正式名称は「単位上等!爆走数取団」
概要を夜露死苦!
前身「七人のしりとり侍」の制裁がいじめ問題になったことに伴う後継ゲーム企画として、1年のブランクをあけた後、2002年6月からスタート。2006年5月まで放送していた。
放送当時、小・中・高校生を中心に数取団現象(という名のブーム)を巻き起こした程の人気企画であり、お台場冒険王でアトラクションとして出せば100万人以上来る程の大人気であった。
20代前半ぐらいの方は、クラスでトチ狂ったように『ブンブン』と言っていた人を見たことがあるのではないだろうか。とにかくそれぐらい人気だった。
しかし2006年7月、レギュラー参加者の1人が星になってしまった為、打ち切りとなる。
その後、数取団の後継企画は「色とり忍者」「集中寺」「めちゃギントン」と変遷を続けたが、2017年12月2日放送分のスペシャルにて約11年ぶりに復活を果たした。
…が、その際にゲストの一人として登場した『チェチェナちゃん』ことくっきーが、そのいつもの独特なキャラクター全開な回答を連発した結果、ゲームの後半は半ばくっきーの独壇場のような状態となってしまい、本来の数取りゲームを期待していた視聴者からは不満の声が殺到した。
そのため、くっきーは2018年3月31日放送分の最終回スペシャルで復活した「しりとり侍」にもゲスト出演しているが、その際にめちゃイケサイドから「今回は出しゃばり過ぎない様に!」と釘を差されてしまったという。
ルール説明、夜露死苦!
最初にぶんぶんぶぶぶんと数取団全員で唱和し、ゲームスタート。
その後に「バイク」などのお題を出す。そして次に控えている人はお題にあった数え方(単位)で答えを返す(バイクの場合は「1台」と答えればOK)。
その後はまた全員でブンブンと言い、答えた側の人間が次に控えている人にお題を出す・・・の繰り返しを誰かがミスするまで続ける。
例 / ブンブンブブブン→バイク→ブンブン→1台→サングラス→ブンブン→2個→ブンブン→不良→ブンブン→3人→ブンブン→牛→ブンブン→4頭→ブンブン→モーニング娘。→ブンブン→5組・・・と言った具合。
出されるお題は『りんご → ◯個』という簡単なものから、『タンス → ◯棹』など何だこれ!と叫びたくなりそうな難しいものまで多種多様。
だが、たまに『江頭 → ◯時50分』や、『目やに → ◯ヤニ』など、本来の数え方じゃない単位で答えたのに正解というちゃんちゃらおかしい現象が起こったりするが、これは問題ない。なぜなら、数取団は誰よりも美しい数え方を追い求める集団だからであるのだ!
第6回目までは、数取団だけでゲームをしていたが、第7回からは「兄貴」と呼ばれるゲストが登場して、数取団とともに毎回あいつらにボコボコにされていた。
ちなみに並び順は翔→優→拳→ミッキー→光→ジョニー→ジミーの順でゲストの兄貴はミッキーと光の間に入るが、たまに多い時はジョニーとジミーの間か優と拳の間に入る場合がある。
もちろん数取りに失敗した場合は、下記の集団がおしおきに来る。
ライバルの「関取団」を紹介するんで夜露死苦!
