概要
フルネームはベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリス
王族らしい気品と、どことなく儚げな印象を持つ美少女。
Web版では兄弟はおらず、書籍版では実の兄(第一王子のジャティス、今のところ名前のみの登場)がいるが王族故に疎遠なことから寂しい思いをしており、初対面で無礼な立ち居振る舞いをしたカズマを逆に気に入って自ら王宮に招いた。カズマを「お兄ちゃん」「お兄様」と呼び慕っている。
許嫁に隣国エルロードの王子レヴィがいたが…。
クリス率いる銀髪の盗賊団の一員として現れたカズマに、王族の女性として伴侶となる相手に渡すはずだった指輪を窃盗(スティール)で奪われるも、それを気にしたカズマからプレゼントされた子ども向けのおもちゃの指輪を宝としている。
カズマの冒険譚よりもダクネスとの夜の話に食い付きが激しく、カズマの言動や行動に影響され、護衛のクレアには「ダメなところが似てきている」と言われる。
ダクネスは生家ダスティネス家が代々王家に仕えていることもあり、彼女絡みの件では悪影響を与えるのを防ぐべく(普段のドM丸出しの性癖を抑えて)カズマ達に会わせまいとする、場合によってはハニートラップを仕掛けようとするも失敗に終わっている。
王族にしては庶民くさいところがあり、クリスの義賊としての活動にシンパシーを感じたり、カズマから水戸黄門の話を聞いて面白がったりもした。そのためかスピンオフ作品ではお忍びでアクセルの街に赴いて、ちりめん問屋の孫娘「イリス」として世直しを行おうとして、めぐみん達と仲良くなった。ちなみにめぐみんからは子分扱いされている。
エルロード国にカズマ達を護衛に同行させた際はカズマが作ったチャーハンや餃子に舌鼓をうち、「なぜ貴族の食卓に今までこれが出なかったのか?」と言ったり、アクアのマヨネーズごはんに満足したりも。
なお、王家が勇者の血を引いていることや勇者の残した剣「なんとかカリバー」を所持していることもあり、戦闘力はカズマたちをはるかに上回っている。そのため護衛としてついてきたはずのカズマ達が逆に彼女に守られる羽目に遭った。さらにエルロード国を悩ませていた、黄金竜を倒して「ドラゴンスレイヤー」の称号も得ている。
角川スニーカー文庫公式サイトTV化記念キャラクター人気投票では、TVアニメ未登場だったにもかかわらず第3位を獲得した。