"龍"背負ってんのは お前だけじゃねえんだよ!
CV:中野英雄
概要
東城会直系堂島組の若頭補佐。及び堂島組内渋澤組組長。
モヒカン風の刈り込みの入った頭に色の薄いサングラスが特徴の男。
背中には桐生一馬と同じく龍の刺青が彫られている。
堂島組における事務方を担当。本家や久瀬大作率いる久瀬拳王会、阿波野大樹の泰平一家の裏方を務めていた。
組の立ち位置からか物語序盤こそ兄貴分の久瀬や阿波野の陰に隠れていたが、物語が中盤に差し掛かるにつれ、組でのし上がる為には手段を選ばぬ極道としてその凶暴性を露わにして行く。
代議士の秘書だった父親が代議士の汚職により自殺に追い込まれた経験から、頑張ったことが報われない社会で真っ当に生きることは馬鹿馬鹿しいと考え、「力」がものを言う裏社会に足を踏み入れる。
しかし極道社会でも結局人間がひれ伏すのは金では買えない極道の「看板」だと気付き、極道社会でのし上がるために極道としての「看板」や「華」に強く拘るようになった。
「カラの一坪」を巡る抗争においては他勢力を抑えてマキムラマコトを抑えることに成功。その功によって次期堂島組若頭のポストを確約され、桐生の最後の敵として立ちはだかった。
桐生との決戦後は警察に逮捕され、渋澤組は消滅した。