「僕はそれほど、うぬぼれじゃないよ」
概要
プロフィール
人物像
折神家親衛隊の第一席。16歳。男性的な言動をとり、一人称が「僕」。
前回・前々回の大会で優勝を果たし、現在の地位に就いた経緯を持つ。
折神紫の護衛と荒魂討伐の作戦指揮が主であるため前線に出ることは少ない。
刀使として
経歴
胎動編
親衛隊の任務に誇りを持ち、主である紫を襲撃した十条姫和(と逃亡を助けた衛藤可奈美)の追跡に執念を燃やす。
山中で可奈美と姫和を此花寿々花と共に追い詰めるが、2人のコンビネーションに翻弄され姫和の斬撃を食らって敗北してしまう。
実は折神親衛隊はいずれも荒神の源であるノロを身体に投与することでそれを自分の力にできる(要するに一種のドーピング)研究の被検体となっている(燕結芽は生命維持のみでノロそのもので戦闘力増強をしたわけではない)。
可奈美達が折紙本家に乗り込んだ時は、前回の敗戦の教訓から寿々花と別々に行動、姫和と相まみえる事を選んだ、この戦いの中自身はまったく強いとは思っておらず。とある人物達を差して「目指す背中は彼方に遠く…見上げる頂きは遥か高い」と述べた。ノロの力を使いS装備の姫和を追い込んだかに見えたが、彼女の思わぬトリックプレーを食らったのが元で再び敗北してしまった。
益子薫と古波蔵エレンの後を追ったのはよかったが自分達を指揮していた紫が大荒魂タギツヒメであることに驚愕、タギツヒメに挑む可奈美達を見て立ちすくむ結果に終わった。
本人はノロによるドーピングを「毒を以て毒を制す」と称し、このおかげで荒神との戦いで死傷する刀使も減少したと述べているが、その言動にはどこか自信がなく、薫からも「要はビビり」と切り捨てられた。
また、薫達の戦いの後で病状悪化のため死んだ結芽を荒魂にしてでも彼女を生き返らせようと考えたが、寿々花にはそれは彼女を二回死なせること・生き返ってもそれはもはや結芽ではないとして諌められた上、自分達にもはや人間としての生死は残されてないことを悔やむなど、ずさんな思考が目立った。
ネタ
ノロによるドーピングに頼ったり、自信のない発言の数々、タギツヒメを見て立ちすくむ等から、視聴者からは「ヘタレ」「第一席(笑)」扱いされてしまっている(実際、実力は結芽が上だった)。
波瀾編
事件解決後に消息不明となったが、フードをまとった謎の刀使として荒魂討伐を行う。しかし、同じようにフードをまとった謎の刀使「姫」が各地でノロを強奪したため、同一犯のように認知されてしまう。太刀筋から可奈美と姫和、そして真庭紗南本部長には一方が彼女であることには気づいたが…。
実はかつての贖罪からタギツヒメを追っていたわけだが、タキリヒメを狙ってきたタギツヒメと交戦したことで可奈美や姫和と出くわし、紫や寿々花と再会する。
自分の弱さを認め、以前の迷いは若干晴れた模様。なお、寿々花がなぜ荒魂を投与したのかその原因が自分にあることは全く気付かず、「(彼女自身といい姫和といい)平城学館の生徒はどうしてこうも猪突猛進なのか…」と嘆かれた。
紫が監視しているイチキシマヒメとも対面し、自分達に荒魂した大元であったことと、その理由「人間と荒魂が融合することこそが幸せにつながる」という発想をしていることに憤りを隠せなかった。