カードテキスト
通常モンスター
星2/地属性/獣族/攻 400/守 600
悪魔の角と翼を持つビーバー。
どんぐりを投げつけて攻撃する。
概要
ビーバーのくせに翼を用いて空を飛び、立派な悪魔の角を持っているのに攻撃手段はドングリの投擲と、地味にツッコみ所が多い。
近年では地霊使いアウスが従える使い魔として目立つようになり、カード自体は絶版となって久しいが、その姿を一度も見た事が無いデュエリストは少ないと思われる。
登場した時点で効果なし、攻撃力も種族や属性が同じであるバビロンに劣り、長らく採用の価値は限りなく薄いモンスターとされていた。
しかし「デーモン」モンスターのカテゴリーが確立されたのを機に少しずつ注目を浴びるようになる。
このカードは最もレベルやステータスが低い「デーモン」の一体だったのだ。
「通常モンスター」という点から豊富なサポートカードが存在し、その上でデーモンモンスターのサポートも使用できるのはこのカード以外ではなかなか見られない魅力。
一応悪魔の鏡も同じレベルの通常モンスターだが種族や属性が異なり、攻撃力はデーモン・ビーバーの方が低い(守備力は同じ)ので細かい点でまた違ってくる。
成長するとデーモン・イーターになると思われる。
しかし、憑依装着-アウスのイラストに描かれているモンスターとデーモン・イーターは非常に似ているものの角の形状などに微妙な差異が見られるため、実際のところは不明。
現実での強さ
屑カードである。
屑カードである。
大事な事なので二回記載しました。
はっきり言ってデュエリストはこんな屑カードは使わない。
基本的に効果モンスターや基礎好守が高いモンスターを使うのが基本中の基本。
大会では何らかのデッキのテーマに添うカードを使い、無駄を無くし、1ターン切る系が主流な今のデュエル環境では全く使われない。
しかし、1999年付近の昔の小学生デュエリストは僅かだが使っていた。
と、まあ辛辣なことをかかれているが、攻撃力500以下の非チューナーなので、シンクロなどを交えたファンデッキでは、そこそこ使えた。弱さも使いようである。ランク2の獣族エクシーズの素材にも使えるが、あくまで獣族通常モンスターとしての特長が強いからか、サポート登場までの期間が長かったからか、評価はぱっとせず、上記の酷な文章がまかり通るような代物になってしまっている。
ただ、魚族と獣族との混成カード群、【素早い】など、多少は併用が見込めるカードも増加している他、アニメなどで悪目立ちすることや声優に複雑な心境をぶつけられるような出来事もなかったため、このカードは幾らか扱いに恵まれているとも取れる。