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FAZZの編集履歴

2011-06-06 13:49:41 バージョン

FAZZ

FA-010AFAZZ(ファッツ)は「ガンダムセンチネル」に登場した架空の兵器である。

FAZZFA-10-A  FAZZ

機体解説

アナハイム・エレクトロニクス6番目のガンダム・ZZガンダムは、変形・合体に伴う設計上の脆弱さが欠点として指摘されていた。それを補うべく装甲・武装を強化するフルアーマー・システムが考案され、その評価を行うために試作されたのがこのFAZZである。

後に第一次ネオ・ジオン抗争にて活躍することになるフルアーマーΖΖガンダムと比べて外観は酷似しているが、本機はあくまでフルアーマー状態での性能のみを検証するのが目的であり、増加ユニットは全て固定式で強制排除はできない。頭部及び腹部のハイメガ・キャノンは機体重量バランスを検討するためのダミーであり、発砲は不可能。またビームサーベルもオミットされている。装甲はガンダリウム合金とはいえ実際のフルアーマーより材質が1ランク劣り、コクピットも通常のリニアシートで変形・合体機能及びコアブロックシステムが省略されているなど、試験機であるが故の構造簡略化が随所に散見される。戦隊指令ストール・マニングスには「スペック上はハリボテ」と酷評される程に原型機との性能差は激しく、根本的にコンセプトが異なることが分かる。

ただ、それ以外の性能はフルアーマーΖΖガンダムとほぼ同等であり、バックパックに装備されるハイパー・メガ・カノンはΖΖガンダムの頭部ハイメガ・キャノンをも凌駕し、当時のモビルスーツが単体で携行できる兵装としては最高水準の出力を誇る。その他にも連装ビームカノンや多数のミサイルを内蔵し、射程と火力を活かした純然たる遠距離支援機として運用するなら充分有用である。

劇中ではα任務部隊旗艦・ペガサスⅢに配属され、3機1個小隊の編成で長射程重火力の砲撃機として火力牽制や支援砲撃などに活躍したが、月面上空においてガンダムMk-Ⅴと交戦、全機が撃破されている。

主なパイロットはシン・クリプトジョン・グリソムロバート・オルドリン


尚、ハイメガキャノンやコアブロックシステムといった複雑なシステムを省略したため、後にジュドー・アーシタが駆ることとなるZZガンダムよりもロールアウトは数段早い。また、可変機であるZZガンダムの試作機という位置付けのため、非変形機ながら喧伝も兼ねて「VMsAWrs」のロゴマークが用いられている。


裏話

このFAZZ(ファッツ)がフルアーマーΖΖガンダムと酷似しているのは設定以前に当然のことで、プラモデルとしての商品名は「フルアーマーZZガンダム」なのである。

これは、主役機であるSガンダムのデザインが難航していたため、「ガンダム」のリリースの間隙を埋めるべく「ZZ」のモビルスーツのうちリリースされていなかったフルアーマーZZガンダムを新設定カラーと新設定装備で「センチネル」第1弾キットとして使うことになったためである。


関連機体

MSZ-010ZZガンダム

FA-010S フルアーマーΖΖガンダム


関連タグ

ZZガンダム フルアーマーΖΖガンダム

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