数取団における罰ゲーム。
元力士の火の竜をリーダーとする力士7人で構成されており、ゲームの敗者はリーダーである
火の竜と相撲をとらなくてはならない。
後の6人は突っ立ってるだけで、ぶっちゃけ何もしない(一応、指名が入れば試合をする)
前述にあるとおり、「しりとり侍」の制裁がリンチと騒がれた事を受け、今回は一対一の「スポーツマンシップに則った平等な罰ゲーム」を謳っているが、実際の制裁の模様を見てみると…
実際の相撲では絶対に禁止されてる筈の技(例:膝蹴り、頭突き、ジャイアントスイング等)や時には凶器を当たり前のように使ってくる。
倒した相手をドラム缶や一輪車などに押し込んだり、ワザと蹴りつけたり、踏みつけて帰っていく。
同じ力士やプロレスラーなどの格闘家相手には手下の力士達を総動員したり、女性格闘家の場合はセクハラまがいな技を繰り出すなど、卑怯な戦法を平気で使う。
など、スポーツマンシップのスの字もなく、やってる事は前回の制裁要員である野武士軍団となんら変わりないが、武蔵丸は彼らと実力で戦い、勝利した他、飯島直子は火の竜が彼女のファンだった為にわざと負けたり、雛形あきこは火の竜をビンタして戦意喪失させたり、関ジャニ∞に至っては、事務所の先輩を押しのけて関取団を追い払ったこともあった(尚、これが原因で先輩側のファンが関ジャニ(特に横山)に対して激怒し、関ジャニ派のファンとの間で一悶着が起こったという)。
また、和田アキ子は直接勝負で勝ったわけではないが、ゲーム終了時に火の竜を呼び出して恫喝し、流石の火の竜も“芸能界の女番長”相手には恐怖心を抱いたのか、戦々恐々としていた。
しかし、罰ゲームが原因で企画は終わらなかった為、おそらく「苦情ゼロ!」だったと思われおり、リーダーの火の竜に至っては、後のゲームコーナーに仕事を失った怒りで相方に復讐しに来たり、和尚で出題兼罰ゲームを担当したりする。
なぜ?
ついでに男の勲章も夜露死苦!
- 何回か負けた場合は、関取団の張り手で体に張り付けられるものである。
- 数取団メンバーは5敗目・10敗目・20敗目以降の10敗毎に、ゲストは3敗した時点や最終戦で敗北した場合に張り付けられるが、一部例外で貼り付けられない場合もある。
- 基本は㊙で隠されていて、めくるとヤバい情報が盛り込まれてる写真が出てくる。
- 但し数取団メンバーが5敗目に張り付けられた写真は基本黒線付きであり、20敗目には関取団により『スモウライダー』に改造される。なおこのコーナーの終了は数取団メンバーが全員改造された時点であるが、前述の出来事により幻となってしまったのだ。
2ケツルールもあるんでそいつも夜露死苦!
- 基本的に『片方が数取りをする』と『前が答えて、後ろがお題を出す』の2パターンであるが、基本は後者を指すことが多い。
- 負けた際の相撲は『連帯責任で2人ともやる』が基本であるが、一部例外で『数取りやミスをした人がやる』ことがある。
数取団メンバー紹介するんで夜露死苦!
数取団メンバーは総長と乱闘生と呼ばれる計7人で構成されていたが、最終回で1人減り3人追加された。
服装は皆、暴走族(というか氣志團)っぽく、ツッパリという感じがよく出ている。
また、リーゼントやパンチパーマといったズラもつけており、サングラスや鉢巻を着用しているメンバーもいる。
オリジナルメンバー
数取団初代突込総長 翔(演:矢部浩之)
『数取団初代突込総長やらしてもらってる翔だけどォ!』
成績/通常放送:8試合/番外編:0試合/最終話:1試合/通算:9試合
数取団初代突込総長。
名前の由来は、氣志團のメンバー「綾小路翔」からだと思われる。
数取団メンバーをまとめたり兄貴ゲストをフォローしたりイジったりする。
要はいつものやべっち。
総長と呼ばれるだけあって、お題に対する回答は非常に安定している。
ブッ込みの質もいろんな意味で安定している。
しかし、『お箸』を◯膳と答えられなかったり、一度答えたられたはずのお題の答えをミスったりと、時たま隠れたプッチなおバカが目を醒ます時がある。
また、IT関連などのお題にも弱く『インターネット』、『ツイッター』が最大の天敵であり、通称日本一のアナログ芸人でもある。
関取団と試合をした後は、何故か小林幸子が1/10の確率で出現し、たまに有名漫画家に変身することがある。
『出来るかぁ!』
子連れの狂犬 拳(演:加藤浩次)
『おかしいだろぉ!!!(怒)』
成績/通常放送:16試合/代理:1試合/番外編:0試合/最終話:1試合/通算:17試合(代理含:19試合)
数取団の狂犬。
名前の由来は、加藤が出演していたドラマ「人にやさしく」の役名から。
自己紹介の際には、自分の好きな言葉をカメラ目線で叫ぶ。
「あきれるほどに」や「UFOはいる!」などわりかしどうでもいいものや、「セルビア・モンテネグロ」など、加藤にとってはシャレにならないネタを披露する時など色々あった。
関取団との試合を17回経験するなど、数取の成績は良くない。(この試合数は、数取団7人の中でワースト3に入るが、代理を含めると19回で、あと1回で相撲ライダーになりかねない状況であった。)
ミスその1:さいずてっぷぷすてっぷ
ミスその2:ブンブン!ブーン!
