概要
開発元はモノリスソフト。
シオンを主人公とした壮大なスペースオペラ。
3部作となっており、2002年から2006年まで断続的に発売された。
2005年にはEP1のアニメ版「Xenosaga THE ANIMATION」が制作された。
『ゼノギアス』の続編ではないが、ゼノギアスの制作スタッフが続編の制作に関して旧スクウェアと対立した末、退社してモノリスソフトを立ち上げ本作を制作したという経緯があるため、似通った設定がある。
A.G.W.SやE.S.といったメカも登場する。
なお、エピソードII限定版同梱のKOS-MOSフィギュアは顔の造形が凄まじく、モッコス・邪神などと怖れられている。
最近では『プロジェクトクロスゾーン』シリーズやモノリスが開発したゲーム『無限のフロンティア』にKOS-MOSがゲスト出演している。
Pixivのタグとしてはゼノサーガの方が使用されることが多い。
シリーズ
- ゼノサーガ エピソードI[力への意志] (2002年2月28日、PS2)
- ゼノサーガ エピソードI リローディッド[力への意志](2003年11月20日、PS2)
- ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸] (2004年6月24日、PS2)
- ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき] (2006年7月6日、PS2)
- ゼノサーガ フリークス (2004年4月28日、PS2)
- ゼノサーガI・II (2006年3月30日、DS)
ストーリー(エピソードⅠ)
T.C.4767年──発祥の地である地球を棄ててから四千年、人類は未知の存在グノーシスの出現によって、危機に瀕していた。
化粧品から戦艦まで扱う大企業ヴェクターに所属する若き女技術者シオンは、今は亡き恋人の天才科学者ケビンの研究を引き継ぎ、人類を襲う謎の敵「グノーシス」に対抗するアンドロイドKOS-MOSを開発していた。
しかし乗っていた宇宙船が”ゾハル”と呼ばれる謎の物体を回収したことにより、グノーシスの襲撃にあう。グノーシスに接触され死にかけるシオン、だが起動命令も出していないのに何故かひとりでに目覚めたKOS-MOSによって助けられる。
船を脱出したシオン達は、成り行きでM.O.M.O.達と出会い、M.O.M.O.の脳内に封印された、ゾハルや超技術について記された「Y資料」というデータを狙うU-TIC機関やアルベドとの戦いに巻き込まれていく。
キャラクター
(CVはゲームとアニメで声優が異なるものは、ゲーム/TVアニメ版の順)
主要人物
シオン・ウヅキ(CV:前田愛) ヴェクター第一開発局、KOS-MOS開発計画の主幹技師。
KOS-MOS(CV:鈴木麻里子) ヴェクターによって開発された女性型戦闘用アンドロイド。
M.O.M.O.(CV:宍戸留美) 百式汎観測レアリエン(合成人間)のプロトタイプ。
ジギー(CV:江原正士) M.O.M.O.の保護護衛の任を受けた戦闘用サイボーグ。
Jr.(ルベド)(CV:川崎恵理子)クーカイ・ファウンデーションの代表理事の一人。U.R.T.V.の生き残り。
ジン・ウヅキ(CV:田中秀幸) シオンの兄。第二ミルチアで古書店を営んでいる。
アレン・リッジリー(CV:平田広明) KOS-MOS開発計画の副主任。シオンに好意を抱いている。
ヴェクター
食品、薬品、各種ソフトウェア、ハードウェア、果ては兵器や通信に至るまで、およそ文化文明に関する全ての物の生産流通を手がける連邦最大の巨大企業体。
ヴェクターの創設者にして総帥。その素姓、経歴等一切が謎に包まれている。
ヴェクターによってチューンナップを施された特殊なレアリエン。
T-elos (CV:鈴木麻里子)
外見はKOS-MOSに非常に酷似している最新型対グノーシス戦闘用アンドロイド。完全な機械体ではなく、ある人物の肉体を素体としている。
ミユキ・イツミ (CV:宇和川恵美)
ヴェクター第一開発局のシステムプログラマ。シオンの後輩。
テスタメント
ローブと仮面によって素顔を隠した謎の男たち。ヴィルヘルムの手足となって暗躍している。ゼノギアスに登場する重要人物ワイズマンと非常に酷似した服装をしている。
赤のテスタメント。シオンの上司であり恋人だった人物。
青のテスタメント。星団連邦政府軍所属の海兵隊中尉。
ヴォイジャー (CV:辻谷耕史)
ジギーと浅からぬ因縁のある黒のテスタメント。
アルベド・ピアソラ (CV:山寺宏一・幼少期:浦和めぐみ/白石涼子)
ある出来事が原因でウ・ドゥに汚染されたU.R.T.V.変異体。Jr.の双子の弟。
クーカイ・ファウンデーション
