概要
大阪府高槻市の中心にあるJR京都線(東海道本線)の駅で、500m南東には阪急京都線の高槻市駅も存在する。特急はるか、サンダーバードの一部列車が停車。
普通列車の約半数(日中一部時間帯はすべて)はこの駅で折り返す。また朝ラッシュ以外の快速は当駅より京都方面は各駅に停車する。
当駅には駅長を配置。JR京都線の島本駅-吹田駅間の各駅を管理しているが、茨木駅と吹田駅に地区駅長を配置し、茨木駅が千里丘駅を、吹田駅が岸辺駅を管理するので、高槻駅が直接管理するのは島本駅と摂津富田駅のみである。
駅構造
島式ホーム2面4線を単式ホーム2面2線がはさむ4面6線の地上駅。ホームは12両編成に対応。北側には8両編成対応の引き上げ線があり、普通電車が折り返す。引き上げ線の先には高架で上り線を越え、網干総合車両所明石支所高槻派出所につながっている。
改札は橋上駅舎の中央口(すべてののりばにつながる)、地下通路で構外から2-5番のりばにつながる西口、1番のりば専用のきた西口、6番のりば専用のみなみ西口の4か所。
新快速・特急用の1・6番のりばには昇降ロープ柵が設置されている。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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1 | JR京都線 | 上り | 京都・草津・米原・敦賀方面 | 新快速・夕方から21時台までの特急「はるか」 |
北陸線 | 上り | 福井・金沢方面(富山へは金沢で北陸新幹線に乗り換え) | 朝の特急「サンダーバード」 | |
2 | JR京都線 | 上り | 京都・草津方面 | 快速(当駅から普通電車となるものを含む)・京都行き最終に接続する新快速京都行き |
3 | JR京都線 | 上り | 京都方面 | 普通 |
4 | JR京都線 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮・宝塚方面 | 普通 |
5 | JR京都線 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮・姫路方面 | 快速 |
6 | JR京都線 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮・姫路方面 | 新快速・夜の特急「サンダーバード」 |
関西空港線 | 下り | 関西空港方面 | 朝の関空特急「はるか」 |
3・4番のりばは当駅折り返しを含む普通電車しか停まらなくなり、2016年7月16日に大阪寄り4両分にステンレスの安全柵が設置された。また△印の乗車位置表示も消去された。ダイヤが乱れた場合は、上り内側線から4番のりばに当駅折り返しの普通電車が直接入る場合がある。
新快速用のホームを設置したことにより、運転取扱い上の番線は案内上ののりば番号と同一となった。運転取扱い上の番線は以下の通りで、線路の出入りは以下のルートで可能。
- 1番線:1番のりば、上り外側線(本線)。上り外側線から発着可能。
- 2番線:2番のりば、上り内外線(待避線)。上り内側線・外側線から発着可能。引き上げ線につながる。
- 3番線:3番のりば、上り内側線(本線)。上り内側線から発着可能。引き上げ線につながる。
- 4番線:4番のりば、下り内側線(本線)。下り内側線から発着可能。上り内側線から進入可能。引き上げ線につながる。
- 5番線:5番のりば、下り内外線(待避線)。下り内側線・外側線から発着可能。引き上げ線につながる。
- 6番線:6番のりば、下り外側線(本線)。下り外側線から発着可能。
1・6番のりばのホーム設置前は2面8線であり、現在1・6番のりばのホームがある場所に外側待避線があった。現在の2・3・4・5番のりばはそれぞれ1・2・3・4番のりばだった。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | JR京都線 | 上り | 京都・草津方面 | 新快速・快速(高槻から普通電車となるものを含む) |
2 | JR京都線 | 上り | 京都方面 | 普通 |
3 | JR京都線 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮・宝塚方面 | 普通 |
4 | JR京都線 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮・姫路方面 | 新快速・快速 |
運転取扱い上の番線
- 1番線:ホームなし、上り外側線(待避線)
- 2番線:ホームなし、上り外側線(本線)
- 3番線:1番のりば、上り内外線(待避線)
- 4番線:2番のりば、上り内側線(本線)
- 5番線:3番のりば、下り内側線(本線)
- 6番線:4番のりば、下り内外線(待避線)
- 7番線:ホームなし、下り外側線(本線)
- 8番線:ホームなし、下り外側線(待避線)
2015年に外側待避線だった1・8番線を撤去し、新快速用の新しい単式ホームを設置、2016年3月21日にその新しいホームが供用開始された。
利用状況
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は、64,555人である。
- JR西日本の駅では新今宮駅に次いで第11位。
- 利用者は増加傾向なものの、2014年(平成26年)度に岡山駅、2016年(平成28年)度の新今宮駅に抜かれた。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 62,476人 | 124,952人 |
2009年(平成21年)度 | 61,327人 | 122,654人 |
2010年(平成22年)度 | 61,575人 | 123,150人 |
2011年(平成23年)度 | 61,771人 | 123,542人 |
2012年(平成24年)度 | 62,469人 | 124,938人 |
2013年(平成25年)度 | 63,829人 | 127,658人 |
2014年(平成26年)度 | 62,825人 | 125,650人 |
2015年(平成27年)度 | 63,835人 | 127,670人 |
2016年(平成28年)度 | 64,094人 | 128,188人 |
2017年(平成29年)度 | 64,555人 | 129,110人 |
隣の駅
種別 | 京都方面 | 当駅 | 大阪方面 | 備考 |
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| 京都駅 | 高槻駅(JR-A38) | 新大阪駅(JR-A46) | |
快速 | 長岡京駅(JR-A35) | 高槻駅(JR-A38) | 茨木駅(JR-A41) | 朝のみ。京都-西明石間快速 |
快速 | 島本駅(JR-A37) | 高槻駅(JR-A38) | 茨木駅(JR-A41) | 当駅-西明石間快速、当駅から島本方は普通電車として運転 |
普通 | 島本駅(JR-A37) | 高槻駅(JR-A38) | 摂津富田駅(JR-A39) | 全区間各駅停車の普通電車 |
京都市高槻駅
新ホーム供用開始前の昇降式のホーム柵の大阪方面駅名表に京都市内特定区間を意味する「京」の印が入っていた(もちろん誤植)。ソースはこちら