概要
1991年(平成3年)登場。近畿日本鉄道5200系電車を基本設計とし、補助電源装置を静止型インバータ(SIV)に変更した。そのため、5209系を名乗るようになった。位置づけとしては3次車に当たる。SIVに変更することにより、従来のMGより騒音を低減されたほか、消費電力が少し削減された。
静止型インバータ+シュリーレン式に酷似した台車の組み合わせである5209系のグループで製造された車両はたった2編成で終わり、それ以降に製造された車両は台車をボルスタレス台車に変更した5211系に移行された。
現在、2編成とも名古屋線の富吉検車区に在籍し、主に名伊間の急行として運用されている。