自己紹介動画
概要
「にじさんじプロジェクト」に所属するバーチャルライバー(バーチャルYouTuber)。
2018年7月30日、にじさんじの姉妹グループである「にじさんじゲーマーズ」第3弾の1人として葛葉、魔界ノりりむ、雪汝の3名と共にデビュー。その後、2019年からはグループ統合によって他メンバー共々「にじさんじ所属」となる(ゲーマーズ名義は以降「出身」という形で使用している)。
公式プロフィール
学年 | 高校1年生 |
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誕生日 | 4月17日 |
部活 | 帰宅部 |
好きなこと | ゲームをすること、寝ること |
好きなゲーム | スプラトゥーン、Shadowverse、Pokémon GO |
前世 | スコティッシュフォールド |
みんなの前世 | ゴリラ |
イラスト担当 | 神岡ちろる |
ゲームが大好きな関西弁の高校1年生。実は霊能力者。マイペースな性格で、周りのことは気にせずのほほんとしている。そのせいか、よく色々な霊にとり憑かれ、体をのっとられたりする。
人物
一人称は「私(あたし/あちし)」もしくは「椎名さん」。
笹木咲、本間ひまわりらと同じくバーチャル関西出身で、独特のクセを含んだやんわりとした関西弁口調を用いる。公式設定ではのんびり屋でマイペース、丸っこく可愛らしい顔立ちに加えて実にたわわなものをお持ちである。
一見すると「癒やされそうなゆるふわ配信なんだろうなぁ」という想像をふくらませる出で立ちと設定だが、その実態はあの笹木をも上回る強烈な二面性を内包しており、強きに媚び、弱きを詰る……端的にいうと「クズ」である。
リスナーのことは基本「ゴリスナー(ゴリラ+リスナー)」と呼び、事ある毎にマウンティングを図るなど素行の悪い振る舞いを見せ、ゲームにおいてもNPCやオンラインプレイヤーを問わず、相手が自身より劣ると見るやイキリ・煽りプレイを連発し、時には仲間に攻撃すら仕掛ける。その一方で、いざ自分が不利になると途端にしおらしくなり、命乞い、ヨイショ、責任転嫁でなんとか苦境を脱しようとするなど絵に描いたような三下ムーブを繰り出す。
にじさんじゲーマーズでは同期の魔界ノりりむとは「おしぃりぃ」というユニットを組んでおり、度々相方に対して外道ムーブをぶちかます畜生でもある(勿論、逆襲されては三下ムーブをカマすことも恒例)。
そのあまりのクズっぷりから、いつしかリスナーから「プロの三下」「VTuber界の月亭方正」などの異名を付けられる。最近では、その色白で丸っこい顔立ちも相まって「三下白饅頭」「三下いちご大福」などと呼ばれることも。
一方で、Twitterではリスナーからのリプライにマメな返信を行ったり、自身のファンアートに対しても「いいね!」と共に感謝の返信をおこなったりと、配信とは打って変わりファンを大事にする姿が随所でみられており、根は真面目で人情味のある人物であることが伺える。とくに、笹木咲の卒業発表(後述)以降、こうした側面がより真摯に現れるようになり、他ライバーとの交流も積極的におこなうようになった。
主な活動
他のゲーマーズ出身メンバー同様、ゲーム配信をメインに活動している。
当初から『Dead by Daylight(以下DbD)』『Doki Doki Literature Club!』といったSteamの人気タイトルをチョイスする傾向がある一方、最近は中古屋で衝動買いした旧作ゲームをプレイすることも多い。本人の当たり外れもあってなのか、『DbD』『ピカブイ』のように長期に渡ってやり込むこともあれば、一度の配信切りで投げ出してしまうことも少なくない。
また、ゲーム好きのにじさんじメンバーでは最早通例である「ホラーが苦手」も踏襲しており、元々は自身の「霊能力者」という設定を加味して心霊系のホラーに対する強さを誇張していたが、2019年1月にプレイした『CALLING ~黒き着信~』ではこれまでにないビビリっぷりをみせた。
その他、JFNで配信されるラジオ番組『ニコラジパーク』の水曜日レギュラーとしてゆうはむ(葉邑ゆう)、女子高生AIりんなと共にMCを担当している。
