エースコンバットX2に登場するヤンデレ。というか荒んだ男。
当該作品のラスボスを務める。
エースコンバット5に登場した、ハミルトン以来の病み具合である。
概要
民間軍事会社「マーティネズセキュリティー」に所属するベテランの傭兵で、「ライジェル隊」の隊長。主人公「アンタレス」の同僚としてMission1から登場。その後あるミッションで部下と共に同社から離反、以後「ヴィルコラク隊」と部隊名を改め、数度に渡りアンタレスの前に立ちふさがる。
人物
当初こそ寡黙で冷徹な印象を受ける人物で、前述の通りあっさり雇い主を変える薄情さを見せつつ、作戦中に不利を悟ると部下に撤退を指示したり、逸る部下を諌めたりと、冷静に戦況を見極めながらもあくまで自分本位の価値観で動く、現実主義な傭兵気質の男に思われたが、最終ミッションで凄まじい病みっぷりを披露。それまで端々に匂わせてきた狂気を一気にぶちまけ、プレイヤーをたじろがせた。
敵でありながらも、魅力的な人物像を垣間見せるエースパイロットが多く存在する本シリーズにおいて、まさに異彩を放つ人物で、一部のプレイヤーから敬遠される一方、後述の名言および聞き間違いから本作屈指のネタキャラとして愛されてもいる。
迷言
「お前の菓子を俺が食ってやる!」
もちろんこんなこと喋ってはいない。
正しくは「お前の価値を俺が食ってやる!」である。
この台詞には字幕が表示されず、無線越しの音声な上プレイ中のSEもそのまま被るため、こう聞き間違えられた。
「その金こそが・・・金こそがオレオ!!」
「売った親を・・・売られたオレオ!!その金で俺は・・・オレオオオオオッ!!」
戦闘を進めるうち、彼はこう吼える。
このときの口調はかなり印象的で耳に残る。
正しくは「俺を」と字幕が出るが、前述のお菓子ネタのせいでこうとしか聞こえない。
スレイマニェ・・・