アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムを本拠地とする球団。
アメリカンリーグ西地区所属。
1961年にロサンゼルス・エンゼルスとして発足。
1986年にはリーグ優勝まであとアウト1つまで迫りながら、クローザーのドニー・ムーアが同点ホームランを浴びるなどの末に逆転負け、その後の試合も落として優勝を逃した。ムーアはショックから立ち直れず、翌年解雇された後に自殺してしまった。
1997年にディズニーがオーナーとなり球団名をアナハイム・エンゼルスに変えた。
ワイルドカードを獲得した2002年にワールドシリーズに初出場し、世界一まで上り詰めた。
2005年にアルトゥーロ・モレノがオーナーになると、球団名をロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムという長い名前に改称、ファンとアナハイム市がこれに反発し訴訟を起こしたが、球団側が勝訴した。しかし、アナハイムはロサンゼルスの隣であるオレンジ郡に属している。
現在では珍しいもので無くなった「選手・コーチ以外の人物名義で永久欠番」を初めて制定した球団である(初代球団オーナーのジーン・オートリーの名で背番号26を欠番としている。なお、オートリーの本業は歌手だった)。
日本人選手では長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成が所属していた。
2017年12月、投打二刀流プレイヤー大谷翔平の移籍が決まり、注目を世界中から集めている。
2018年7月には田澤純一とマイナー契約。田澤はセプテンバーコールアップに伴い9月1日からメジャーに昇格した。