概要
CV:加隈亜衣
バハルス帝国が誇る最強の「帝国四騎士」の紅一点である女騎士。異名は「重爆」。
丁寧なお嬢様言葉で喋る美貌の女性だが、顔の半分を目も含めて髪でわざと覆い隠している。
オリハルコン級冒険者に匹敵するとされる高い実力を誇り、その攻撃力は四騎士最強。
余り感情を表に出さないクールな性格で、どこか険や陰のある雰囲気を纏っている。
元々はとある帝国貴族の令嬢で、その当時から領内のモンスターを手勢を率いて討伐するなど、領民を慈しむ誇り高い武の令嬢として知られた実力者だった。
しかし、ある時倒した魔物から呪いを受け、美しかった顔の半分を「拭ったハンカチが真っ黄色に変色するほどの濃い悪臭の膿を常に分泌し続ける醜いモノ」に変貌させた。
このことで家を追放されて婚約者にも見捨てられるという不遇を囲い、路頭に迷い掛けたところを皇帝ジルクニフに拾われ、四騎士の一人として取り立てられたという経歴を持つ。
上記の「呪い」を解呪することと生家及び元婚約者への復讐を人生の至上命題としており、皇帝との共謀によって後者は既に果たしたが、前者は第六位階魔法を使いこなす帝国最強の逸脱者級魔法詠唱者フールーダ・パラダインですら解呪することが出来ていない。
呪いを解くためにはどんなことでも…それこそ命以外は何でも売っても構わないと思うほどの覚悟と執着を決めており、誇り高い武の貴族令嬢だった頃の面影は表面上のみとなっている。
皇帝には四騎士に取り立てる際に結んだ「呪いの解呪が成功するまで」という契約の下で従っている相互利用の関係に過ぎず、他の四騎士たちとは違って恩義はあっても忠誠心は全くなく、いざとなれば我が身を優先することに決めており、皇帝にもそれを了承されている。