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ミストバーンの編集履歴

2018-08-01 16:53:39 バージョン

ミストバーン

みすとばーん

ミストバーンは漫画「ダイの大冒険」登場人物のひとり。大魔王バーンの側近の中でも随一の忠臣である。その健気なまでの忠誠心と、強い心身を持つ者に敬意を表す性格から高い人気を誇る。

・・・私は・・・幾千年も前からもともと一人だった!一人でバーン様を守りぬいてきたのだ!!


概要

CV:難波圭一


大魔王バーンの古くからの側近で忠臣。物語序盤から謎めいた印象を持つ。死神キルバーンがバーンの元に来るまではミストと呼ばれていた。


魔王軍六大軍団のひとつ魔影軍団長で、常にフードで素顔を隠し、台詞も「…」と無言かつ寡黙で一言発すれば数百年は黙る程に無口を貫いていたが、時が経つにつれ口数が多くなっていく(理由は後述)。

緊急時には素顔を曝し封印を解いて超金属をも破壊する格闘戦や、呪文を駆使し強者を倒すが、魔王の許可が下りなければ絶対にしない。

また、軍団長という立場でありながら魔軍指令であったハドラーよりも強い権限を持っていたことがわかる(ハドラーもうすうす感づいていた)。

ヒュンケルにとってはを司るもう1人の師であり、闘魔傀儡掌をはじめとする暗黒闘気による闘法を教えた。

その理由は、何らかの事情でバーンの肉体返却の際に、それを補佐する憑代としての「最強の肉体」を保存するためでもあった。


当初は魔族と思われていたが、真の正体は暗黒闘気の集合体である魔界の魔物ミストであり、凍れる時間の秘法で凍らせたバーンの全盛期の肉体を預かり動かしていたこと物語終盤で判明する(ちなみにあの前髪のような、眉毛のような部分がミストの顔その物である)。精神体である為にあらゆる物理攻撃が効かず相手の肉体を乗っ取り続ける習性を覚えた後に魔王と出会ったと云う。

口数が少なかったのは両者の共通点を知る者が魔王の肉体を管理していることを見抜かれ悟られないためである。

ちなみにミスト本人の声は違うようだ。


クソ企画

老バーンが最終決戦でダイに倒される寸前であった為、その肉体を返却。その後本来の姿を現しマァムの身体を乗っ取り、一時の乗り物替わりに使用すると、油断したヒュンケルに憑依したが、魂の奥底に蓄えた光の闘気に触れ完全に消滅することとなる。だが、彼はその性格を知っているかの様に誘っただけであった。


性格

基本的に果断かつ冷酷である。その一方で、強い心身や誇り高い魂を持つ者に対しては、敵味方問わず深い敬意を表す。それは彼自身が、肉体を持たず成長という概念を持てない生命体であるゆえのコンプレックスの裏返しでもある。そのため、強い心身を持たないうえで卑劣な輩には例え味方であろうと侮蔑の感情を露にしていた。

が、一方で最終決戦時、バーンパレスに戻る直前に地上に置き去りにしたザボエラが超魔ゾンビを持ち出して形勢を逆転させたのを見て「叩かれてようやく手の内を見せおったわ」と言い放っており、嫌っている相手でもその実力は評価する公平性を持つ。


唯一の例外は彼の親友キルバーンである。本来ミストバーンは卑怯者を最も嫌うタイプの人物なのだが、バーンに対しても臆することなく接する胆力に興味を抱いたため、単なる卑怯者の枠には収まらず、不思議と気の合う友人となった。

互いに自らの正体を隠している身の上であるという部分でも共通点のある両者である。


普段は無口で冷徹な態度を取ってはいるが意外と情に熱い熱血漢な一面も持っており、途中から友誼を持つようになったハドラーや、敵として立ちはだかったダイ一行に対しても”熱い”言葉を投げかけている。


能力

暗黒闘気を用いた戦闘を得意としており、必殺技にもそれが現れている。

  • 闘魔傀儡掌

 掌から発する糸状の暗黒闘気で相手をマリオネットのように操る技。相手を痛めつける技としても強力である。元々は無数の死体を操る児戯にも等しい技であるが、ミストバーンが使うと途端に魔技と化す。

  • 闘魔滅砕陣

 足下から蜘蛛の巣のように暗黒闘気の糸を張り巡らせ、周囲にいる者達を同時に縛り上げる技。

  • 闘魔最終掌

 ミストバーンの最終奥義。掌に全ての暗黒闘気を集中して敵を握りつぶす技である。超金属(オリハルコン)ですら防げないほどの威力を持っている。

  • ビュートデストリンガー

 鋭い爪を高速で伸ばして相手を貫ぬき絡め取る技。伝説の防具をも貫通し、爪は切られても即座に再生してしまう。

  • デストリンガー・ブレード

 爪を揃えて剣状に伸ばし、敵を切り刻む技。ロン・ベルクの顔に傷を入れたのもこの技である。

  • 憑依

真の姿であるミスト形態で使用した力。あらゆる生物の体を乗っ取り自らの肉体としてしまう非常に強力な能力である。ミストは痛覚や疲労という概念がないうえに、格闘技術も一流であるため、体を乗っ取られた者は文字通り死ぬまで戦える超戦士となるのだ。ただし「火事場の馬鹿力」をも躊躇無く使うため、通常ならば肉体に過剰な負荷がかかり、長くは持たない。それを克服している手段こそが、凍れる時間の秘法なのである。

名言録

口数少ないミストバーンだが意外と名言を多く残している。

大魔王さまのお言葉はすべてに優先する…

命令する……死ね。お前たちには一片の存在価値もない。大魔王バーン様の大望の花を汚す害虫だ…降伏すら許さん…死ね!

人から人へ成りあがりだけを目あてにうろつくドブネズミなど私は絶対に信じぬ!

・・・たまには自分の手足を動かせ!!

私は強靭な肉体と精神を持った者は 敵味方を問わず尊敬する。諸君らの活躍を永遠に心に留めておくことを約束しよう!

人形風情がハドラーの生まれ変わりのような顔をするのはっ・・・身のほどを知らぬにも限度があるっ・・・!!


関連イラスト

魔影参謀

素顔

Silent Garden


関連タグ

ダイの大冒険 大魔王バーン キルバーン ロン・ベルク ヒュンケル ハドラー


凍れる時間の秘法 フェニックスウィング 闘魔傀儡掌

憑依

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