概要
エレン・イェーガーがその身に宿している「九つの巨人」の一つ。
グリシャ・イェーガーが壁内に来るまではマーレの元にあったが、超大型巨人などとは違い、マーレの手中にはなかった。
エルディア崩壊後、大陸に残ったレジスタンスの間で秘密裏に継承されてきたが、グリシャがエレン・クルーガーにこの力を託され、壁内に来た。
グリシャは、クルーガーに始祖の巨人奪還という使命を課せられ、845年のウォール・マリア陥落後に、礼拝堂に集まっていたレイス家一家を襲い、フリーダ・レイスを食らったことで、始祖の巨人を奪還し、ロッド・レイス以外のレイス家一家を皆殺しにした。
後に、「進撃の巨人」・「始祖の巨人」は、彼の息子であるエレン・イェーガーに託された。
他の巨人とは違い、目立った能力は無く、硬質化能力は、エレンがロッドに攫われ、襲われた際に彼の鞄の中にあった「ヨロイブラウン」と書かれていた瓶の中にあった液体を飲んだことで手に入れた。
現在明かされている継承者は以下の通り。
エレン・クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー
クルーガー曰く、「いつの時代も自由を求めて戦った巨人」であるため、継承者はエレンの様に「次代に自由を求める気質が強い者」を選ぶ傾向がある。