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金属探知機の編集履歴

2011-05-16 20:31:04 バージョン

金属探知機

見えない、又は見づらい場所に隠れている金属の有無を調べる装置。


概要

敷設された地雷や、飛行機など犯罪の救助の困難な公共交通機関に搭乗する際に拳銃やナイフなどの凶器を持っていないか検査、衣服に紛れ込んだ針の有無検知といった金属でできたものが危険を及ぼすものに対して、保安用途に使われることが多い装置。他に埋設された水道管や建築物の鉄筋や鉄骨の探査、考古学調査にも使われる。金属の性質上、電磁誘導によって検知を行う。

ちなみに、最近の地雷は金属探知機対策としてプラスチックなど非金属を多用するようになったので、検知が難しくなっている。

原理

二組のコイル(線輪。間違えても某ポ○モソではない)の片方に交流を流しもう一方のコイルで変化を検知する。

検知範囲内に金属がないときは、何の変化もなく検知側のコイルに交流が電磁誘導で伝わっていくだけだが、金属があるとその金属が探知機からの磁場で電磁誘導による渦電流が発生し、そこでも交流磁場が発生するため検知側のコイルに電磁誘導で伝わっていく誘導電流が変化する。この原理によって検知ができる。

コンピューター化

近年では目的の材質や大きさのものを検知するため、コイルに印加する電流の工夫をしたり、検知された電流からどのような物が検知されたのか解析できるものも登場している。

創作物では…

米コメディ映画では、飛行機に乗る前の金属チェックで財布やベルトで誤検知されるというよくあるアクシデントに引き続き、近くに何故かいる音真似の巧い脇役の人(何故か黒人が多い)が何回通っても検知音を口真似で「鳴らす」ため、最終的にはパンツ一丁にされてしまうネタがよくある。

関連タグ

地雷 空港

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