概要
いちから株式会社が提供するアプリケーション、およびバーチャルライバーグループ『にじさんじ』の姉妹グループの一つ。
2018年5月から活動を開始。当初は2名でのスタートだったが、その後SEEDsやVOIZといった他グループの登場を経て、7月初旬に新たに3名が追加され、さらに同月末に4名が追加。これにてメンバーが出揃い、本格始動となった。
「ゲーマーズ」の名前通り、主にデジタルゲームの実況配信に特化したグループ。
従来のライバーたち同様にYouTubeでのライブ配信の他に、OPENREC.tvなどのゲーム専門サイトでも配信をおこなっている。バーチャルYouTuberのみならずプロゲーマーにもアプローチをかけており、双方の新規視聴者層の開拓のための活動も行っている。
ただし、コンセプトは飽くまでも「ゲームを楽しむ」ことであり、メンバーはプロ志向のコアゲーマーからライト向けのビギナーまで様々。また、ゲーム配信をメインとしつつも、従来のライバー同様に雑談枠や歌ってみた動画なども配信している。
同年12月末日を以て、にじさんじ・SEEDs・ゲーマーズの3グループの統合が決定した。
メンバー
第1弾メンバー
- 叶(かなえ)
記憶喪失の青年。通称「ゲーマーズのやばくない方」。
公式紹介文では「突然天使の如く舞い降りてきた超癒し系男子」と謳われているが、その実態はバトルロワイヤル系の対人ゲームやテクニカルな高難易度ゲームを愛するコアゲーマー。記憶喪失らしいのだが平然と幼少期の話題を上げるなど、先輩方の例に漏れず、公式設定を早くも無視した自由なスタイルを確立する。そのゲームスキルも然ることながら、リスナーへの気さくな対応から早くも注目を集めている。長時間配信は当たり前であり、配信をしていない時間は虚無感を覚えるらしい。そのためか、実は本当にやばい方はこっちではという声も上がり始めている。
- 赤羽葉子(あかばね ようこ)
18歳の高校三年生。通称「ゲーマーズのやばい方」。
「ギャル系隠れオタク」と銘打たれているが、初回配信である『POSTAL2』の生プレイにおける奇声や凶行の数々から話題を集めることになる。好きなゲームジャンルはゾンビがいっぱい●せるFPSや謎解き要素のあるホラーゲームなどとのこと。プレイ中はよく叫びよく笑う。音割れするほどの大声量から、リスナーから「鼓膜が破壊された」と訴えられることも。一方で、自分が駄目だと思ったものは視聴者にお出しできないという気遣いを見せる等、意外に繊細な一面も。メンバーが追加されてからは、仲間を思う優しさもよく見られるようになった。デビュー直後から私生活が忙しくなってしまい、配信は非常に稀。
第2弾メンバー(2018年7月6日デビュー)
- 闇夜乃モルル(やみよの もるる)
5000歳の悪魔の女の子。
本来は人間の生き血を吸って生きる種族らしいが、最近になってコーラとラーメンで代用できることを知った。その経歴に反してゆるゆるフワフワとした声が魅力的。配信では、レトロゲームを好んでプレイしている。舌足らずな喋り方から「孫」と呼ばれたこともあったが、本人は「お姉さん」として扱ってほしい模様。そこまで得意ではないらしいが最近のゲームにも触れている模様。
- 本間ひまわり(ほんま ひまわり)
高校二年生。
常に笑顔で明るく朗らかだが、どこか天然な関西女子。ときにはリスナーからのコメントに翻弄されてしまったり、相手のボケを殺してしまうことも。勉強は全般的に苦手らしいが、ゲームでの理解の早さはピカイチ。得意ジャンルは格ゲー。また、ドッキリ系のホラーは苦手としていたが、『Layers of Fear』では、序盤のドッキリ演出をほとんど意に介さず進むサクサクプレイをみせた。…かと思えば「じゃみじゃみ」を極端に怖れるなど、恐怖対象の基準が少し変わっている。あまりの天然に当初は心配もされたが、叶に引けを取らぬフットワークの軽さを発揮し急速に交友関係を広げている。
