概要
魔界の者が崇拝する邪悪な龍。神部七龍神が東洋竜であるのに対し、此方は西洋龍の外見を持つ。口から吐く炎はあらゆるモノを焼き尽くし、その羽ばたきは周囲に有るモノ全てを吹き飛ばす。無論魔神が束になって罹って来ても強固な皮膚は武器を通さない。本来ならば初めて目にする魔界の者か、力を有する実力者に従う性質を持つ。ドアクダーは魔神殿の謁見の間に飾られた亡骸を魔界呪術で蘇生し切り札にした。
だが、伝説の救世主によって6番目の骨に傷が付けられた当時のまま復活した為に急所のひとつになっており、真の力を取り戻した龍王の剣によって両断され、封じられていた聖龍妃は体内から脱出し瀕死の重傷を負った虎王を翔龍子へと戻した。
しかし、その鱗は魔界呪術で暗黒の矢を生み出し、骨の1部は秘密裏に星界山に持ち込まれ、魔界シバラクによって切り落とされ、そこから邪虎丸のボディの欠片を採取し妖術を用いて蘇生させた。
第六星界では聖地アソウカを汚し、魔界イサリビが夏鬼丸の激輪を利用し出現させたが、此方は別個体である。
そのルーツは不明だったが、七龍神達と同様に遥か彼方の龍神界に住まう龍神が魔界の瘴気や魔神の海に塗れ暗黒面に堕ちた姿である事が判明する。
