ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

サンマリノの編集履歴

2019-01-18 20:24:40 バージョン

サンマリノ

さんまりの

サンマリノはヨーロッパにある国。

概要

イタリア半島のほぼ中央に位置する、世界で5番目に小さい国家で正式名はサンマリノ共和国である。国土は世界遺産に登録されている標高749mのティターノ山を中心に広がる丘陵地や山地で、首都のサンマリノ市はティターノ山の頂上にある。国名のサンマリノは、4世紀初め、ローマ皇帝からの迫害を逃れるために、ティターノ山にキリスト教徒のコミュニティーを作った石工の聖(サン)マリノから由来している。

世界一古い共和国

世界で最も古い共和国として知られ、その歴史は古く、ヨーロッパでアメリカ大陸が認知される前には、すでにサンマリノ共和国初代大統領がいたとされ、1631年にローマ教皇に独立が認められて世界最古の共和国になった。

また、各国の国家元首にあたる執政が二人いることでも知られている。これは、権力の集中と腐敗を防ぐためで、60人いる国会議員の中から選ばれる。任期は半年で、任期を終えると3年間再選できない仕組みになっている。

ちなみに・・・

  • サンマリノには職業としての国会議員はおらず、何かしらの仕事をしながら議員を行っている。なので、国家元首が普通の会社員や商店の経営者だったりする。尤も自治体レベルではイタリアでも似たようなもので、地方議員は無報酬、議会は仕事に影響しにくい夜にやっている。
  • 裁判を行う際は、隣国イタリアの裁判官が務めている。「権利義務に影響する」として自国民であることを求める通常の国籍要件とは逆。これは、人口3万人のサンマリノでは国民全員が顔見知りに近いので、自国民では公平・公正な裁判が困難だからである。
  • 2014年6月に、ヨーロッパで初となる日本神社本庁が認めた本格的な神社である『サンマリノ神社』が建立された。
問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました