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ぼくたちは勉強ができないの編集履歴

2018-08-28 17:51:28 バージョン

ぼくたちは勉強ができない

ぼくたちはべんきょうができない

「ぼくたちは勉強ができない」は、週刊少年ジャンプ2017年10号より連載されている漫画である。 なお、タイトルの元ネタは「ぼくは勉強ができない(新潮文庫)」である。

ジャンプ史上、もっとも予測不能なバトル!!

(週刊少年ジャンプ2017年36・37合併号より)


概要

ニセコイ」のスピンオフ作品「マジカルパティシエ小咲ちゃん」を連載した筒井大志WJ誌上初の連載作品で、「勉強」がテーマという異色のラブコメディ漫画。


2017年10号~16号にかけて、WJは6作連続の新連載を投入するが、本作はその第1弾である。(同期の作品は、下記「関連タグ」を参照。)


学園ものとしては珍しい、高校3年生からのスタートという挑戦的な作風も特徴。

これにより、「恋愛に対して主人公が積極的ではない・鈍感etc.」というラブコメによくみられる現象を受験という理由で処理している。


あらすじ

一ノ瀬学園では、学業の成績が特に優秀と見做された者に限り、大学進学にかかる学費を免除する「特別VIP推薦」という制度がある。

主人公の唯我成幸は、この特別VIP推薦獲得の条件として、学園が誇る二人の天才・古橋文乃と緒方理珠の2人の教育係に任命された。


楽勝と思った成幸であったが、文系の天才・文乃は理系大学、理系の天才・理珠は文系大学を志望しており、しかもその分野の成績は壊滅的ということが判明する。頭を抱えつつも、それぞれの夢のために苦手分野をあえて志す彼女たちを支えるべく、成幸の悪戦苦闘の日々が幕を開けた。


登場人物

主要人物

ぼくたちは勉強ができない

↑眼鏡を掛けた男が彼

本作品の主人公。3年B組所属。


3年A組所属。現代文・古文・漢文を得意とする。

通称「文学の森の眠り姫」


りっちゃん推し!

3年F組所属。数学・物理においては敵う者がいないと言われる。

通称「機械仕掛けの親指姫」


うるかちゃん

3年D組所属。問4から登場した成幸の中学時代からの顔馴染み。

水泳では将来のオリンピック候補と目されている通称「白銀の漆黒人魚姫」


センシティブな作品

一ノ瀬学園の女性教師で、元教育係。

学生時代は全国大会優勝レベルのフィギュアスケート選手だった。


あしゅみぃ先輩

一ノ瀬学園OBで、浪人生。


同級生

  • 小林陽真(こばやし はるま)

中性的で二枚目な成幸の友人。成幸を「成ちゃん」と呼び、成幸の優しく真面目な姿を尊敬しつつも少し心配している様子も見られる。水泳部の海原からイケメンと評されており、女子から人気はある様子。成幸、うるかとは同じ七緒南中学校出身で、うるかの成幸に対する恋心に気付いている節がある。また、成幸とも長い付き合いであり、昔は唯我家で水希の遊び相手もしてくれていた。

問53では、水泳の大会で落ち込んでいた海原を慰めたことがきっかけで、海原と恋仲になっていたことが明らかとなる。


  • 大森奏(おおもり かなで)

細い目と人当たりのいい笑顔が特徴的だが、スケベでヘタレで三枚目でお気楽な成幸の友人。よく成幸にノートを借りている。

成幸が教育係で美少女に囲まれていることを羨ましく思っている。

冗談か本気か、成幸の妹の水希の彼氏に立候補しようとするも、小林に注意された。

スイーツが大好きでよくスイーツを食べに行き、自身のSNS(フォロワー0人)によく投稿している。


  • 関城紗和子(せきじょう さわこ)

成幸たちが理数授業で一緒の教室になる女子生徒。白衣を着ている。

理珠をライバル視しており(最初は理珠からは名前さえも憶えてもらえていなかった)、ツンツンしたような態度を取っているが、実際は彼女と友達になりたいという感情から来ており、成幸との会話で「同じ大学に進みたい」という本心を明かしている。また、成績はそれなり良いようで、理数系では理珠に次いで2位を取っている。

過去に成績優秀ゆえに周囲の男子などから浮いてしまい、疎外感から保健室登校になった時期もあったが、塾で周囲の空気にとらわれず己の道をゆく理珠を目撃し、そんな彼女に憧れ、自分もまた周囲を過度に気にしないことができるようになった。このことが理珠と友人になりたいきっかけとなった。


理珠のミスで成幸が裸の女子達に見つかりそうになった際には理珠の言動からある程度の出来事を察したりするなどの観察眼が高く、またその際に「貸し」と成幸に言いつつも咄嗟の機転で成幸を助けるなどの優しい一面も見せる。

成績は優秀であるが、それゆえ成幸とは違い、「できない人に教えるのは苦手」。そのため、成幸の理珠に対する根気よく丁寧な指導を尊敬している。

名前の元ネタはおそらく「積乗差和」。


  • 川瀬(かわせ)

うるかの水泳部の友達。ロングヘア―で姉御肌な性格。うるかからは「川っち」と呼ばれている。

よくうるかの恋心について茶化しているが、うるかのペース度外視に頑張り過ぎる性格を心配したり、うるかが倒れたときには泣きながら駆け付けたりと根はうるかを大事に思っている。

インターハイのメドレーリレーでは背泳ぎを担当。

成幸、うるか、小林とは同じ七緒南中学出身である。名前の由来はおそらく「海腹川背」。


  • 海原智波(うみはら ちなみ)

うるかの水泳部の友達。ショートヘアでボーイッシュな印象を受ける。うるかからは「海っち」と呼ばれている。川瀬を「隊員」と呼び合って一緒にうるかの恋心を茶化している。うるかが倒れたときも川瀬と一緒に泣きながら駆け付けた。

インターハイのメドレーリレーでは平泳ぎを担当。

大会後、いい結果が残せず落ち込んでいた所を慰めてもらったことがきっかけで、小林と恋仲になっていたことが判明。二人きりの時は下の名前で呼び合っている。

成幸、うるか、小林とは同じ七緒南中学校出身。名前の由来はおそらく「海腹川背」。


  • 池田(いけだ)

うるかの水泳部の後輩。問25初出で名前が明らかになったのは問42。

インターハイのメドレーリレーでバタフライを担当する。

しかし、海原がタッチするより早く飛び込んでしまったために引継ぎミスでチームが失格になってしまう。試合後、そのことに責任を感じて号泣していた。

うるかが成幸が好きであることを知っている(当人曰く「てかバレバレですし」)。


  • 鹿島(かしま)

文乃のクラスメイト。文乃を影から見守るファンクラブ3-A「眠り姫を守る会」、通称「いばらの会」のリーダー。タレ目でエアリーボブヘアーが特徴。物腰は柔らかく、間延びした口調で話す。


文乃に近づく男が文乃に相応しいかどうかを見極めており、「山岡君のようなチャラいお方ならば、うちの姫に2度と近づかせるわけにはいきませんから…」という所存。

ひょんな事から成幸と文乃が付き合っていると勘違いをした際には、図書館にいばらの会の会員を総動員し、トランシーバーを用いて二人の様子をうかがい、成幸と文乃の関係を観察した。結果、誤解だとわかり監視をやめた模様。

後日、成幸と文乃を見て「彼氏彼女の垣根を越えた深い信頼で結ばれている」と心の中で呟いており、成幸が立派な人物だと理解し、逆に文乃と成幸をくっつける方向に転換した様子。

少林寺部所属


名前の由来は「猪鹿蝶」。


  • 猪森(いのもり)

文乃のクラスメイトで「いばらの会」のメンバー。鹿島と蝶野と行動を共にしている。セミロングヘアーで太い眉毛が特徴。「~かい?」といった男性的な話し方をしており、さっぱりとした性格。

合気道部所属


名前の由来は「猪鹿蝶」。


  • 蝶野(ちょうの)

文乃のクラスメイトで「いばらの会」のメンバー。

鹿島と猪森と行動を共にしている。ロングヘアーでどことなく虚ろげな目をしており、表情の変化が極めて少ない。語尾に「ッス」を付けて話し、性格はおっとりとしている。

空手部所属


名前の由来は「猪鹿蝶」。



  • 山岡(やまおか)

サッカー部に所属しており、またイケメンという事もあって女子からの人気も高い。軟派な性格で見た目のかわいい文乃と軽い気持ちで付き合いたいと考えており、文乃の性格を理解した上で数回アタックすれば必ず落ちると思って、彼女に対して何度も告白を続けてきた。