U-TIC機関討伐の目的で設立された特殊財団。その後、武装解除され財団化された。主な業務は娯楽観光産業であるが、裏の顔は第二ミルチア政府からの依頼を受け、ゾハルエミュレーターの回収・管理なども行っている。
ガイナン・クーカイ(ニグレド) (CV:山寺宏一・幼少期:高橋美佳子/日比愛子)
特殊財団「クーカイ・ファウンデーション」代表理事。U.R.T.V.の生き残り。
クーカイ・ファウンデーションが所有する戦艦デュランダルのオペレーターを務める女性。
Jr.の不在時には戦艦デュランダルの総指揮代理を務める女性。
U.R.T.V
対ウ・ドゥ生体兵器の総称。ディミトリ・ユーリエフ博士の遺伝子がベースとなっており、669体が生産された。
シトリン(CV:水城レナ)U.R.T.V.変異体の一人。ガイナンと同様にある役割が与えられている。
ディミトリ・ユーリエフ(CV:阪脩)Jr.たちU.R.T.V.を生み出した科学者。
U-TIC機関(オルムス)
正式名称は[Unknown Territory Interventing and Creation]で、「不可知領域への干渉およびその創造」機関という意味。
"ミルチア紛争"に大きく関わっていた組織。十数年間にわたって歴史の表舞台から退いていたが、百式観測器プロトタイプに封印されたY資料を手に入れるべく再び表舞台へと登場する。
マーグリス(CV:中田譲治 / 楠大典)U‐TIC機関総司令であり、オルムスの異端審問官長の一人。
ペレグリー(CV:原えりこ / 山崎和佳奈)U-TIC機関女性司令官。マーグリスを補佐している。
教皇 (CV:大塚周夫)オルムスの最高権力者。
レアリエン
合成人間のこと。分子工学の集大成と言われている。レアリエンには、炭素ベースの人間に近いタイプから、液体金属ベースのタイプまで、用途に合わせた様々な種類が存在する。
ヨアキム・ミズラヒによって設計・開発された次世代タイプの特殊レアリエン。
フェブロニアの妹である双子のレアリエン。
M.O.M.O.開発のためデータ収集を目的に製造された観測用レアリエンの総称。
ミルチア関連
M.O.M.O.の生みの親であり、ミルチア壊滅の原因を作った歴史上最悪の狂人とされる人物。
ユリ・ミズラヒ(CV:進藤尚美)星団連邦接触小委員会専門委員の一人。故ヨアキムの妻。
サクラ・ミズラヒ(CV:浅野真澄) M.O.M.O.のモデルとなった少女。故人。
ヘルマー(CV:池田勝/稲田徹) 第二ミルチア自治政府代表討議員。
その他
プロジェクトゾハルが行われている統合先進技術試験場に幽閉されている少年。
うーくん 白いウサギをモチーフにしたマスコットキャラ。
グノーシス
人類に対して敵対行動をとるという事実以外全てが謎に包まれている存在。実在対象とは切り離された"ある領域"に存在する為、通常、接触は出来ない。
TVアニメ
『Xenosaga THE ANIMATION』のタイトルで2005年1月から3月までテレビ朝日で放送された。
主題歌
- エンディングテーマ「in this serenity」
作詞 - Roland Lennox / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 - 五條真由美
各話リスト
話数 | サブタイトル | 話数 | サブタイトル |
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第1話 | 覚醒 | 第2話 | 轟沈 |
第3話 | 邂逅 | 第4話 | 死地 |
第5話 | 異形 | 第6話 | 投錨 |
第7話 | エンセフェロン | 第8話 | 記憶 |
第9話 | 歌声 | 第10話 | 兵器 |
第11話 | 妄執 | 第12話 | KOS-MOS |
公式サイト
関連イラスト
関連タグ
会社 | モノリスソフト バンダイナムコゲームス(旧ナムコ) |
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シリーズ | ゼノサーガ ゼノギアス ゼノブレイド ゼノシリーズ |
スタッフ | 高橋哲哉 田中久仁彦 CHOCO 光田康典 梶浦由記 |
クロスオーバー作品 | ヴィーナス&ブレイブス namco×CAPCOM 無限のフロンティア 無限のフロンティアEXCEED プロジェクトクロスゾーン |
ロボ | ヴェルトール ヴェルトール・イド ヴィエルジェ デウス |
users入り | ゼノサーガ100users入り ゼノサーガ500users入り ゼノサーガ1000users入り |
邪神 モッコス ちび様 U.R.T.V. | |
モチーフ | キリスト教 哲学 ニーチェ |