誰が師匠でも誰が弟子でもない みんなで教え合って助け合うのがシンカリオンの運転士だ!
概要
新幹線超進化研究所が所有する特殊任務ロボット シンカリオンを操縦する運転士(パイロット)を指す言葉。単に「運転士」とも言っているが、現実での定義では手で動かすのが運転手である為に『未知なる驚異から路線と乗客、国土を守る使命を持った戦士』の意味合いとも採れる。
戦闘中の仲間や指令室に常駐するオペレーター指導員達と相互会話する為のインカム付きイヤホンに、乗り手の力や多少のダメージでも破れない厚みを有する専用のプラスチックショルダーアーマー付きゴム製スーツ(プロップデザインの方曰く「ちっとやそっとじゃ破れるスーツではありません(笑)」自身及びシンカリオンTwitter参照)を身に付け、身体の動きを直接伝えるマスタースレイブ方式でシンカリオンに伝達させる。後期開発されたスーツにはジャケットを羽織るタイプもあるが、基本的には脱げない(本来はウエットスーツを基本に様々な付属品や小道具を付けて改良を重ね決定稿にしようとしていた様だが、初期案で通過採用された)。同じ機体でも体格に合わせて装飾が追加される場合もある。
シンカリオン・シムで高得点を叩き出した者が適合率を有すると云われ、現にハヤトが最高成績を挙げた事で誰も動かせなかったE5を起動させた。彼が乗り込む三日前までは大人の運転士達も居たが(一応は設定もあったらしい)、フロストツリーⅡ、及びアイアンスチーマー戦以降は正運転士の座をアキタとツラヌキに譲っている。2回の出撃から大人よりも子供の方が適合率が高いと判明後は全国導入版を筐体版も含め各地へ配布、随時ハイスコアラーが現れると司令長自らが現地確認、交渉と行動が移されるが、当人の意向が最優先される。何かしらの拘りと一芸に優れている傾向も強い。ヒビキが彼らの要素を数値として検出した結果個人差は有れど共通の波形パターンである事も解明され、後にハヤトの鉄道好きに肖って『鉄分』と命名される。兄弟間でも潜在資質は極めて高く、五ツ橋兄弟と清洲兄弟が該当する(女子に関しては未だ不明瞭)。
研究所からはShincaと携帯専用の通称『シンカアプリ』も支給されているが、個々の私的目的優先から任務での情報を内外含め極力制限される場合もある。
だが、超進化速度の凄まじい加速から瞬間的にも身体が耐えられるのを前提で持病や怪我も含めて虫歯一本有っても運転士には成れないらしい。即ち、ハヤト達は全員健康優良児である。ミクの場合は乗り物酔いが発覚したものの、酔い止めの薬で補い乗車や戦闘は可能である。彼ら以外にも運転士は地域の比率はあれど(想像している以上に驚く程)続々と発掘されており、ホクトや蓄積したノウハウを学んだ指導員の下で着実に力を身に付けてはいるが、神出鬼没に現れる『地の底より這い上がりし種族キトラルザス』から繰り出される虚を突かれたアプローチや次々現れる実力者の登場からハヤト達もハイランク保持者として出動訓練やシムを定期的にプレイしている。
大人でも乗車出来るようにと試験的に開発された500こだまをホクトが京都へ出張後も不測の事態に備え訓練を積み重ね研鑽していたものの、矢張り総合数値に於いての適合率は低く、機体が諸刃の剣とも成りかねずシンカリオン各機との連携による短期決戦やクロス合体に主眼を置いている。
彼らとは別に各地方の支部や在来線車両基地、緊急時に捕縛フィールド内へ入線させる場合はテスト運転士なる人物達が代わりにモードシンカンセン状態のシンカリオンを代行運転して走らせている。
運転士としてシンカリオンを動かせる者
ドクターイエロー - 清洲リュウジ
※白長ラン及び白短ランは本編では出ないものとしてアニメディア(学研プラス)2018年5月号のW表紙用に描かれたが、48話でリュウジ以外は公式設定され、新たにフタバ用と白い鉢巻が追加で作られている。
※1.本編では所謂番外扱いだが、あの二人もE5やハヤトの存在を既に知っていた為に運転士と推測する。
※2.3人はOP後期追加映像及び2ndEDに於いて上述3体を操縦する。
※3.ハヤト達大宮組以外の誕生日は不明瞭だったが、オレンジページ発注の『日本を学ぼう!鉄道と旅カレンダー シンカリオンVer.』にミク、ホクト、タツミ以外の運転士の誕生日に印が付けられている。この日付は基の新幹線がマスコミに初めてお披露目された日や、入線した日らしいと鉄道知識の有るファンがシンカリオンTwitterで述べている。