ミスその3:優「絆創膏!」ブンブン!5個!
ミスその4:凡ミス厳禁なんでよろしくー!せーの!ブンブンブブン!考えてない…。
しかし、余計なことを言って関取団と試合したり、八百長を指摘しただけで試合をさせられたりするなど自業自得かつ理不尽な理由で罰を受けることも多かった。
三度目の中三 優(演:濱口優)
『うわぁー!すいません!!』
成績/通常放送:12試合/番外編:1試合/最終話:0試合/通算:13試合
バカと呼ばれてうん10年な数取団メンバー。
自己紹介の際は自身の近況を報告し、濱口の家族の言動に対して「バカヤロー」と叱責し、反論をするのが定番である。
見た目もやんちゃな中学生っぽくて、バカらしく見える(おまけに歯が一本抜けてる)。
しかし、その見た目とは裏腹に数取の成績は結構良く、試合数は番外編や最終回を含めて13回である。
これは数取団メンバーの中で3番目に試合をしていないということになるため、かなり強い部類に入ると言える(前の翔がそんなにブッ込まないからとか言わない)。
また、試合する相手を「ビビってんじゃねぇぞ!」と煽るのも、だいたいこの人。
しかし、いざ自分が試合をすると上記のようなセリフを発しビビリまくり、顔が汚れたら我修院達也に似てるが、本人はほぼ否定している。
地味な大巨人 ジミー(演:有野晋哉)
『おはし膳だと思う人〜?』
成績/通常放送:13試合/番外編:0試合/最終話:0試合/通算:13試合
地味だからジミーという、なんとも言えない名前を頂戴している数取団メンバー。
自己紹介の際でも自分の存在感の薄さに対して「アカンアカン!」と自戒する。
数取の戦績も可もなく不可もなくという感じで、試合数も13回。
これは優同様、7人中3番目に試合をした数が少ないということであるが、地味に聞こえるのが不思議である(しかも番外編がなければ、優の方が試合数が少なかったりもする)
しかし、ピンクを「電話」と答えたり、和歌を「◯人」と答えたりするなど常人には考えられないミスをしたことがあった。
伊集院家の星 光(演:山本圭壱)
『リンチに遭いました・・・w』
成績/通常放送:37試合/番外編:0試合/最終話:不在/通算:37試合
いるだけで面白い数取団メンバーであり、ややこしい数取りや単位をほぼ適正にジャッジをする『数取部長』でもある。
自己紹介の際には、「すいませんが〜」から始まり、妙に含みを持たせた台詞を吐く。
本名「伊集院光」。レギュラー当時はお題を出せない凡ミスを出すこともあった。
またゲストである兄貴の相手をすることがほとんどだった為、試合数が他のメンバーと比べて圧倒的に多い。
その数、実に37試合!
