概要
『トランスフォーマー』シリーズの女戦士(ウーマンサイバトロン)の一人。
それぞれ似ているだけの別人ではあるが、オートボット所属で、赤と黒を基調としたカラーリングのVTOL戦闘機に変形、そして日本の芸者を彷彿とさせる風貌が共通している。
2013年にハズブロがトランスフォーマー30周年記念の一環として行ったファン投票「Fun Built Bot」で決定した属性を元にデザインされ誕生した。
翌年に『ジェネレーションズ』と『タイタンズリターン』にて玩具化され、後にIDWパブリッシングのアメコミにも重要な役で出演。玩具は日本でも『レジェンズ』のラインで前述の2種の玩具が一部仕様変更して発売された。
IDW
『Dark Cybertron』から登場。女性トランスフォーマーが多く住む惑星カミナス出身で、クロミア、ノーティカ(画像2の→)と共にサイバトロン星に飛来した。メトロプレックスのようなタイタン族の古代語を読み取って意思を伝達できる「シティースピーカー」という特殊能力を持つ。そのあと刊行された『WindBlade』ではクロミアと共に主人公を務めている。
pixivではクロミアのほか、アルマダスタースクリームとのツーショットも投稿されている。
レジェンズ
『レジェンズ』ではLG12とLG62の2種の玩具が発売されており、玩具付属のコミックにて彼女の活躍が描かれているが、『2010』第27話「テレパシー惑星を救え」に登場したザモジン人に製造された監視用トランスフォーマーという立ち位置となっている。同話に登場したザモジン人の機械人形ニジカに酷似しているが、ワスピーターにその事を指摘されると「お姉ちゃんといっしょにするな!」とむくれていた。
最初に発売されたLG12のコミックではザモジン人が自らの実験の為にテレパシーパワーで創り上げた『トランスフォーマーレジェンズ』の世界を滅ぼす為に来襲するが、この世界では自らの想いが現実になると知ったラットルがメトロフレックスを召喚したことであえなく撃退され、プログラムをリセットされてしまった。
続くLG62のコミックにおいてネオあーきはーばらーシティを襲撃するミュータントターゲットマスターの攻撃を受けて負傷してしまうが、這う這うの体でザモジン人のユンカンの元に辿り着いたウイングブレードは、再び彼の操り人形となる交換条件としてニジカのボディを要求。ヘッドマスターとして生まれ変わった彼女はニジカのボディとヘッドオンし、ミュータントターゲットマスターの一掃に成功したが、ユンカンと交わした契約を果たすべくターゲットマスターのポインテックを伴いレジェンズ世界を去っていった。
アドベンチャー
外見について、IDW及びレジェンズから大きな変化はないが、水色が多くなった。
本編より千年前、地球に大きな災いが降りかかると予言した創造神プライマスの密命を受けて地球に飛来し、永い眠りに就いていた。
眠りから覚めた後、地球に墜落した監獄船アルケモア号から脱獄し世界中に逃亡したディセプティコン達と単独で戦ってきた。そのうちの一体のレーザーパウとの戦いでクラウンシティに飛来した際にサイドスワイプと出会い、チームバンブルビーに協力することとなる。