概要
1979年9月10日生まれ
モンゴルのウランバートル市出身で本名はアルタンガダシーン・フチットバータル。
モンゴル国立農業大学から東京農業大学に転入して同校の相撲部にて活躍した。
元々は母国での教職志望であったが旧知であった朝青龍らの活躍に触発されて在学中より時津風部屋に入門し、2002年7月場所が初土俵となった。
初土俵から2年後の2004年7月場所より新入幕となり、2015年まで10年に渡り幕内の常連として名を連ね小結も3場所務めた。しかし2015年11月場所にて休場、その後悪性リンパ腫となっていた事が明らかとなり休場を続けて闘病を続けたが復帰は叶わず2016年9月場所をもって引退となった。
引退により年寄・間垣を襲名して時津風部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていたが、次第に病状が悪化して2017年1月31日に悪性リンパ腫により37歳の若さで病死した。
その他
- 柔道やモンゴル相撲の経験を活かした足技で知られ、2005年11月場所では技能賞を獲得した。
- モンゴル出身の力士としては初めて日本の大学を出た人物である。
関連人物
モンゴルウランバートル市の柔道教室に通っていた頃からの知人。
夫人が時天空の妹にあたる。
同じ時津風部屋所属の関取。
2003年1月場所では三段目優勝をかけて対戦しており時天空が豊ノ島を下して三段目優勝をしている。