルポッド。リアスカート部に装備される。

二度目のリファインの際に追加された武装で、スーパーロボット大戦Vにて映像化された。

スパロボでの演出ではまず自機の真横にミサイルを射出し、その後ミサイルが点火し敵機へ向かうものとなっている。


ファンネルミサイル

サイコミュ兵装。

本機が重力下での戦闘に特化しているため、大気圏外戦闘用のファンネルとは違い、直接ミサイルをサイコミュで誘導する。

これにより、ミノフスキー粒子が戦闘利用されて以降は完全に消え去っていた誘導ミサイルの概念が復活した(サイコミュを用いた誘導式ミサイルとしてティターンズのモビルアーマーハティが同様の機能を有していたが、こちらは超長距離精密誘導システムを用いICBMとしての運用が想定された、全く別のコンセプトの兵器となっている)。


サンドバレル

対MS・対実弾迎撃用散弾。

散弾を用いて敵モビルスーツや実体弾を撃ち落とす事を目的とする。

ゲーム作品等では再現されていない事が多い。


余談

デザインの変遷

原作挿絵は森木靖泰による原作版デザインであったが、原作発表の約10年後、SDガンダム GジェネレーションFに「閃光のハサウェイ」が登場するにあたり、主役機であるΞガンダム及びライバル機ペーネロペーのリデザインが森木氏自身の手によって行われた。このバージョンはGジェネ版と呼ばれ、その後広く普及していった。

さらにその後、『カトキハジメによるリファイン版の立体化』というコンセプトに基づくシリーズ「GUNDAM FIX FIGULATION」で発売されるにあたり、さらにカトキの手が加えられたGFF版が発表され、今に至る。


以上のように、Ξガンダムとペーネロペーには「原作版」「Gジェネ版」「GFF版」の3パターンの異なるデザインが存在することになる。

特に「Gジェネ版」と「GFF版」はそう極端な違いがあるわけでもなく、Gジェネ版の場合特にSD以外の資料が少ないこともあって、区別がつきにくい場合もある(「原作版」には、顔のへの字スリットが無く、胸にアンテナが有るなどの違いがあり、比較的区別しやすい)。


また腕や足などに森木独特のデザインが顕著に出ていたことで、後年武者頑駄無シリーズに登場した際は、同じく森木のデザインが顕著に出ていた冥王計画ゼオライマーの主人公機ゼオライマーの要素を取り入れた「機動武神天鎧王」が登場している。


外部作品に於ける客演

ガンダムVSシリーズ

機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOSTに2012年11月26日のアップデートで参戦。

コスト3000の射撃寄りの万能機。制限時間つき自己強化武装として高機動形態(ミノフスキークラフト解放状態)が搭載されている。

全高 28.0 mという原作設定のためか当たり判定が大きく設定されており機動力は同コストでは若干遅め。

そのかわり、ビームライフルや肩部メガ粒子砲を発射した際、ファンネルミサイルを射出するという特殊能力を持つ。そのため射撃をかいくぐって接近する格闘主体機には、やりにくいこの上ない相手。

逆にサザビーストライクフリーダムガンダムといった高い機動力有する射撃機体とは相性が悪く、ドッグファイト状態に持ち込まれると不利になる場面が多い。前述のミノフスキークラフト解放状態は弱点である機動力が上昇するのでうまく使って切り抜けよう。

EXVSFBで参戦後、家庭用機動戦士ガンダム EXTREME VS.に配信決定。ガンダム試作3号機と共に2012年12月13日より有料配信されている(ダウンロード機におけるコスト3000機はHi-νガンダム(無料)とこの機体のみ)。


マキブONにて射撃CSで単発ダウン武装が、格闘CSでアシストとしてメッサー呼び出しが追加された、そして若干ながら機動力も上昇した。

しかしビームライフルの弾数が大きく減らされてしまったため前ほどじっくりと射撃戦が行えなくなってしまう。新たに得た武装で上手く補うよう。


ガンダムビルドファイターズ

ガンダムビルドファイターズに於いて1カットのみであるがBB戦士Ξガンダムが登場。

続くガンダムビルドファイターズトライでは公式サイトで行われたモビルスーツ総選挙にて選ばれた上位10機体の中から再投票を経て1位を獲得し、本編最終話にて登場。他のガンプラと共にカリマ・ケイが操作するラフレシア撃破に貢献する活躍を見せた。


Gジェネレーションシリーズ

宇宙世紀系ガンダムにおける開発系譜終着点の一つ。

対となるペーネロペーとほぼほぼ似通った武装であるが、Ξは射程5以上はMPを消費するファンネルミサイルでしか攻撃できないが、ペーネロペーは射程5までならMP消費なしで攻撃可能。

反面防御面ではペーネロペーはシールドが無く、かわしきれない場合はダメージをまともに受けるが、Ξにはシールドがあるのでダメージの軽減が可能。

以上のことから、攻撃面に特化させたペーネロペーとバランス良く戦えるΞと差分が図られている。


スーパーロボット大戦シリーズ

スーパーロボット大戦Vに参戦。

登場は機体のみの為、ストーリーへの関わり方はゲームオリジナルとなる。


関連項目

閃光のハサウェイ ペーネロペー 森木靖泰

ハサウェイ・ノア

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