Robertaとは、
- 女性名ロベルタ。Robertaという綴りの場合はイタリア語、スペイン語系である。ブラック・ラグーンの殺戮メイドが有名。
- 『魔法少女まどか☆マギカ』に登場するキャラクター。
本項では、2.について解説する。
概要
『魔法少女まどか☆マギカ』第10話に登場した魔女の一体。暁美ほむらに機関銃で蜂の巣にされた後、手榴弾を投げつけられて倒される。
外観
鳥かごに囲われた下半身の姿。劇中では動かないままこの状態で浮遊しており、どのような攻撃手段を持っているのかは不明。
RobertaまたはRobertという名は愛称が多くあり、そのうちの一つにRobinがある(女性でもこう呼ばれる)。Robinはヨーロッパコマドリの英名でもあり、鳴き声が美しい。Roberta-Robin-小鳥-鳥かごという連想が働いた名前かもしれない。つまり、生前はアイドル歌手かそれに類する職業に従事していた可能性もある。
使い魔
Gotz(ゲッツまたはゴッツ)。その役割は軽薄無思慮。男性のマッチョな肉体と、鳥の頭をコラージュさせたような姿。あまり出番がない。
元の姿?
魔女は魔法少女の成れの果てであることが示されているため、他の魔女と同様彼女の前世を予想するイラストも今後増えていくと思われる。
一瞬で倒されたため情報が少ないが、魔女図鑑には彼女の以前の姿を連想させる記述がある。
また、以下はそれらの情報から推測された人物像である。(どちらも公式設定ではない)
両親に何らかの問題がある少女であり、大人を相手にする商売(キャバクラや援助交際、芸能人など諸説あり)に明け暮れていた。そのストレスから逃れるために酒に溺れ、契約後一旦は好転するものの、幸運は二度は続かず、そのまま転落していく。
使い魔Gotzには魔女図鑑に「馬鹿な男達。何の役にも立たないくせに彼女の気を引こうと足元へ言い寄ってくる」とある。彼女につきまとう男達(不良少年やホスト、客やファンなど)を意味しているのかもしれない。
アルコールや男など、未成年には不相応なキーワードが並ぶが、キュゥべえによれば「魔法少女」という呼称は魔女になる前段階のメタファーとして使っているだけなので、Robertaの前世が「少女」であるとは限らない。
10話放映直後は、下半身のグラマーさから巴マミの魔女体であるという説があった。しかし魔女図鑑の説明が彼女にふさわしくないものだったので、その説は消えた。
同時に、酒好きで上司(男)に不満のある鹿目詢子の魔女体説が浮上したが、家庭円満で夫に愛されている彼女がキュゥべえに目をつけられる可能性は低いだろう。