浜田「ゴボウしばき合い対決ゥゥゥゥッッ!!!」
ゴボウしばき合い対決とは、その名の通り棍棒のようにぶっといゴボウで互いをしばき合う過酷な対決である。ゴボウとは繊維質の塊であり、料理された後のシャキシャキとした歯ごたえからは想像も付かない威力を秘めた武器である。おまけにガキ使で使われたゴボウはとりわけぶっとい逸品ぞろいであり、こんなもんでしばき合ったらどうなるか想像するまでも無いであろう。
元々このゴボウしばき合い対決とは、山崎邦正と因縁のあるホルスタイン・モリ夫との仁義なき戦いである、山崎VSモリマン対決シリーズにおけるバトルのお題の一つであった。お題には他にも「熱々中華餡かけ合い対決」「濡れタオルしばき合い対決」「ビール瓶割り合い対決」「夏の風物詩対決」「イビキ対決」「シャンパンケツキャッチ対決」などなど常軌を逸した内容揃いなのだが、その中でもとりわけ語呂が良く尚且つ方正の反応が抱腹絶倒ものだったのがこの『ゴボウしばき合い対決』だったのである。
上述のように生のゴボウは強靱で鞭のようにしなるためこれでしばき合う痛さは半端ではなく、方正はこの対決をバラエティーのノリ云々以前に心底嫌がっており(曰く「ゴボウは只の木ィや!」)毎回始まる前から子供のように駄々をこね、浜ちゃんがキレそうになると観念して始めるのだが、モリマンの振るうゴボウの威力に恐れを成して会場からガチで逃走してしまう。
そのやりとりがあまりにも面白かったためか、モリマン対決終了後もゴボウしばき合い対決は不意打ちめいて何度も行われることとなり、突如浜田のアナウンスが流れるやいなや脱兎の如く逃げ出す山ちゃんは今やガキ名物である。
ちなみにゴボウの花言葉は『イジメないで』である(山ちゃん談)。