兄貴にブッ込まれるたびに、関取団(主に火の竜)にボコボコにされ、浅香光代や桂ウスラ師匠になったり、ズボンなどを脱がされたり、ベルトなどが壊れたり、一輪車にブチ込まれたり、関取団から育毛剤や高そうな物を男の勲章としてプレゼントされたり、挙げ句の果てには正義の味方「スモウライダー」に改造されたりもした。
凡ミスその1:業務上過失致死と長いお題を出すが、メンバーと橋下徹に躱され、中曽根内閣とブッ込まれる。(その前は彼に小泉内閣と落とされていた。)”因みに正解は第X次”
凡ミスその2:ドラえもんを人と誤答。
凡ミスその3:ラムズフェルド国防長官をラムズフェルドパクチーチョーカンと噛む。ゲストは薬丸裕英。
凡ミスその4:トリビアというお題を泉と誤答。”正解はxヘェ〜”
因みに概要の項に書かれていた、星になったメンバーとはこの人である。
(星になった理由を知りたい方は「山本 消えた 何故」でググってください)
ある数取団のエピソードに『星になっちまった優』というものがあったが、まさか自分が星になるとは思いもしてなかっただろうに。
孤高の美男子 ジョニー(演:武田真治)
『俺もうほんとダメだぁ・・・(笑)』
成績/通常放送:7試合/代理:1試合/番外編:1試合/最終話:2試合/通算:10試合(代理含:11試合)
数取団のマダムキラー。
自己紹介の際には、「奥さん」から始まり少々淫靡な台詞を吐く。
スベり知らずだったが、復活前の最終回で盛大にスベった。
通常放送限定なら7試合と、数取団最強の男であり、どんなブッ込みが来ようともスイスイ受け流し、鬼のようなブッ込みを華麗に決める、スゴイ能力の持ち主。
その力の根源は、毎日の予習にあるらしい。(光のブッコミがしょぼいとか言っちゃだめ)
そんな彼の弱点は、仲間である数取団メンバーの「一文字お題」
「屁」や「矢」を連発すると、次第に吹き出してしまうらしい。
また、事務所の先輩や相棒である元カノ、さらには妖精が弱点となることもあるらしい。
本名三木聡 ミッキー(演:岡村隆史)
『鉄の味がしたぜぇ!』
成績/通常放送:15試合/番外編:1試合/最終話:2試合/通算:18試合
バイクに乗っている時以外は、とにかく動き回っている忙しない数取団メンバー。
本名「三木聡」で、元ネタは「刑事ヨロシク」のミッキーである。
彼だけ自己紹介の時、クラクション音が鳴り(他のメンバーはバイクをふかした音であるが、一部例外有り)、時折噛んだりすべったりする。
関取団との試合数は18回と全メンバー中第2位であるが、通常放送限定だったら、拳の方が試合数が多かったりする。
小さいが故に、迫力が凄まじく、ダイナミックに投げられて痛い目を見るのがお約束で、かつらが取れたらキアヌ・リーブスや桂小ウスラ師匠になったりする。
そんな彼の後ろに控えているのは、番宣や数取団参加を楽しみにやってきたゲストの兄貴たち。
初参加故、ゲームに慣れない彼らに容赦なくブッ込みをキメて****関取団への試合に持っていくのが、この男ミッキーである。
そういった意味では、兄貴たちが最も恐れている男であり、スタッフと視聴者を喜ばせる男と言えなくもない。
兄貴(演:ゲスト)
成績:93試合
第7回から登場するゲストの総称である。
基本設定は数取団を卒業したOBとなっているが、現役数取団(主にミッキー)にブッ込まれて関取団にボコボコにされるのがお約束となっており、全勝を達成したのはたったの4人だけである。
最終回の新メンバー
優の大舎弟 淳士(演:淳士)
『無視してやりやしたァ!!』
成績:0試合
優の舎弟という設定の新規メンバーその1。とんでもなく背がデカイ。
初登場ながらも「ランウェイ」でブッ込みを決めるなど活躍した。
芦屋のボンボン 福徳→ヘび次(演:福徳秀介)
『「ジャルやるっ!」終わらせたのはワシじゃ!』
成績:0試合
新規メンバーその2で、唯一サングラスをかけている。
初参戦だが「メガネ」からの「メガネ屋さん」と言ったブッ込みを披露した器用な人。
何故か名前が2つ存在する。(初登場時は「福徳」だったが、再登場した際に「ヘび次」になっていた)
吹田市長の子 みなみ君(演:後藤淳平)
『フィ〜♩』
成績:0試合
新規メンバーその3。
演じている後藤の持ちネタである「みなみ君」で登場。
聞き取り不可能な喋り方で終始ふざけてる感を出してるキャラだったが、案外数取の成績は良く、お題の答えをミスったりしたものの、お題を出した人間が彼よりふざけていてた為、試合を逃れたりと異様に運も良かった。
おまけに関連動画も、夜露死苦!
あの頃の俺たちは、初々しい動画を見ながら数を取り続けていた…
関連タグも見て、夜露死苦!
スモウライダー・・・このコーナーから生まれたキャラクター。
氣志團・・・公式でリスペクトしている。