主なエピソード
おはクズ論争
元々、椎名は自身の配信における挨拶として「おはしいな(椎名)」もしくは「こんばんしいな」を推していたが、日頃のクズっぷりもあり一部リスナーから、どっかの債務者の配信でお馴染みの挨拶である「おはクズ・・・っ!」が返ってくる流れが定着しつつあった。オリジナルである債務者は、その事実を知り「どういうことだ」と一度椎名の配信を確認したらしいが、彼女がキャラ設定でも名前でもなく日頃の素行でクズ呼ばわりされている事実を知って同情してしまったらしい。
しかし、椎名側が後にその「おはクズ」が他人のものだと知ったものの、「リスナーが勝手に使ってるだけで自分は悪くない」「オリジナルを自称する相手のキャラがそもそもパクリではないか」という言い分で悪びれなかったため、債務者は「一回の使用毎に10万よこせ」と要求している。以降も両者の間では「てんかいじ」「クソ大福」と呼び合うなど罵り合いが続いている。
…因みに、同期の葛葉も同じく「おはクズ」を使用しているが、こちらは「名前の葛(くず)に由来している」と納得している。……もう3人でコラボしろよ。
舞元ハウス
普段の雑談枠などで椎名が背景に使用している和室の画像が、同じにじさんじ内グループであるにじさんじSEEDsの舞元啓介とカブっていることがリスナーによりフィーチャーされて以降、何かと舞元をネタにするようになる(概ね「地主(農家)の舞元家に椎名が居座っている」というもの)。
後に椎名は、舞元のチャンネルで放送された彼のマシュマロ消化配信に出没。偶然にも(?)マシュマロに「椎名の長所を20個あげて」というリクエストがあり、舞元は彼女が見守るプレッシャーの中、見事にこれを完遂する。その後、別マシュマロで「30秒間ジョー・力一の物真似をして」という更なる無茶振りに苦悶する舞元に対し、椎名は「私がやる」と肩代わりを名乗り出て、圧倒的感謝を送られる(因みに椎名はこの力一の物真似を未だに実行していない)。
笹木咲との関係
先にゲーマーズとしてデビューしていた笹木咲とは、当初椎名がライバーとしてなかなか軌道に乗らず、運営からもお叱りを受けたりコラボ相手も見つからないことなどからかなり荒れており、内心「このまま一人で地味にやっていこうか」と諦めかけていた時に、笹木がコラボ相手に自ら名乗りを上げてくれたり、自身を周りに売り出してくれたりなど、とても大きな支えになっていたとのこと。
そんな笹木であったが、10月末に、自らの長年の夢を叶えるために11月15日付の卒業を発表。椎名はじめゲーマーズメンバー(および笹木と交流の深いライバー)はすでにこのことを知らされていたらしいが、発表直後のゲーム配信では、明らかに普段とは違った声色で傷心した様子を見せ、普段はマウンティングに走るリスナーたちも、このときばかりは彼女を心配する言葉を投げかけていた。
その後、本間ひまわりらゲーマーズの仲間と集い笹木の卒業式を企画し、旅立つ彼女を応援するように様々な尽力をおこなった。企画を通して他メンバーともこれまで以上に絆を深め、活動最終日である11月15日には、笹木と椎名、そしてゲーマーズメンバー全員による合唱動画を完成させた。
ゲーマーズとしての活動こそ終了した笹木であるが、椎名たちは以降も彼女との交流を続けていくことを宣言しており、オフでも交流がある椎名に関しては、今後もときどき笹木の近況報告をしていく旨を語っている。
にじさんじレジスタンス結成
日頃、何かと運営からお叱りを受けることが多かった椎名は、3万人記念配信でのリスナーからの質問を受けて「自分のように同じく運営に不満を抱えているライバーはいるのではないか」と話していた所、リスナーに混じっていたにじさんじSEEDsの花畑チャイカや緑仙が名乗りを上げ、(全く話題に加わっていなかった)笹木咲を含む4人での「にじさんじレジスタンス(もしくはにじさんじBOMBERS)」の結成を立案する。因みにリーダーは自身ではなく一番最初に名乗り出たチャイカとし、自身は責任逃れの道を確保した。
当然ながら、飽くまでネタの一つとしての盛り上がりであったが、それから凡そ1ヶ月後の11月15日深夜(直前に笹木が上記の合唱動画を投稿した1時間足らず後)、チャイカのチャンネルにて「レジスタンスラジオ」と題したコラボ配信を実現させた。
