合体要員
詳細
ネオゼネバス帝国が導入したキメラブロックスは無人運用を視野に入れたゾイドであったが、その凶暴性が自律システムを侵食し、味方にも手を出す事案もあった。また、そのなかで他のゾイドを取り込むこともあったという。
そんなキメラブロックス群のうち、上記の4体が共和国軍の合体ブロックスゾイド・マトリクスドラゴンに対抗するために合体したのがこのキメラドラゴンである。
マトリクスドラゴンと同様に大型ゾイドに比肩するパワーを持つ一方、無理に出力を高めた反動から、ゾイドコアの寿命は極端に短いという。恐らくはレブラプターと同様に早期退役が多かったと思われる。
必殺技はヘルズゲート。(詳細は不明だが、ゲームでは特攻技であることが多い)
アニメでは
ゾイドフューザーズ
第18話に登場、ブラックインパクト所属のラスターニの兄レナートが導入した無人ゾイドで、合体時の大きさがバトルストーリーの個体より大型になっている。
戦術AIの正確さでマッハストームのライガーゼロファルコンとコマンドストライカーを翻弄するが、戦闘中に機能不全を起こし暴走。コロシアムから逃げ出してしまう。
暴走時もRDのゼロファルコンを正確な戦術で翻弄したが、その正確さを逆手に取られ、ストライクレーザークローを受け機能停止した。
余談
ゲーム媒体では無人機の設定を再現するのが困難であるためか、パイロットが乗れる。
特に『ゾイドVS』シリーズでは機動性は高くないが、同型の武器を二重に装着でき、火力を底上げできるなど、優秀なゾイドの一体となっている。おすすめはケーニッヒウルフのデュアルスナイパーライフル二挺。
キットについては、上記の合体要員の単品売りに加え、セット販売もされた。合体時の余剰パーツが少なく、大型のパーツが多いので、カスタムの幅が広い。
(こちらは、『妄想戦記』に登場した「キメラゴジュラス」)