概要
ワーナーブラザーズが配給し、レジェンダリー・エンターテインメントが日本の東宝と連帯して制作する怪獣映画シリーズ。
2014年7月に、レジェンダリー・エンターテインメイントが東宝からゴジラに続き、キングギドラ、モスラ、ラドンの使用権を会得したことを発表。2018年に公開を予定しているゴジラ映画第二作に登場予定であることを発表した。
2015年9月にレジェンダリーはキングコングの新作映画『髑髏島の巨神』の製作をユニバーサル・ピクチャーズと共同制作しない方針を発表し、代わりにワーナーブラザーズとの協同を発表。10月にはゴジラとキングコングが対決する映画『GODZILLA VS KONG』を2020年の公開を目指して製作中であることを発表した。
これを受けてレジェンダリーは『GODZILLA』に登場した研究機関「MONARCH」を中心にフランチャイズ映画シリーズを作り上げ、「古いものと新しいもの、異なる巨大超生物種族の生態系の中でゴジラとレジェンダリーのコングを結集する」計画を立てているという。
ちなみに、モスラ・ラドン・キングギドラの登用は、エメリッヒ版ゴジラの制作以前、つまりヤン・デ・ボンが起用されていた時期に東宝から使用のオファーがあったメンバーである。これらの怪獣の出演がなしえなかったことにローランド・エメリッヒはおそらく関与していないので留意。
こちらを参照。
また、(あくまでまだ構想の段階ではあるが)将来的には同じくレジェンダリー・ピクチャーズが製作している『パシフィック・リム』シリーズとのクロスオーバーの話も持ち上がっているらしい。
しかし『パシフィック・リム』側のスタッフは「モンスターバースとの合流の計画は無い」と否定している。
作品一覧
公開年 | タイトル | 登場怪獣 | 監督 |
---|---|---|---|
2014年 | 『GODZILLA』 | ゴジラ、MUTO | ギャレス・エドワーズ |
2017年 | 『髑髏島の巨神』 | キングコング、スカルクローラー、スケル・バッファロー、バンブー・スパイダー、リバー・デビル、スポア・マンティス、サイコ・バルチャー | ジョーダン・ヴォート=ロバーツ |
2019年 | 『GODZILLA:King of Monsters』 | ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラ | マイケル・ドハティ |
2020年 | 『GODZILLA VS KONG』 | ゴジラ、キングコング | アダム・ウィンガード |