最終的にはそれを知った成幸が文乃の気持ちを考え、「受験が終わるまでは待ってほしい」と(顔から血が出ている姿で)山岡を説得しようとしたため、元々軽い気持ちだったこともあり恐れおののいて彼女の事を諦めた。


主要人物の家族

  • 唯我水希(ゆいが みずき)

唯我家の長女で成幸の妹。問37での小林のセリフから、中学生であることが判明した。

兄のことが大好きすぎてお姫様抱っこをしてもらおうと画策したり、家族共有の携帯電話の女の子の登録件数を調べたり、スカートを詰めて胸元を晒して兄を誘惑しようとしたり、一緒にお風呂に入って兄の背中を流すことを提案したりする重度のブラコン。ゆえに兄に親しい女性には嫌味な小姑状態になる。

兄が朝帰りをした際には、弟妹が彼女の精神安定のために催眠術で記憶を消していることもある。


本編での登場は少ないが、単行本おまけコーナーでの幕間では、彼女の重度のブラコンっぷりが描かれている。


  • 唯我葉月(ゆいが はづき)

唯我家の次女で成幸の妹。

魔法少女フルピュアが大好きで、フルピュアのステッキが手に入った時も喜んでいた。


  • 唯我和樹(ゆいが かずき)

唯我家の次男で成幸の弟。葉月とは双子の姉弟。

まだ幼いが、葉月と共にかなりませている。


  • 唯我花枝(ゆいが はなえ)

成幸の母親。内職している他に下着屋で働いて生計を立てている。

成幸がヒロイン達と親密になることに寛容的である。


  • 理珠の父(りずのちち)

うどん屋を経営している理珠の父親。かなりの親バカで、娘の理珠に甘い故に彼女を「理珠たま」と呼んでおり、理珠から邪険に扱われた際も悲しい表情を見せながら声を荒げることもある。

理珠の教育係を務める成幸に対しては、それゆえ因縁を付ける・ガンを飛ばすこともあるが、成幸が娘のために非常にまじめに教育係を務めていることも理解しているため、(内心娘に近い男の存在に葛藤しながら)感謝はしている。

理珠曰く「金勘定には疎い」らしく、店の手伝いだけでなく金の管理も理珠に任せている。


  • うるかの母(うるかのはは)

うるかの母親。うるかと同様に特徴的なアホ毛があるが、うるかと違って日焼けしておらず髪にハイライトが描かれていない。

うるかが恋をしていることを知っている節がある。


  • あすみの父(あすみのちち)

診療所を経営しているあすみの父親。患者の為にと診療所を開いたものの、経営が苦手なために上手いこといかない様子。

理科の苦手なあすみが医学部を目指していることに反対していたが、成幸の説得に免じて様子見するようになった。

成幸を気に入っており、あすみのバイト継続のために彼氏役となった成幸に「お義父さんと呼びなさい」と発言している。


先生

  • 学園長(がくえんちょう)

一ノ瀬学園の学園長。本名は不明。成幸の秀才ぶりを評価した上で特別VIP推薦の資格を認めたものの、その獲得の条件として文乃や理珠、うるかの教育係に成幸を任命させる。

ある意味彼がいなければ物語は始まりもしなかった。


  • 滝沢(たきざわ)

一ノ瀬学園の体育教師で水泳部の顧問。男口調とかなり大きめに描かれた胸が特徴の女教師である。

うるかの水泳のタイムが落ちた時には単に叱咤するわけでなく、学業面の努力を評価した上で大会に向けて奮起を促している。

また、体育の成績が赤点だった成幸の為に水泳の補習を行った。


  • 佐藤(さとう)

一ノ瀬学園の教師。基本的に鈴木先生とセット。

桐須先生に気があるが、当の本人はマイペースで気にもかけられてない。


  • 鈴木(すずき)

一ノ瀬学園の教師。基本的に佐藤先生とセットでオールバックの髪型の方。

佐藤先生と同じく桐須先生に気があるが、やはり気にもかけられてない。


  • 後藤(ごとう)

七緒南中学校の教師。強面な顔であだ名はマッスルゴトー。うるかによると結婚して幸せ太りしたとのことで、夜の見回りで嫁の飯が食べたいと愚痴っていた。

怒ると超コワい(うるか談)らしいが、単行本のおまけ漫画では無断でプールに忍び込んでいた成幸とうるかを見かけながらも、気恥ずかしくなり見逃すという一面もある。


コラボレーション

ぼくたちは忍術ができない(BORUTO)