…なお、この配信はいちから社長である田角氏やいわながCOOもしっかりと視聴(ロックオン)しており、それに気付いた二人はあっさりと手の平を返して運営ヨイショを展開するダブル三下芸を披露していた(むしろ終始トガっていたのは絵のデザイン料を要求していた彼女かもしれない…)。
ハサミギロチン
Vtuber界隈で『ポケットモンスター Let’s Go ピカチュウ/イーブイ』が流行する中、椎名もまた発売日を皮切りに実況配信を開始する。ときには登場キャラクター(モンスターやライバル)たちに知人や先輩方の名前を引用して付けたり、ときには同じくゲームをプレイしている同期の吸血鬼や債務者にレアモンスターの譲渡をせがんだりなど周囲とのやり取りも相まってか、何時になく熱中すしていた。
そんな中、債務者がV界の友人知人を集い「Vtuberピカブイエキシビショントーナメント」なる企画を立ち上げ、椎名も厳選と練習もそこそこに参戦。第一試合でロボ子さん(ホロライブ)と対戦する。エキシビジョンとはいえ、強豪揃いの大会に向け入念にモンスターを厳選し戦略を巡らせてきたロボ子さんに対し、ゲームの本編最終盤まで属性についてすら曖昧な状態だった椎名は、初手からカイロスのハサミギロチンを連続で選択。30%の確率で相手を一撃で倒すワザなのだが、それがまさかの3回連続でヒットしてしまい、ロボ子さんのパーティを瞬く間に粉砕。無慈悲なギロチンはモンスターだけでなく彼女の心までズタズタに引き裂いてみせた。
その後、第二試合のふくやマスター戦でも最後の一体であるプテラを相手にハサミギロチンを使用するも、マスターが備えていた「みがわり」により無効化されてしまう。
(ここでも1回目でギロチンが発動しているため、実質4回連続でハサミギロチンがヒットしたことになる…“30%”とはなんだったのか)
現状、唯一プテラを倒す術を完全に封じられた椎名は、混乱して取り乱した拍子にウッカリ有線にぶつけてしまい試合が切断。これにより、コントローラーを強く握りすぎてウッカリ本体スリープにしてしまったどっかの御曹司に次ぐ二人目の反則負けとなった。
準決勝敗退という結果に終わったものの、ハサミギロチンを連続ヒットさせるその強運っぷり、加えてリアルハサミギロチンという(本人すら)予想外のオチなどから、本大会のダークホースとしてリスナー・参加者共に強烈なインパクトを残すこととなった。
上記エピソードを得て本人はカイロス(およびハサミギロチン)のことを大変気に入ったらしく、いつか「ハサミギロチン縛りの大会」をやってみたいと語っている。
なお、椎名のカイロスは某吸血鬼との交換で(半ば強引に)入手したモンスターであり、同じく大会に参加し彼女の3タテを見た際には「返してほしい」と嘆いていた。
その他のエピソード
- デビュー当初はかなり荒れていたと自認しており、ある日(映画に見に行く最中)運営元のいちからに怒られ、本人は食い下がったので反省していないと見なされて2日間ソロ配信禁止を受けたこともあった。
- その為、謹慎期間はおしぃりぃを含めたコラボ配信しか活動できなかった。リアル対面を果たしたりりむにはその態度の酷さは認知されているため、マシュマロを介してガチで説教されたこともあった(が、全く響いていない)。
- グループ外では、いちからが制作に協力したバーチャルライバーグループ「有閑喫茶あにまーれ」の稲荷くろむと交流が深く、勝ち気な稲荷と三下気質の椎名という絶妙な親分子分の関係を築いていた。
- あまりにも公式紹介文の「霊能力者」要素がみられないため、叶からは外部でのコラボでがっつり「設定」と言及されてしまった。一応、本人は憑依設定を活用することがあるが…周囲がよくやる某2期生の物真似以上に雑な物真似であるため、ある意味必見。
- レジスタンスの他にもう一つ提案が遭った「にじさんじQOOS(クーズ)」は「クズは私だけだから」という理由で別メンバーで構成されるとのこと。候補は名前に「くず」があるという理由だけで葛葉が選出され、やはりチャイカと同様勝手にリーダー(トカゲのしっぽ)に置かれている。さらにはもっと危険な御曹司も候補に挙げていた。