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パーフェクトフォルムの編集履歴

2018-07-18 20:33:58 バージョン

パーフェクトフォルム

じがるでのしんのすがた

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン・ジガルデの最終形態。

基礎データ

ずかんNo.718
ぶんるいちつじょポケモン
タイプドラゴン / じめん
たかさ4.5m
おもさ610.0kg
とくせいスワームチェンジ

概要

映画「光輪の超魔神 フーパ」のエンドロールで映画予告に登場した巨大ポケモン。

その正体は、ジガルデがその真の力を解放した姿だった!


ジガルデは小型のジガルデ・コアに、よく似たジガルデ・セルが融合して誕生するポケモン。

集合率が10%だとドーベルマンのような姿になり、集合率が50%だと我々が良く知るジガルデの姿へと変化する。

合計種族値600と異様な存在だったが、やはりまだ全力を発揮していなかったようである。


そして集合率が100%となった時発現するのが、このパーフェクトフォルムである。

2足歩行の怪獣…というかロボットのような姿をしており、両翼にはゼルネアスイベルタルを想わせるハニカム状の模様が確認できる。

Zガンダム(ゼータじゃないよ)

最早完全にモビルスーツである。


胸部にある口はパワーを開放する時に開き、内部にそれぞれ青、水色、白、オレンジ、赤に光る5つの六角形が存在する。一見これがコアの様にも見えるが、実際にコアが宿っているのは翼と尻尾であり、別々の意志で動かす事が可能。

なおイラストだとわからないが、尻尾や両翼の先端はの口のように内部に開く仕組みになっており、アニメでは「りゅうのはどう」の発射口や、「しんそく」の威力を引き上げるブースターとして使用している。


どうやらこの形態はゼルネアス・イベルタルを越える力を持つと言われているようだが…。

なお、全長は50%ジガルデより縮んでいるが、人型に近くなっているのでサイズ自体は大幅に巨大化している。重量はしっかり50%フォルムの2倍。


ゲームでの特徴

2016年2月27日、ポケットモンスターサン・ムーンが2016年冬に発売される事が発表。


今のところ、マイナーチェンジ版の発表が未明で、完全な謎は解き明かされぬままになる可能性が非常に高くなるという、3体目の伝説ポジポケモンで異例の事態が発生してしまった。

以降、登場メディアがアニポケ、及びポケモントレッタのみで、本家ゲームでの扱いがどうなるのかは一切不明という状況が長らく続いたが、2016年6月11日に公開された映像にて、ポケットモンスターサン・ムーンに登場する事が判明した。



「オーラブレイク」に続く新特性「スワームチェンジ」を持った状態で、バトル中に自分のHPが半分を切ると10%、50%どちらからでもパーフェクトフォルムへ変化する事が判明。

この形態固有の新技として、胸の口から光線を放って地面に「Z」の字を描き、地脈のエネルギーを大爆発させる「コアパニッシャー」が披露されている(さながらブレストファイヤー、あるいはメガ粒子砲)。


性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
10%54100716185115486
50%108100121819595600
パーフェクト216100121919585708
50%との差+108+0+0+10+0-10+108

実際に解禁されてみると、その強化内容はユーザー達の予想とは大きく異なっていた。


50%時と比較すると、HPの種族値だけが大幅に上昇し、他は素早さが10特攻に回された程度。

HPの種族値がバトル中に変動するポケモンは現在ジガルデだけであり、フォルムチェンジ時増加した分だけ疑似的な回復を果たすことが出来る。

但しそのフォルムチェンジ条件の都合上、実際のHPは種族値ほど高くはない。加えてそれ以外の能力は据え置きなので、実質的な戦闘力(特に物理火力)は他のフォルムと変化は無く「最終形態の癖に大して強くない」と言うのが大部分の意見となっている。