2017年11月24日に発売されたジャンプGIGAに掲載されたポスターで、『BORUTO』とのコラボ作品である。

手裏剣を投げる文乃、うどんを頭の上に乗せる理珠、ラーメン片手にポーズを決めるうるか、お尻を突き出す桐須先生の絵である。


ゆらぎ荘では勉強ができない(ゆらぎ荘の幽奈さん)

2017年12月4日発売のWJ2018年1号に掲載されたコラボポスター。

組み合わせは以下の通り


・文乃と湯ノ花幽奈

スマホを片手に心霊写真かと驚く文乃。母と死別しているためか、文乃には霊感がある様子だった。


・理珠と雨野狭霧

曇りガラスで狭霧に化学式を教える理珠。二人とも90cmを超えるバストの持ち主である。


・うるかと宮崎千紗希

スマホを片手に恋話をする二人。色白の肌と褐色肌のコントラストが美しい。


・あすみと雨野雲雀

温泉の中で本を読む雲雀を指差すあすみ。


・桐須先生と荒覇吐呑子

ピンク髪の大人同士だからか、先生にお酌をする呑子。ただし、先生は超が付くほどの下戸である。


また、本編の扉絵では温泉側で『ゆらぎ荘』キャラが、脱衣所側では『ぼく勉』キャラが描かれている。


ぼくたちはゴルフができない(ROBOT×LASERBEAM)

2017年12月29日に発売されたジャンプGIGAに掲載。同期の作品の一つ『ROBOT×LASERBEAM』とのコラボである。


理珠がボールを打つがOBになってしまったようで、キャディー役の成幸が慌てていた。

ゴルフクラブの色は、文乃がピンク、理珠がオレンジ、うるかがと各人のイメージカラーに合わせているほか、黒いウエアを着た桐須先生が大きく描かれている。


神田明神

2017年12月15日から配布された数量限定の絵馬。絵柄は問17.の表紙と同じである。


アニメ版

2018年週刊少年ジャンプ39号にて発表。

放送時期は不明。


監督:岩崎良明

シリーズ構成:雑破業

キャラクターデザイン:佐々木政勝

制作:stシルバー×アルボアニメーション


余談

  • 2017年週刊少年ジャンプ36・37合併号(8/7)

コミックスの宣伝として、26話前に宣伝ページが掲載されたのだが、煽り文句が「ジャンプ史上、もっとも予測不能なバトル!!」。

しかも、「1話目に出てない?それがどうした!!褐色っ子に新たな歴史が刻まれる!!”白銀の漆黒人魚姫”武元 うるか」「唇はすでに彼女のもの!!眼鏡にFカップの過積載”機械仕掛けの親指姫”緒方 理珠」「胸はないが夢はある!!恋心はいまだ眠れる獅子!!”文学の森の眠り姫”古橋 文乃」「女教師もまさかの参戦か!?神はどこまで僕らを試す!!”初代教育係”桐須 真冬」と、ヒロインたちの宣伝もノリノリであった。


  • 2017年週刊少年ジャンプ49号(11/6)

この号では表紙と巻頭カラーを飾ったが、ジャンプのラブコメ作品が開始1年以内に2度目の巻頭カラーを飾ったのは、実は『いちご100%』以来15年ぶりのこと。

ToLOVEる』、『ニセコイ』、『ゆらぎ荘の幽奈さん』も成し得なかった快挙である。


  • 魔法少女フルピュア

作中に登場する日曜朝放映のアニメ作品。元ネタはプリキュアで『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』にも登場している。基本的に3色1セットの魔法少女がいるとのこと。

成幸の妹の葉月がこの作品のファンである他、とある話がきっかけで視聴を始めたうるかやアニ研部長、マジカルパティシエ小咲ちゃん!!では千棘もハマる辺り老若男女問わず楽しめる作品のようだ。


  • ガリオレ人形

各話に1体隠れている毛玉のような見た目で髭が生えており眼鏡を掛けた謎の生物の人形。

元ネタは作者の前作であるエスプリトで、魔法少女フルピュアでもマスコットとして登場していることが確認できる。

見つけたからといって特に何かあるわけではない。


関連タグ

週刊少年ジャンプ 筒井大志


マジカルパティシエ小咲ちゃん!!ニセコイスピンオフ)-前作


同期の新連載作品


外部リンク

アニメ公式サイト

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