第3弾メンバー(2018年7月30日デビュー)
- 魔界ノりりむ(まかいの りりむ)
魔界から遊びにやってきたサキュバスの子供。
悪魔の使命があるらしいが、そんなことも忘れてゲームに興じている。過保護な母親がおり、極稀に代理でツイートすることも。
根っからの脳筋プレイヤーであり、対人戦のゲームでは猪突猛進に相手の懐に飛び込んで返り討ちにされることもしばしばであるが、叶やすももといった先導者の指導を受け、見違えるほどの成長をみせている。実は叶のことを一番最初に「にいやん」と呼び始めたらしい。
- 葛葉(くずは)
100歳から年齢を数えていないという吸血鬼。
元は個人で活動していたが、にじさんじ初の外部からの引き抜きという形での採用となった。ただし、ゲーマーズ発足前から既ににじさんじへの所属は決定しており、その頃から叶とも交流していた。
「やってんねぇ!」「○○くん.exe」に代表されるように独特の言語センスを有する。非常食用のペットとしてブタを飼っており、イラスト・動画編集・モデリングといったサポートはそちらが行っている。
- 雪汝(せつな)
雪山に住む24034歳の雪女(もとい雪おっさん)。
人間の文明に興味を持ちゲームを始めた。恥ずかしがり屋なのに目立ちたがり屋というメンd…もとい変わった性格の持ち主で、にじさんじメンバーの中で唯一動画メインで活動している。動画では毎度のようにナンパ、乱闘、Siriとの漫才…などなど、強烈なネタプレイを展開する。なお、ゲームでのトラウマから雪女であるにも関わらず雪山が嫌いらしい。
- 椎名唯華(しいな ゆいか)
高校一年生。
ゲームが大好きな霊能力者の関西女子。色白かつ非常に丸顔なため、よく「大福」と形容される。
日頃からリスナーやゲームの対戦者に対するイキリ・煽り言動が目立つ一方、いざ自身に危機が迫ると命乞いや責任転嫁、相手へのゴマすりといった三下ムーブに転じる。そのせいで「三下」という呼び名が完全に定着してしまい、親交のある同期のりりむをして「ゲーマーズで一番クズ」と言わしめた。
当初は伸び悩む時期もあったが、徐々にそのキャラクター性やゲームでのミラクルプレイなどから注目を集める。最近はグループ内外のVtuberとも積極的に交流をはかっており、ついには運営に反旗(?)を翻す「にじさんじレジスタンス」なるものまで発足してしまった。
卒業したメンバー
- 笹木咲(ささき さく)
第2弾メンバーの1人。高校二年生。
ゲームと水族館が好きな関西女子。のんびり屋だが、ときには相手に辛辣なツッコミを入れたり、勝ちを確信して煽ったりとお口わるわるになることも(直後、それが災いして逆転されるという顛末までが様式美)。単独もしくは二人での配信では饒舌であるのに対し、大人数で集まると「透明になる(本人談)」という言の通り、普段からは想像できないほど静かになってしまうシャイな一面も。
好きなゲームは任天堂系列のゲームとのことで、特に『Splatoon2』をプレイしている。ローラーガチ勢。そのウデマエは確かなもので、同ゲームを同じく愛好する道明寺晴翔(ゲーム部プロジェクト)とはコラボ企画にて接戦を繰り広げた。
2018年11月15日をもって、自身の夢に向かって進むためという理由でにじさんじゲーマーズを卒業、バーチャルライバーとしての活動を終了した。メンバーたちに手厚く見送られながらの旅立ちとなった。
関連タグ
ゲーマーズの運営担当 兼 Vtuberのメガネ美少女。
曰く「水をかけると女性になって、お湯をかけると男性になっちゃう不思議な体質」らしい。
…実際は『Vカツ』を使いバ美肉を手に入れたいわながCOO本人なのだが、その完成度の高さからか、ユーザーローカル社の「バーチャルYouTuberランキング」にてゲーマーズメンバーとして扱われてしまった(その後、本人の否定を受けて修正された)。