とは言え曲がりなりにもじめん・ドラゴンタイプである為攻撃範囲と耐性は優秀な部類。


素早さから特攻に10振り直されたのは恐らく特殊技かつ、相手が先に行動している場合に最大限に効果を発揮するコアパニッシャーを使わせる為であろう。

が、研究の末に固まった戦術は他フォルムでりゅうのまいを舞いまくって物理技で上から征圧する事。コアパニッシャーは完全に要らない子である。それでいいのか必殺技。

一応、上がった特攻をりゅうせいぐん等の役割破壊に使えない事も無い。


なお、アニメでのジガルデが全地球上からセルを集めていたのに対し、ゲームでのジガルデはアローラ地方のセルしか取り込んでいないため、能力上昇に差が出たという声もある。

まあ、設定とゲーム上の性能が大きく異なったりするのは伝説ポケモンではよくあることである。




というような感じで過小評価ばかりされており、実際に使ってくれるプレイヤーも少なく、このまま埋もれてしまうのではと思われたが・・・

公式ネット大会「シャドースチール(全ポケモン100lv、同じポケモン{一部伝説は除く}や道具もOKの何でもあり)」においては、なんだかんだで強かったとの声が多数聞かれる結果になった。


10%フォルムできあいのタスキを持たせた場合ならば、相手の攻撃を一度耐えた後で大幅な回復と耐久力の強化を行える為、次ターンでの先制技で倒される心配がなく、ミミッキュ同様ストッパー性能がかなり高い。

保障された行動回数で「へびにらみ」による足止めをしたり、「りゅうのまい」の積みで十分となった攻撃・素早さから3タテを狙う事も十分に可能。このフォルムに限ったことではないが、サウザンアローによりひこうタイプで受け出しができない点が特に大きい。


50%フォルムの方は素の耐久力に優れ「みがわり」を入れることで並の火力なら正面から起点にしてしまう。ガブリアスの「げきりん」くらいなら耐えるし、不一致「れいとうパンチ」程度なら2発耐える例も。

HD弱点保険ジガルデではフェローチェの「れいとうビーム」やカプ・テテフの「ムーンフォース」2発を耐えて返り討ちにした、マギアナの「フルールカノン」(威力130)をも耐えてしまったなどの報告もある。


このように、耐久が高く、技も優秀なのばかりで持ち物自由、型も多数であるという点で力を見せつけたのである。

この大会では強かったのは使用ポケモンがレベル100になり、レベル50の時以上に多くの攻撃を耐えられるようなったからだという声もあったが、やはり合計能力値708は伊達ではなかったのだ。


余談

上記の通り詳細については長い間明かされなかったが、実はアニメや派生作品では「サン・ムーン」に登場する以前から登場への伏線やゲームの情報が少しずつ明かされていた。

  • コロコロでその存在が公表された際に新ポケモンという謳い文句で全面的に押し出される。
  • ポケモントレッタでの性能ではHPが非常に高く、フォルムチェンジ時に回復する。またポケモンカードゲームでも「ジガルデEX」として参戦した時には、こちらも単体のEXとしてはHPが高く回復技を持つ。
  • 「サン・ムーン」でフォルムをチェンジする時「たくさんのけはいをかんじる」という文章やアニメーションはポケモントレッタで先行して公開される。
  • アニメでは予知でジガルデが暴れる様子を「カロスが緑の炎に包まれる」とあり、新規技として緑の炎を発生させるコアパニッシャーが追加される。

ちなみに、ジガルデの各フォルムのモチーフは、おそらく北欧神話の悪戯好きの神ロキの子供達だと思われる。なんで途中でが入ってきた?と思う人もこれを見れば納得するかも。

10%フォルム→フェンリル

50%フォルム→ヨルムンガンド

パーフェクトフォルム→ヘル


また「サン・ムーン」の舞台のアローラ地方のモデルになったハワイは、環境破壊や持ち込まれた外来種により生態系を大きく乱されたため絶滅危惧種や絶滅種が多いという、"生態系の秩序を保つ"という設定に相応しい特徴を持った地域でもある(これは本来生息しているカロスのモチーフのフランスも同様)。


関連イラスト

パーフェクトフォルム100%


関連タグ

ポケモン 伝説ポケモン

ジガルデ ジガルデ・コア ジガルデ・セル 10%フォルム

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