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恒心教の編集履歴

2018-11-13 06:09:11 バージョン

恒心教

こうしんきょう

2012年のネット上で発祥したムーブメントを起源とする冗談宗教。

概要

この宗教は、おおむね平成25年ごろより活動を開始したなんJ発祥の宗教であるとされ、一般的にはハセカラ民と同一のものとされる。

彼らは弁護士唐澤貴洋が過去に開業していた恒心綜合法律事務所の名前と、当時なんJの間で話題になっていたオウム真理教を併せて『恒心教』と名乗る。


経緯

なんJの王

この宗教、および集団の発足はなんJで起こった一連の事件に由来する。

とある高校生が『八神太一◆YAGAMI99iU』という固定ハンドルネーム(コテハン)を名乗り、某掲示板に特定人物への誹謗中傷や差別的な侮辱、挑発行為、犯罪に類する悪質な書き込みを行い、掲示板を荒らし続けていた。


場所が場所だけにモラルを欠いた未成年による書き込みは珍しい事ではなかったが、コテハンとしての発言力を笠に着て「なんJの暴君」を名乗り始めるなど度が過ぎていたため、次第にその掲示板を利用する住人から反感を買うようになる。


掲示板の利用者と事あるごとに喧嘩し、そのたびに火に油を注ぐ野次馬が集まり、掲示板が荒れるといったことは数年にわたって続いた。

日頃から彼の書き込みを不愉快に思っていたユーザー達は団結して徒党を組むようになり、彼への逆襲を行うようになる。彼の知人を名乗る者が本名や個人情報をリークし、卒業アルバム写真が晒され、住所が特定された。

一方、高校生の方はというと反省の色もなく「上等だ、かかって来い」と喧嘩を売り、「俺も有名人になった」などと豪語。この状況を楽しんでいるかのようなやり取りが続き、ついには炎上騒ぎへと発展した。


炎上はインターネットという枠を超え、高校生はあらゆる個人情報を暴露され続けた。これが後に現実世界で数々の嫌がらせを受ける要因となった。

ようやく事の重大さに気づいた高校生は、大きくなりすぎた炎上を鎮圧するために、掲示板利用者に「訴えるぞ」などとなりふり構わず脅しをかけ始める。

しかし自分の蒔いた種であるため誰からも相手にされず、むしろ掲示板利用者達から一方的に嫌がらせを受ける立場となり、リークされた卒業アルバムの顔写真で鼻が大きかったことから、チンコフェイス(以下、チンフェ)というあだ名で呼ばれるなどして揶揄われた。


次第にネット上で事実無根な嘘を書かれたり、過去の痛い発言がまとめられたり、イタズラ電話をされたり、実際の家に見知らぬ人がやってきたり、と内容がエスカレートしていく。

高校生はようやく家族に事を打ち明け、本格的に弁護士に依頼することとなった。

この時、依頼した弁護士というのが自称『ネットに強い弁護士こと『唐澤貴洋』氏である。


唐澤弁護士の失態

唐澤弁護士は某掲示板にIPアドレスの開示を求め、高校生を叩いていた者、度を過ぎた仕返しを行った者を明るみに出す事で、事態の収束を図ろうとした。

高校生を叩いていたネット住民達は、弁護士が仲介に入った事で手を止め、炎上騒動は一時収まる事となった。


ヒートアップしていた掲示板は住民は大人しくなり、炎上を煽った事への戒めや、平和な掲示板が戻ってくることを望む声、モラルの無い高校生の味方をしなければならなかった弁護士への同情が書き込まれた。

ネットの法整備が進んでいない時代、こんなくだらない案件にも真摯に対応する弁護士がいると、掲示板は『ネットに強い弁護士』の話で持ちきりとなり、どんな立派な人なのかという話題さえみられた。


しかし、いざ唐沢弁護士を調べてみると、過去にとんでもない不始末をやらかしている人物であることが明らかとなった。

それからは、数多くの不手際や、黒歴史が次々と掘り起こされていく。


また、彼が行った「IPアドレス開示」という法的処置はこれといった実害がなく、個人情報が即座に暴露されるわけではないということが発覚する。(パカ弁を参照)

弁護士の警告だからと真面目に受け取ったネット住民であったが内容は完全なコケオドシであり、このことがネット住民の怒りを買うことになる。


恒心教の誕生

時が経ち、ネット住民による執拗な嫌がらせは再開された。

今度は例の高校生のみならず、唐澤弁護士もネット住民からの嫌がらせの標的になっていた。


唐澤弁護士は依頼人を差し置いて、自分だけ保身を図るような行動を取り始める。

悪意のある書き込みだけでなく、その場にいた無関係な人のIPアドレスまで晒し上げるという「無差別開示」と呼ばれる粗雑な措置を取ってしまい、多くのネット住民からの反感を買った。

このことが唐澤弁護士自身がネット住民から嫌がらせを受ける決定的な要因となったと言われる。


掲示板には過激な行動を起こす者、炎上騒ぎに興味を持つ者が集まり、『どれほどの書き込みなら訴えられるのか』という無茶苦茶なチキンレースへと発展させていく。


その後、唐澤弁護士は掲示板に対して裏取引による削除を持ち掛け、却下される。

IPを開示する対象を間違え、再び無関係な人のIPを晒し、弁護対象である高校生の個人情報を誤って表に出し、事務所のアカウントでアイドルにフォローしたりリプライを送っていた事など、様々な失態が指摘される。

幾多の失態が相次いで報告された結果、掲示板からは「無能弁護士」の烙印を押され、弁護士に同情していた者もいなくなっていく。


彼を取り巻く環境があまりにもネタ性に富んでいることから、『唐澤貴洋』氏を神格化する流れが生まれ、彼から反応を引き出すことを主な目的とした『恒心教』という一つのコンテンツと化してしまった。

一部の者は唐沢弁護士を『尊師』と呼び、彼の所属する事務所は『聖地』と呼ばれ、恒心教を信仰する者は自らを『恒心教徒』と呼んだ。


路線

恒心教の活動形態は思想、内容、場所により○○路線と呼び分けられる。

恒心教をテーマにしたイラストや動画制作は芸術路線に含まれ、pixiv内でのイラストや小説の投稿、ピクシブ百科事典の編集などはpixiv路線と呼ばれる。

最も効果的かつ公正とされているのは、デマやホラ話を下手に拡散せず当事者達の行動を包み隠さず後世に伝える事実追求路線である。

度を越した迷惑行為や犯罪行為に走る過激派悪芋(わるいも)と呼ばれ、悪芋による布教活動を悪芋路線と呼ぶ。


主な悪芋路線

・弁護士の名を騙った全国地方自治体への爆破予告

・これらの集団のよって晒された人物が所有する物品の窃盗や器物損壊

・Googleマップを始めとしたWebサイトの改竄

・サジェスト汚染などを用いた公共機関や私企業に対するサイバー攻撃

・特定の弁護士に対する殺害予告、誹謗中傷

・悪芋の記事に載せられるような問題行動


コミケ路線

コミックマーケットにて恒心関連のグッズを販売するコミケ路線が計画され、同人サークル「亘心綜合音楽事務所」がC88C89に出展したが、後に恒心教を大きく衰退させる内部対立を引き起こした為にサークルは解散、メンバーは全員恒心教徒の攻撃対象とされている。

コミケ路線自体への不信感が募る中で、新たにサークルを作る者も現れるが中々当選には至らなかった。

しかし、C95にてサークル「恒心綜合研究所」がついに当選を果たした。


外部リンク

唐澤貴洋Wiki

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