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恒心教の編集履歴

2018-11-11 20:08:32 バージョン

恒心教

こうしんきょう

2012年のネット上で発祥したムーブメントを起源とする冗談宗教。

概要

この宗教は、おおむね平成25年ごろより活動を開始したなんJ発祥の宗教であるとされ、一般的にはハセカラ民と同一のものとされる。

彼らは弁護士唐澤貴洋が過去に開業していた恒心綜合法律事務所の名前と、当時なんJの間で話題になっていたオウム真理教を併せて『恒心教』と名乗る。


経緯1

この宗教、および集団の発足はなんJで起こった一連の事件に由来する。

とある高校生が『八神太一◆YAGAMI99iU』という固定ハンドルネームを名乗り、某掲示板の某板に、芸能人への誹謗中傷や、差別的な書き込み、他人に対する挑発行為、犯罪に類する悪質な書き込みを行い、掲示板を荒らし続けた。

モラルを欠いた未成年による書き込みは、この時代においても珍しい事ではなかったが、彼の言動はあまりにも度が過ぎていたために、次第にその掲示板を利用する住人から反感を買うようになり、掲示板利用者に名前を覚えられるようになっていった。

彼は掲示板の住人達と事あるごとに口論を起こし、そのたびに油を注ぐなどして喧嘩を煽る者が現れるようになった。このようなイザコザが数年続いたことにより、日頃から彼の書き込みを不愉快に思っていたユーザー達は徒党を組み、彼への逆襲を行う。

彼の知人を名乗る者が本名や住所をリークすれば、「上等だ、かかって来い」と反論。卒業アルバム写真を晒すものがいれば、俺も有名人になったと豪語。反省の色もなくこの状況を楽しむようなやり取りはとめどなく続き、ついには炎上騒ぎへと発展した。

炎上はインターネットという枠を超え、高校生はあらゆる個人情報を特定され続けた。これが後にリアルで数々の嫌がらせを受ける要因となった。


ようやく、ことの重大さに気づいた高校生は、大きくなりすぎた炎上騒ぎを鎮圧するために、なりふり構わず掲示板利用者に「訴えるぞ」などと脅しをかけ始める。しかし、自分の蒔いた種であるため誰も話を聞こうとせず、対応もしなかった。

むしろ、掲示板利用者達から一方的に嫌がらせを受ける立場となり、リークされた卒業アルバムの顔写真で鼻が大きかったことから、チンコフェイス(以下、チンフェ)というあだ名で呼ばれ、からかわれた。ネット上で不名誉な事を書かれたり、過去の痛い発言を集めたものをメールで送りつけられたり、イタズラ電話をされたり、実際の家に見知らぬ人がやってきたり、とエスカレートしていく。


チンフェはようやく家族に事を打ち明け、本格的に弁護士に依頼した。

依頼した弁護士というのが自称『ネットに強い弁護士こと『唐澤貴洋』氏である。


唐澤弁護士は某掲示板にIPアドレスの開示を求め、チンフェを叩いていた者、度を過ぎた仕返しをした者を明るみに出す事で、事態の収束を図ろうとした。チンフェを叩いていたネット住民達は、本当に弁護士が出てきたことで手を止め、炎上騒動は一時収まる事となった。


経緯2

荒らし行為を繰り返したことで自業自得的に炎上し、ネット住民から嫌がらせを受けることとなった高校生であったが、弁護士が仲介に入ったことで、一連の炎上騒動は一旦終息した。


ヒートアップしていた掲示板は住民は途端に大人しくなり、やりすぎた仲間内への戒めや、平和な掲示板が戻ってくることを望む声、モラルの無い高校生の味方をしなければならない弁護士への同情が書き込まれた。


ネットの法整備が進んでいない時代にもかかわらず、こんなくだらない案件にも真摯に対応する弁護士がいると、掲示板は『ネットに強い弁護士』の話で持ちきりとなり、どんな立派な人なのかという話題さえみられた。


しかし、いざ唐沢弁護士を調べてみると、過去にとんでもない不始末をやらかしている人物であり、数多くの不手際や、黒歴史が次々と掘り起こされることとなった。


調べていくと、彼が行った「IPアドレス開示」という法的処置にはこれといった実害がなく、個人情報の全てが世間に暴露されるものではないはいということが発覚する。弁護士の警告だからと真剣に受け取ったネット住民であったが、内容は完全なこけおどしであり、このことがネット住民の怒りを買うことになる。


時が経ち、ネット住民による執拗な嫌がらせは再開された。

今度はチンフェのみならず、唐澤弁護士もネット住民からの嫌がらせの標的になっていた。


唐澤弁護士は依頼人を差し置いて、自分だけ保身を図るような行動を取り始め、悪意のある書き込みだけでなく、その場にいた無関係な人のIPアドレスまで晒し上げるという、弁護士にあるまじき措置を取ってしまう。これがネット住民から反感を集めてしまい、唐澤弁護士自身がネット住民から嫌がらせを受ける要因となった。


掲示板には、過激な行動を起こす者、炎上騒ぎに興味を持つ者が集まり、『どれほどの書き込みなら訴えられるのか』という無茶苦茶なチキンレースへと発展させていく。


その後、唐澤弁護士は掲示板に対して裏取引による削除を持ち掛けるも却下される、IPを開示する対象を間違え再び無関係な人のIPを晒してしまう、弁護対象であるチンフェの個人情報を誤って表に出してしまう、唐澤弁護士の過去の数々の失態・黒歴史が発掘される、事務所のアカウントでアイドルにフォローしたりリプライを送っていた事がバレる、などの失態が相次いでいく。掲示板からは「無能弁護士」(パカ弁を参照)の烙印を押されてしまい、通常営業が滞るほどの低評価を各所につけてまわる遊びが行われた。


あまりにもキャラが立ちすぎていることから、『唐澤貴洋』氏を神格化する流れが生まれ、彼から反応を引き出すことを目的とした『恒心教』という一つのコンテンツと化してしまった。一部の者は唐沢弁護士を『尊師』と呼び、彼の所属する事務所は『恒心教本部』と呼ばれ、彼に対して嫌がらせを行うものは自らを『恒心教信者』と呼んだ。自分の尊敬する人だから何をしてもいいという言い分で、彼へのイタズラはエスカレートを繰り返し、それが今もなお続いている。


路線

恒心教の活動形態は思想、内容、場所により○○路線と呼び分けられる。

恒心教をテーマにしたイラストや動画制作は芸術路線に含まれ、pixiv内でのイラストや小説の投稿、ピクシブ百科事典の編集などはpixiv路線と呼ばれる。

最も効果的かつ公正とされているのは、デマやホラ話を下手に拡散せず当事者達の行動を包み隠さず後世に伝える事実追求路線である。

度を越した迷惑行為や犯罪行為に走る過激派悪芋(わるいも)と呼ばれ、悪芋による布教活動を悪芋路線と呼ぶ。


主な悪芋路線

・弁護士の名を騙った全国地方自治体への爆破予告

・これらの集団のよって晒された人物が所有する物品の窃盗や器物損壊

・Googleマップを始めとしたWebサイトの改竄

・サジェスト汚染などを用いた公共機関や私企業に対するサイバー攻撃

・特定の弁護士に対する殺害予告、誹謗中傷

・悪芋の記事に載せられるような問題行動


コミケ路線

コミックマーケットにて恒心関連のグッズを販売するコミケ路線が計画され、同人サークル「亘心綜合音楽事務所」がC88C89に出展したが、後に恒心教を大きく衰退させる内部対立を引き起こした為にサークルは解散、メンバーは全員恒心教徒の攻撃対象とされている。

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