CV:安野希世乃
概要
第三王女。16歳。金の髪に象徴される国内外にも知られる美貌と、王国の強化に繋がる画期的な施策を立案する頭の回転の良さ、精神の輝きの両面を讃えて“黄金”の二つ名で知られる。なお、彼女の美しさは文字通り人外の美を有するプレアデスと同格と、その両方を知る者からは評されている。上火月7日生。
王家と敵対する大貴族の妨害によって、奴隷の廃止、冒険者への報奨金や街道警備の強化など実行できた改革は少数で、かつ内容も削られてはいるものの恩恵を受けた庶民や識者からの評判は高い。
しかし、その発想力とは不釣り合いな政治力の無さによって更なる極一部の知恵者からは訝しがられている。
野垂れ死に寸前だったクライムを拾い、彼を直属の騎士に抜擢し、大切にしている。
関連タグ
クライム(オーバーロード):大切な忠犬。
ラナー(オーバーロード):本名を省略する際はこちらのタグも推奨。
ネタバレ
その本性はデミウルゴスから人間の域を超えた天稟の頭脳と認めるほどの持ち主で、それゆえに周囲に自分と同等の者が皆無であることに失望して人間の全てを見下してきた性格破綻者。その頭脳は断片的な情報だけでそれらの真相に辿り着くほど。立案した政策に反して、実際は民草を慮る気持ちは全く存在せず、国民についても数字で数えているに過ぎない。
自分を理解する者がいない世界に失望しており生きる気力も失いかけていたが、たまたま拾ったクライムが自分に向ける視線の中に、「自分と同じ人間」を見出したため、クライムに異常な執着心を抱く様になる。
その執着心は常軌を逸しており、クライムと安泰な地位を保ったまま結ばれるのなら、裏切りを平然と行えるほど。さらに、クライムと関わった女性にも容赦なく、彼を馬鹿にするメイドや彼に助けられた娼館の女性たちですら殺すほど。
レエブン侯や兄のザナックなど、その本性を知る者達からは「化け物」と呼ばれている。
すでにデミウルゴスと接触しており、ナザリックへの鞍替えを画策している。